【シゴトを知ろう】シナリオライター(劇作家) ~番外編~

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【シゴトを知ろう】シナリオライター(劇作家) ~番外編~

2018.04.27

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】シナリオライター(劇作家) ~番外編~

演劇や映画、ドラマ、アニメ、ゲーム……皆さんが普段接している作品のほとんどに、台本が存在しています。そしてその台本のストーリーはもちろん、登場人物の一人ひとりの言葉、仕草や話し方などを書いていくのがシナリオライターや劇作家の仕事です。

今回は、演劇や映画を中心に活躍するシナリオライターで劇作家の瀬戸山美咲さんに、仕事の裏側や創作にまつわる話について教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 日本劇作家協会では新人戯曲賞の運営に携わっている
  • 文章力をつけるには本を読むことが役立つ
  • 実際に起きた出来事と、それによる個人の内面変化を丁寧に書いていきたい

ゼロから企画を考えることもあれば、原作がある依頼がくることも

――シナリオにはさまざまな分野があると思いますが、それぞれの違いなどがあれば教えてください。

私は今、主に演劇、映画、ラジオドラマの台本を書いています。過去には、テレビドラマやゲームの台本を書いたこともあります。どの媒体でもプロデューサーや監督から依頼がきて一緒にゼロから企画を考えることもあれば、すでに原作がある状態で依頼されることもあります。自分が主催する劇団の作品の場合は、自分で企画を立てて劇場に持ち込み、上演の相談をします。
 
 
――瀬戸山さんは日本劇作家協会でもご活躍中だと聞きました。協会ではどのような事業に携わっていますか?

日本劇作家協会*は劇作家の権利を守るために設立された団体です。上演量の基準を示し、趣味の延長と思われがちな劇作を、職業として認知してもらうことを目指しています。その中で、私は新しい才能を世に送り出す新人戯曲賞の運営などに携わっています。

*日本劇作家協会…1993年創設。プロとアマチュアの分け隔てなく、劇作に携わる全ての人に参加する資格のある協会である。劇作家大会の開催や、新進劇作家の登竜門とも言える新人戯曲賞、劇作家育成のためのワークショップなど多岐にわたる事業を行っている。
 

インスピレーションは「ちゃんと感じて生きる」ことで得られる

――文章力や構成力を養うために行っていることがあれば教えてください。

文章力をつけるには本を読むと良いと思います。
構成力は、とにかく「人に伝える」ことを意識していれば身に付くと思います。演劇でも映像でも、物語は「時間」の推移とともに進むので、時間に沿ってお客さんの心理をどう誘導していくかを考えることが大事です。


――創作にあたって、どうやってインスピレーションを得ていますか?

インスピレーションは、「ちゃんと感じて生きる」ことからやってくると思っています。驚き、喜び、違和感、嫌悪感……日々のいろいろな感情と向き合い、それについて人と話すうちに降りてくることが多いです。また、インスピレーションが降りてこないときは、書いている題材について自分が理解できていないことが多いので、まずはちゃんと把握するために細部まで調べるようにしています。


――瀬戸山さんが興味を持っている題材があれば教えてください。

私は実際に起きた出来事を題材にしながら、人がそれに対してどう感じたかということを丁寧に書きたいと思っています。具体的に言うと、外側で起こっていることと、それによる個人の内面の変化を注意深く見て書いていきたいです。

また、今特に興味がある題材は「原子力と人間の関係」で、この題材はライフワークとして今後も向き合っていきたいと思っています。

誰かの見ている景色を少しでも変えることができればうれしい

――最近の仕事の中で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

2011年9月に自分の劇団で上演した『ホットパーティクル』という作品です。東日本大震災から半年間の自分自身の話を舞台化しました。そのときの自分の実感を同じ時を生きているお客さんと共有できたことは、とても貴重な経験でした。


――最後に、仕事の中で一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

達成感というのはなかなか得られません。いつもできなかったことや分からなかったことが残ります。でも、それが次につながるのです。いつまでたってもつかめない「本当のこと」を考え続けるために、この仕事をしていると思います。「これだ」と思える作品が書けたら辞めてしまうかもしれませんが、そんなことは絶対にないと思うので、これからも続けるつもりです。

ただ、自分の書いたもので誰かの見ている景色を少しでも変えることができれば、それはとてもうれしいことだと思います。そうやって少しずつ、人の心を動かしていけたらいいなと思います。
 

「物語を書く」ためには特別なきっかけが必要な気がしてしまいますが、まずは日々の出来事に対して自分はどう感じたか、一つひとつと丁寧に向き合っていくことがインスピレーションにつながるのですね。この仕事に興味がある方は、日記などに自分の思いを綴ってみると良いかもしれません。
 

【profile】ミナモザ 瀬戸山美咲
ミナモザ公式HP:http://minamoza.com/
オリガミクスパートナーズ株式会社プロフィールページ:http://www.origamix.co.jp/misaki-setoyama

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「シナリオライター」
はこんな仕事です

映画やテレビドラマ、舞台、アニメやゲームの脚本家のことを指し、制作対象は幅広い。原作自体を自ら手がける場合と、小説や漫画の原作者のストーリーからシナリオを起こす場合がある。シナリオ(脚本)作成の前には、あらすじや構成をまとめた「プロット」を練って作成。また、シナリオ原稿にはせりふだけでなく、「ト書き」というシチュエーションや登場人物の行動、舞台演出の説明を入れる決まりもあり、ルールにのっとって書く必要がある。インターネットの他、携帯のゲームやドラマも台頭し、求人は増えつつある。

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