【シゴトを知ろう】トラベルコーディネーター 編

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【シゴトを知ろう】トラベルコーディネーター 編

2018.05.31

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】トラベルコーディネーター 編

高校生の皆さんは、修学旅行で他県や海外に行くことがあるのではないでしょうか。修学旅行のような団体旅行の裏側では、トラベルコーディネーターが活躍しています。学校団体に旅行の企画提案をしたり、旅行に関わるさまざまな手配を行ったりしているトラベルコーディネーターの原左奈恵さんに、仕事内容ややりがいについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 旅行を選んでいただくポイントは「値段」「企画」「人」
  • 「学校旅行に関するトラベルコーディネーター」の仕事に魅力を感じて就職
  • 根性のある体育会系の人に向いている職業

お客さまに合わせた旅行プランをつくる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

主に私立学校団体への旅行営業や企画手配、旅行中は添乗業務を行っています。出来合いの旅行ではなく、お客さまのためにゼロから旅行を計画します。扱う旅行は中学校、高校の修学旅行が大半ですが、海外での語学研修やホームステイに関わる旅行もあります。

人数や期間、目的、旅行先、予算など、学校からいただいた旅行の条件をもとに旅行の計画を立て提案します。期日までに他の旅行会社と同時に費用の見積もりを出し、学校に出向いてプレゼンテーションを行います。

<一日のスケジュール>
08:50 出社
09:00 内勤(資料作成、手配など)
11:00 外出、外回り(1日2、3校程度の学校を回る)
13:00 昼食
17:00 帰社、内勤(見積もりや企画書作成)
19:00 退社


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

提案した旅行をお客さまに選んでいただく際、3つの要素「値段」「企画」「人」が関わってくると思っています。物が同じで値段が安ければ、お客さまは安い方を選びます。でも、企画や内容が良ければ、多少値段が高くても選んでいただけることがあるかもしれません。そして、「原さんが営業してくれたから」という言葉をお客さまからかけていただくと、仕事をしていて良かったと心から思います。

また添乗業務において、旅行先でお客さまと仲良くなることがとても楽しいです。生徒さんたちとは先生方よりも年齢が近いことが多いので、自由時間も一緒に行動することがあります。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

学校は、旅行会社数社(2~6社程度)に企画書や見積もりの提出を求めます。学校によって旅行先や旅行先でしたいことはさまざまで、出来合いの旅行ではなくオーダーメイドで旅行をつくっているため、相当な時間と労力をかけています。それでも他の旅行会社に決まってしまうことがあり、むしろ選んでいただけない方が多いくらいです。

私は営業職で会社から求められる売上目標がありますから、その点で大変だと感じることが多いですね。ですが、その大変さを乗り越えて仕事を受注できた時は喜びもひとしおです。

教員の夢とトラベルコーディネーターの仕事がリンクした

原さんが作成した訪問予定地(ドイツのミュンヘンにあるBMWの工場)の詳細が分かる資料

原さんが作成した訪問予定地(ドイツのミュンヘンにあるBMWの工場)の詳細が分かる資料

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

小学校2年生の頃から学校の先生になりたいという夢があり、中学生、高校生になっても変わらずその夢を持ち続けていました。ところが、大学3年生になっていざ教員の道へと考えた時にふと思ったことがありました。生徒に将来のことや社会のことを教えるに当たって、まだ社会に出ていない私が何を教えられるのだろうということです。教員になるのであれば、一度社会に出なくてはいけないと思ったんです。

そうと決めたらすぐに就職活動に取り掛かり、人と関わることが好きだったので営業職を目指して不動産や人材、広告業界などの会社の採用試験を受け、多くの内定をいただきました。

実は旅行業界は全くといっていいほど視野に入れていなかったのですが、たまたま就職セミナーで弊社の会社説明を聞き、修学旅行など学校団体旅行に関する営業にこれから力を入れていく部分に惹かれました。教員になりたい夢と形は異なるもののリンクしてきますし、教員ではなくても学校や生徒と関わることができると思い、学校旅行に関するトラベルコーディネーターの仕事に魅力を感じました。このような経緯で現在の仕事に就きました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

文理学部の体育学科に進学しました。私は5歳の時に剣道を始め、中学校では関東大会に出場、高校ではインターハイに出場した経験もあります。大学でも剣道部に入って四段を取得するほど、剣道ばかりしていました。中学校・高校の体育教師になって剣道を教えることが夢だったので、大学では保健体育の教員免許を取得するための講義を履修し、体育教師になるために必要なことを学びました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

体育教師になりたいという高校時代の夢はかないませんでしたが、中学校や高校など学校と関わる仕事に就くことはできました。修学旅行や研修旅行に添乗することで、生徒さんたちと一緒に有意義で楽しい経験を作ることは、教師とはまた別の面で高校時代の夢が現在の仕事につながっていると感じますね。

諦めない心とチャレンジ精神が大切

仕事で訪れたマレーシアのモスク前で撮影

仕事で訪れたマレーシアのモスク前で撮影

Q7. どういう人がトラベルコーディネーターに向いていると思いますか?

まず人と接することが好きな人、そして旅行が好きで行動力のある人が向いています。「地球上のいろいろなところに行きたい!」と思っている人にはとても楽しい仕事だと思います。そして、チャレンジ精神のある人もいいでしょう。私のように根性がある体育会系の人も向いていますね。

また、トラベルコーディネーターの仕事は、企画や旅行に関する手配、旅行の添乗を1人で行いますが、会社のスタッフや学校の先生方、訪問地のガイドさんなど多くの人々とのチームワークによって実現する仕事でもあります。ですので、責任感がありチームワークを大切にできる人も向いていると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

メッセージは2つあります。1つ目は今のうちにたくさん旅行をして、知らない場所にも出掛けてみてください。社会に出るとどうしても自分の時間がつくれないですし、海外に行って英語を学ぶような機会もありません。私はこの仕事をしているので国内海外と飛び回ることができますが、今思うと、学生の頃にしっかりと英語を学ぶ経験をしたかったと思うことが多いです。

2つ目は、今取り組んでいる部活や勉強をあきらめずに続けてください。私は、高校時代部活ばかりで成績は良くありませんでしたが、剣道部で目標に向かってひたすら稽古をしていました。ここまであきらめずに続けてきたことだけが唯一の自慢です。その時の仲間とは今でもつながっていますし、剣道で培った体力、忍耐力は今の仕事に必要不可欠であると感じています。あきらめずに続けると見えてくるものが必ずあると思います。


旅行が好き、旅行の楽しさを多くの人に届けたい人はトラベルコーディネーターに目を向けてみてはいかがでしょうか。旅行業に関する資格は多く存在しますが、特別な資格がなくても、旅行代理店などに就職することでできる職業です。将来、仕事として旅行を企画提案したいのであれば、いろいろなところへ旅行をする経験をしてみましょう。


【profile】株式会社阪急交通社 法人団体営業本部東日本営業部教育旅行課一係 原左奈恵

株式会社阪急交通社 http://www.hankyu-travel.co.jp/

写真提供:(3枚目)原左奈恵

この記事のテーマ
旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説

目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。

「旅行・ホテル・ブライダル・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「トラベルコーディネーター」
はこんな仕事です

旅行代理店などで、客がどの地域や国へ行って何をしたいのか、その希望を聞いて的確なプランを企画・提案する。客の目的に合うパッケージツアーやオプショナルツアーを紹介するが、自由に組み立てる個人旅行の手配も行う。その場合は、現地までの移動手段、宿泊先、観光情報の提供や予約・手配を担う。海外・国内ともに観光や地理に関する豊富な知識が重要。海外のチケット手配や宿泊予約の際には、相応の英語スキルも求められる。旅行が好きなら、一般社団法人日本旅行業協会が認定する「トラベルコーディネーター」の資格取得が早道だ。

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