【シゴトを知ろう】トラベルコーディネーター 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】トラベルコーディネーター 〜番外編〜

2018.05.31

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】トラベルコーディネーター 〜番外編〜

おいしい食事をする、珍しい建造物を見る、楽しい体験をするといった普段はできない経験をすることで、心に残る思い出をつくれるのが旅行です。私たちの人生を彩る旅の時間づくりを担ってくれるトラベルコーディネーターの仕事に就いている原左奈恵さんに、旅行が生まれる裏側についてお話いただきました。

この記事をまとめると

  • お客さまの要望に応じて、少人数から大人数までさまざまな旅行を企画
  • 年間200本! 限られた予算の中で、最大限魅力的な旅行を企画
  • 中高生を連れて行きたい旅行先はカンボジア!

企画から添乗まで、旅行をトータルにサポート

――お客さまはどのような方が多いのでしょうか?

私が担当している部署では、中学校や高校・専門学校・大学などの学校とお仕事することがほとんどです。中高生の修学旅行や日帰り旅行イベント、英語を学ぶためのホームステイを含む語学研修などがあります。

学校からの要望に応じて旅行を企画し、その企画を選んでもらえた場合は添乗員として旅行に同行もします。人数はさまざまで、50人くらいのこともありますし、時には500〜600人を超えることもあります。


――仕事の範囲について教えてください。

旅行の企画や旅程計画作成から、航空券・宿泊の手配、そして旅行中の添乗まで基本的に全て1人で担当します。日帰り旅行の場合も同様で、例えば、毎年春に新入生が親睦を深めるために1年生全員でカレーを作るイベントをしている学校の仕事では、イベント実施施設の検討・予約、イベント実施場所への往復バスの手配、レクリエーションのお手伝いなども行っています。自分が企画した旅行には原則として同行しますが、語学研修で海外にホームステイするなど期間が長くなる場合は、同行しないこともあります。

添乗の仕事では、先生方やガイドさんと相談して、随時現場の状況を見ながら休憩時間や立ち寄り場所での滞在時間を決め、旅行をスケジュール通りに進めます。私は先生よりも生徒さんに年齢が近いので、仲良くなれるのが楽しいです。自由行動の時にも一緒に行動することがあります(笑)。

毎週企画書を提出するため、電車の中でアイデアを練ることも

原さんが企画したヨーロッパ12泊14日の研修旅行の旅程表や訪問場所が記載されたパンフレット

原さんが企画したヨーロッパ12泊14日の研修旅行の旅程表や訪問場所が記載されたパンフレット

――修学旅行の企画を作るのにどれくらいの時間がかかりますか?

学校から仕様書(旅行の期間、予算、人数、滞在地などの情報を記載した書類)をいただいてから旅行の企画を考え、旅程表などを作ります。企画提出までに与えられる時間は2週間くらいで、「これをやったら面白そう」「あまり行かない場所なら喜んでもらえるかも」と電車に乗っている時でも企画を考えます。案が固まったら企画書を作ります。書類を仕上げるのにだいたい3~4時間かかります。考えている時間はもっと長いですが……。

日々企画を考えていて、週に2、3本は企画を提出します。私が担当している学校はおよそ20校で、日帰りイベントを含めると各学校の旅行行事は1年間に10回程度あるので、年間200本の企画を作っていることになります。1カ月にだいたい15、16本の旅行をコーディネートすることになります。


――旅行をコーディネートする上でどんなことに気を使っていますか?

学校の旅行ですから予算や時間が決まっています。限られた条件の中で、どんなことをどこまでできるのかについて考えます。学校によってあまり予算がないこともあるので、限られた条件の中で最大限に魅力的な旅行を企画するようにしています。

また近年は、受け身ではなく自ら学び発信する能動的な学校教育が進んでいます。そのため語学研修旅行などで英語を学ぶ場合も、ただ聞いて読むのではなくて、積極的なコミュニケーションが取れるように自分から話す、発信するといった学びができる企画が求められています。

修学旅行中に生徒がインフルエンザになるトラブルに遭遇したことも

仕事で訪れたニース(フランス)の海岸沿いで撮影した夕暮れ風景

仕事で訪れたニース(フランス)の海岸沿いで撮影した夕暮れ風景

――これまで旅先でトラブルはありましたか?

生徒さんが集合場所を間違えたり集合時間に遅れたりすることは日常茶飯事なので、トラブルとは呼べませんね(笑)。

一度修学旅行先でインフルエンザになった生徒さんがいました。他の生徒さんに感染する危険があるため、罹患した生徒さんだけ先生の部屋に移して、翌日病院に連れて行きました。場合によっては保護者に迎えにきてもらうこともあります。

他には、海外旅行ではよくあることなのですが、事前にいろいろと調べて、地図を作ったり移動時間を計算したりと入念に準備をしても、いざ現地に行ってみると場所が全く分からないことがあります。途中で通れない道があったりして、1時間で行ける場所のはずが2時間かかってしまったなんてこともありました。


――予算を考えず、自由に高校生向けの旅行を企画するとしたらどこに行きますか?

実は先日弊社で、「夢プログラム」というプレゼンテーション大会がありました。そこで提案した旅行先はカンボジアです。中学生の頃、父親に連れられてカンボジアへ旅行に行ったことがあり、アンコールワットを見てすごく感動したんです。

それまでアンコールワットに特別興味を持っていたわけではなかったのですが、その時に見た幻想的な風景や、荘厳なアンコールワットの背後から上ってくる朝日の美しさなどは、今でも心に残っています。中学校や高校の生徒さんにも、ぜひカンボジアに行ってアンコールワットや現地の寺院を見てきてほしいと思って企画しました。日本ではまずできないような、井戸を掘るなどの体験も組み込んでみました。


旅行は多くの人に楽しい時間を提供してくれます。その時間づくりをサポートできるトラベルコーディネーターのやりがいは大きいでしょう。この仕事は、企画力や営業力、コミュニケーション力が求められます。そして、海外旅行を企画・手配するとなると、英語力も大事です。トラベルコーディネーターとして幅広く、そしてより良い旅行を提供したいと思う人は、今のうちから英語力を磨いておくといいかもしれませんね。


【profile】株式会社阪急交通社 法人団体営業本部東日本営業部教育旅行課一係 原左奈恵

株式会社阪急交通社 http://www.hankyu-travel.co.jp/

写真提供:(3枚目)原左奈恵

この記事のテーマ
旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説

目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。

「旅行・ホテル・ブライダル・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「トラベルコーディネーター」
はこんな仕事です

旅行代理店などで、客がどの地域や国へ行って何をしたいのか、その希望を聞いて的確なプランを企画・提案する。客の目的に合うパッケージツアーやオプショナルツアーを紹介するが、自由に組み立てる個人旅行の手配も行う。その場合は、現地までの移動手段、宿泊先、観光情報の提供や予約・手配を担う。海外・国内ともに観光や地理に関する豊富な知識が重要。海外のチケット手配や宿泊予約の際には、相応の英語スキルも求められる。旅行が好きなら、一般社団法人日本旅行業協会が認定する「トラベルコーディネーター」の資格取得が早道だ。

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