肉に見えるけど肉じゃない!? 代用食が地球を救う

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肉に見えるけど肉じゃない!? 代用食が地球を救う

2018.06.28

提供:マイナビ進学編集部

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肉に見えるけど肉じゃない!? 代用食が地球を救う

カロリーやコレステロールが気になるけど、お肉を食べたい! そんな人のために見た目も食感も肉そのものなのに、100%植物で作られている食べ物があります。このような食べ物を代用食と呼んでいますが、健康という側面だけでなく、地球環境を守る食べ物としても注目されています。今回は代用食の特徴と、代用食の活用で期待できる環境への効果を紹介します。

この記事をまとめると

  • 植物だけで作った肉をはじめ、見た目も食感も似ているが、違う材料で作った食べ物がある
  • 地球の人口が増え肉類への需要が高まっているため、代用食の研究開発が求められている
  • 食物学では、代用食をはじめ、食品の加工や調理法について学べる

まるでお肉そのもの、でもその材料は大豆!

見た目や食感はとても似ているのに、実は違う食材で作られているものを代用食といいます。

大豆で作った肉のような食べ物で、100%植物性のソイミートという食べ物があります。動物性の原料は入っていません。ソイミートで作ったハンバーグやから揚げは、見た目は本物そっくり。食感もとても似ています。素材が違うだけで味付けは変わらないため、知らずに食べて「肉じゃないの!?」と驚く人も珍しくありません。

ソイミートはベジタリアン(菜食主義者)の間で広く知られている食品です。大豆が原料なので、肉と比べてカロリーやコレステロールが低く、ダイエットに励みたい人や、健康上の理由でコレステロールを制限したい人たちからも注目を集めています。

肉の需要が増えて、供給が追い付かなくなる

国連が発表した「世界人口予測2017年度改訂版」によれば、2017年の時点で76億人いる人口は、2050年までに98億人、その先もさらに増え続けると予測されています。

多くの人が肉を食べるため、人口が増えれば当然肉への需要も高まりますが、増え続ける需要に、肉の供給が追い付かなくなることが予想されています。「供給が追いつかないなら、もっと飼育すればよい」という考えもありますが、食肉になる動物も食事をします。その食事の大半は穀物です。今度は動物の餌になる穀物を大量に栽培しなくてはいけません。つまり、たくさんの人々が肉を食べようとすると、莫大な数の家畜と家畜の餌が必要になるのです。

現在、二酸化炭素による地球温暖化が叫ばれていますが、温室効果ガス排出の原因の18%は畜産産業です。さらに氷で覆われていない陸地の3分の1は、家畜の放牧や家畜の餌を作るために利用されています。これ以上家畜を殖やせば温室効果ガスの排出量がさらに増え、地球環境の破壊につながるとも考えられています。

肉のように見えて肉ではないソイミートをはじめとする代用食を利用すれば、家畜の餌を作る量を減らし、人間が食べる食料の生産へと切り替えられます。温室効果ガスの削減につながるだけでなく、食料全般の不足を防げるのです。

科学的な視点で食の問題を解決する方法を学ぶのが食物学

食糧危機が起こり食べ物を奪い合わなくてもよい環境を作るためには、代用食の研究や開発が欠かせません。また、アレルギーや健康上の理由で食べられないものがある人でも、代用食なら、好きなものを食べられます。

食物学では、食物の栄養や料理方法などの他、成分や加工方法、冷凍したときの味の変化まで、幅広く食べ物について学びます。さらに研究を進めれば、自分で新しい代用食を作ることができるかもしれません。食に興味がある人や、人類の未来のために貢献できる学問を学びたいと考えている人は、食物学を専攻してみてはいかがでしょうか。

【出典】
国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター JIRCAS
https://www.jircas.go.jp/ja/program/program_d/blog/20170626
持続可能な「代用肉」をつくるスタートアップが世界を救う|WIRED.jp
https://wired.jp/2017/01/08/sustainable-meat/
株式会社 かるなぁ
http://daizumito.com/

この記事のテーマ
栄養・食物」を解説

食べることから健康な生活にアプローチすることを目的としています。ただ生きるために食べるのではなく、より良く生きるために食べるという考え方です。栄養学は食物に含まれる栄養素について学び、生理学の知識を踏まえ、適切な栄養指導を行います。そのためには栄養学や病理学などの広範な知識も必要です。食物学では人によっては摂取しにくい食材を食べやすくしたり、よりおいしく食べるための調理方法の研究なども行います。

「栄養・食物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「食物学」
はこんな学問です

栄養や食品について専門知識を学び、科学的な視点から食の問題を解決するための学問。食品学、栄養学、調理学を総合的に用いて研究を行う。食品学の視点からは、成分や加工についての専門知識を学び、栄養学の視点からは食品が人の身体にもたらす影響について学ぶ。また、調理学からは加熱や冷凍など食品成分の変化や味について学び、総合的な専門性を身に付ける。生活との関連性が強いことから、家政学、生活科学を併せて学ぶことも多い。

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