【シゴトを知ろう】ツアーコンダクター編

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【シゴトを知ろう】ツアーコンダクター編

2018.05.07

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ツアーコンダクター編

国内外のツアーを引率し、快適な旅を演出するツアーコンダクター。ツアーが旅程どおり安全に進むように調整を行うのが主な役割ですが、参加者への細やかな気配りや思いやりも忘れません。

今回は、株式会社ニッコウトラベルでツアーコンダクターとして活躍している新井悠太さんに、仕事の魅力や学生時代のエピソードを伺いました。

この記事をまとめると

  • 旅行ツアーを旅程どおりに安全に進めていく仕事
  • トラブルに対処するには、冷静さと相手に寄り添う気持ちが必要
  • 世界中の旅先で見る景色にはお客さまと一緒に感動

トラブルを乗り越え、旅の感動を共有できる喜び

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
ツアーコンダクターはお客さまが安全に安心して旅行を楽しめるように、現地に同行し裏方としてお手伝いする仕事です。日程表通りに進むようにガイドやドライバー、ホテルスタッフの方々と相談しながら観光を進めていきます。観光地を案内してくれるガイドが英語を話す場合は分かりやすいように通訳もします。

観光や移動にかかった時間や道の混み具合、美術館の開館時間などを次に同行する人のために詳しく書き残すことも重要です。それが何よりも最新の情報になるので、その後のツアーの企画にも生かされていくんです。その他マニュアル以外にも、ツアー中にお客さまが負担に感じることを極力なくすためにできることをいつも探しています。

<一日のスケジュール>
6:30 お客様の朝食ケア、その後荷物の確認やチェックアウト業務
9:00 観光出発、昼食を含んだ終日観光を案内
16:30 ホテルチェックイン業務、部屋の不具合やお客様の体調をお部屋までお伺い
19:00 お客様との夕食
22:00 業務報告書や旅日記の作成、明日の準備後就寝
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
何といっても、世界中に自分の足で行って本物の景色と出合えるのがこの仕事の大きな魅力です。私はもともと旅行が好きで、プライベートでも海外に行きます。最近は1月にオーストラリアへ行ってきました。

ツアー中も私自身が旅先の空気を心から楽しんでいるので、お客さまにも同じ喜びを味わっていただきたいです。細かな仕事はたくさんありますが、全てはこの喜びをお客さまに100パーセント味わっていただきたいという一心ですね。世界中の絶景を目の当たりにしてはお客さまと一緒に感動する毎日です。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
大変といえば旅先での細かなトラブルです。ツアー中はトラブルが全く起きないことのほうが少ないです。普段と違う環境で海外ですと時差もありますので、私も含めお客さまは体調を崩しやすくなります。その他パスポートや財布をなくしてしまうなどトラブルは尽きません。また楽しみにしていた観光の日が天気に恵まれるとも限りません。お客さまの立場に立てば、実は悩みの種はもっと多いのかもしれません。

でもそんなとき、私たちツアーコンダクターの対応次第ではトラブルを最小限に抑えてお客さまの不安をなくすことができるかもしれないのです。大切なのは私自身が落ち着いて最善の判断をすることと、一人ひとりと心のこもった対話をすることです。

研修ではさまざまなトラブルを想定して対処法を学びます。社内でも年に数回、同行したツアーでどんなトラブルがあったかを全社員で共有して対策・改善に取り組んでいます。もちろん経験を重ねてこそ判断できるようになる部分が大きいので日々勉強ですが、正しい判断をするためには相手の立場に立って思いやる気持ちが大事だと思っています。

20歳で初めて行ったヨーロッパに圧倒されて

笑顔で答えてくださった新井さん

笑顔で答えてくださった新井さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でツアーコンダクターの仕事に就きましたか?
 
学生時代から旅行が好きで、友人と車を借りて東北や九州を巡ったりハワイへ行ったりしました。この頃からある程度みんなの中心になって行き先を決めていたかもしれないです。

また、20歳の時に大学の休暇期間を利用して1カ月間イギリスでホームステイをしました。初めてのヨーロッパで怖い気持ちもありましたが、そこで全く違う世界に圧倒されたことが今の仕事を志すきっかけになりました。「私がその魅力を発信したい」と思ったのです。

それでも帰国後は国際関係の仕事を何となく想像するにとどまっていました。就職活動の時期に改めて「何が自分にとって楽しいか」を考えたらやっぱり旅行でしたので、旅行会社を中心に就職活動をして今の会社に入社しました。

 
Q5. 大学では何を学びましたか?
 
主に国際経済を学んでいました。国際経済学部で海外の歴史や文化、言葉にたくさん触れていたので、自然と身に付いた知識が役立っていることは大きいかもしれません。国際関係の背景を探っていくとその国々の歴史を知ることにもなるのです。

国際経済学部ということもあって他の学部よりも英語の授業が週2回ほど多かったのですが、大学生の時は勉強熱心ではなかったので、この仕事に就くことになってから必死で英語を勉強しました(笑)。今でもツアー前には訪れる土地固有の単語や特殊な表現は猛勉強していきます。今度はギリシャへ行くので、勉強すべきことが多いですね。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
正直、高校時代は自分と向き合って将来について考えることはありませんでした。「今楽しいと思うことを全力でやればいい」と思っていました。派手なエピソードはありませんが、学校の行事を一つ一つ楽しんでいました。体育祭では応援団の副団長だったこともあります。社会人になってからは「20年後30年後にはこうありたい」と考えるようにはなりましたが、自分が楽しいと思うことをしているという点では高校生の頃と変わらないのかもしれません。

また、飲食店やおもちゃ屋で長くアルバイトをしていたので、会話の楽しさや人に喜んでもらえた時のうれしさは少なからず今につながっているでしょうね。

信頼される人でいることが一番大切

Q7. どういう人がツアーコンダクターの仕事に向いていると思いますか?
 
人を楽しませることが好きな人ならもちろん向いていますが、信頼されることが一番大切だと思います。未知の場所で不安も多い中、信頼してついていける存在がいるということこそがお客さまにとっての安心につながります。

私はまだ慣れない頃に行ったツアーでお客さまに「そんなに震えなくていいのよ」と和ませていただいたことがありました。緊張と責任感が伝わってしまったのです。自分では分かりませんが、最近は経験も積んで堂々とできるようになったと言っていただけることが増え、うれしいです。

当社はお客さまの年齢層が比較的高いので、大きな声でゆっくりはっきりと話ができるというのも大事です。結局は相手のことを想像して積極的に助け合える人、相手を思いやる言葉使いができる人が向いているのかなと思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
ぜひ海外にたくさん行ってほしいです。私はもともと行動範囲の狭い性格で地元から出ませんでしたが、イギリスに行って世界観が変わりました。特に大学生になれば休暇期間も長いので有意義に使ってください。

海外に限らず国内にもまだ見ぬ魅力があるはずです。私も夏休みや春休みに遠出をしました。奄美諸島の一つ沖永良部島の観光協会でインターンをしたり、琵琶湖で行われる子どものサマーキャンプへ行ったりして、各地に人のつながりができました。実際に足を運んで音や匂いを感じて、現地の人たちが食べている食事を味わっていただきたいです。
 

高校生の頃から自分にとって楽しいことを全力でやってきたという新井さん。一つ一つの場を楽しむ心が一緒にいる人たちも明るくします。漠然と夢見ていた国際関係の仕事をしたいという思いも楽しみながら進むことで実現させました。

「旅行が好き」「人の喜ぶ顔が好き」そんな思いを大切に楽しんで努力を重ねることが、人に信頼される魅力あふれるツアーコンダクターになる秘訣なのかもしれません。
 
 
【profile】株式会社ニッコウトラベル 第2営業企画部 新井悠太
公式HP:https://www.nikkotravel.co.jp

この記事のテーマ
旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説

目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。

「旅行・ホテル・ブライダル・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ツアーコンダクター」
はこんな仕事です

旅行会社が企画するツアーで参加者を引率する仕事。いわゆる「添乗員さん」。ツアーが計画通りかつ安全に、そしてスムーズに進むように、交通機関や訪問先施設などとの調整を行うのが主な役割。同時にツアー参加者が快適に旅を楽しむことができるよう、細やかな気配りをすることも求められる。働き方としては、旅行会社への勤務だけでなく、添乗員派遣会社に所属するケースも多い。また、ツアーコンダクターになるためには、観光庁が認定する「旅程管理主任者」の資格が必要となる。

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