木造の建物は地震に弱いってホント?

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木造の建物は地震に弱いってホント?

2018.04.16

提供:名城大学

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木造の建物は地震に弱いってホント?

木造と鉄筋コンクリートの建物、強いのはどっち?…一般的に木造建築は鉄筋コンクリート建築に比べて、強度が弱いと思われています。しかし名城大学理工学部建築学科の山口和浩先生は、木材の「重さ」に対する強さに着目。地震に耐えうる強さを持つ、木質構造の研究に取り組んでいます。近年、環境の観点からも木造建築に注目が集まっており、海外では木造の高層ビルが作られた例も。山口先生の研究室では、地震の揺れに対応する建物の「制震構造」の実験、設計、評価法の指針の作成を行いながら木質構造の研究を進め、建築の未来を模索しています。

この記事をまとめると

  • 実は木造建築は、鉄筋コンクリート建築を凌ぐ耐震強度を持っている。
  • 「制震構造」の標準化がなされていないため、「効かない制震」が世に広まっている。
  • 海外では木造高層建築の例も。耐震強度の高い木造建築に建設の未来がある。

重さに対する強さを比較すると、木が一番。

「木よりも鉄やコンクリートの方が強いでしょ」と、多くの人が思うように、建物においても、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて木造は地震に弱いイメージがあるようです。でも結論から言えば、鉄骨造や鉄筋コンクリート造よりも、耐震性の高い木造の建築を建てることは可能です。木材は、重さに対する強さ(比強度)で見ると、鉄やコンクリートよりもずっと強いのです。質量×加速度で表される力は、軽ければ軽いほど小さくなるので、軽い木は地震の揺れに対して有利です。耐震性は、阪神淡路大震災以降、とても注目されるようになりました。しかし木質構造の耐震技術はまだ発展途上。そこで取り組んでいるのが木質構造の地震対策、耐震性を向上させるための「制振構造」の研究です。

日本でも高層の木造建築物がたくさん建つ日がやってくる。

制振構造とは、建物内にダンパーと呼ばれるエネルギー吸収部材を入れた構造のこと。ただ、この制振構造をどのように使えばよいのかの指針がなかったため、世の中に“効かない制振”が出回ってしまいました。そこで今行っているのが、効く制振のための実験や設計、評価法の指針の作成です。この指針ができれば、正しい制振構造が広まっていくと思います。近年、新国立競技場の屋根に木材が使われるニュースがあったように、社会では、環境持続性の観点からさまざまな建物を木造で建てる動きが高まっています。海外では、すでに10階建ての高層木造マンションや事務所ビルもありますが、地震の多い日本はまだ開発研究の最中。ただ今後、日本でも同程度の木造建築物がたくさん建つ日も遠くはないでしょう。そんな時代に向けて木質構造の研究をしておけば、建築業界で先端を走る人材になれると思います。

松田 和浩先生から学べる!名城大学理工学部建築学科

(松田 和浩先生のプロフィール)
学生時代に制振構造の専門家と、木構造の専門家の2人の先生のもとで学んだことで、木造の制振構造に関する研究の道に進んだ松田先生。「建物をデザインするよりも、自分が研究開発した部材がいろいろな建物に利用される ことに魅力を感じていました」。

(名城大学理工学部建築学科の学び)
建築学の基礎教育カリキュラムが充実しており、一級建築士の大学別合格者は全国でも上位を誇ります。建築学は女性が社会で活躍できる分野として認知されており、学科全体の約35%が女子学生です。

【広告企画】提供 : 名城大学

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「建築学・意匠」
はこんな学問です

「建築学」は、建築について総合的に学ぶ学問。学ぶ領域は広く、住宅、ビル、超高層建築の生産、建築資材の研究開発、災害時の安全対策など現代建築の建築工学分野と、団地や道路の造成、都市計画などの都市工学に加え、歴史的な建築物、集落の保存や復元についても研究する。「意匠」は、建築物を美学的に捉えて芸術的意義を追究する学問。建築物や街並み、自然環境、構造や材料についても美学的に追究して評価する。

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