【シゴトを知ろう】醸造家 ~番外編~

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】醸造家 ~番外編~

2018.04.24

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】醸造家 ~番外編~

各地方のお土産品として見かける「地ビール」。これは、小さな工場で作られているクラフトビールの一種です。東京都内でもビール工場は急速に増えていますが、実際にクラフトビールの醸造に携わっている株式会社麦酒企画の藤川貴之さんに、ビール醸造の裏側や仕事の「あるある」話を教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 他の店でビールを飲むときに、つい鼻を近づけてアロマを嗅いでしまう
  • お客様からの要望があった種類や自分が作ってみたい種類から製作していく
  • 醸造家には、ヨーグルトや納豆などの発酵食品をあえて食べない人もいる

造る人や店によって違いが出るのもクラフトビールの面白いところ

――この仕事ならではの「あるある」話や、プライベートでもついやってしまう癖を教えてください。

他の店でビールを飲むときに、つい鼻を近づけてアロマを嗅いでしまいます。ビールの香りづけにはホップを使いますが、フルーティーなものから草っぽいものまでいろいろな種類があります。ですので、「このビールは何のホップを使っているのかな?」と興味が湧くのです。メニューに原料が書いてある場合は、「これを使うとこういう色、味になるんだ」とチェックします。


――店によっても違いがあるんですね。藤川さんの店舗にあるビールは何種類あるのですか?

私のいる新宿店のビールは8種類あり、麦酒工房全店舗共通のものは3種類です。今、ビール好きからはトラピストビール(*)という種類が人気ですが、これだけでもいろいろなレシピがあります。その中で、自分が作ったビールがおいしいと言ってもらえるとうれしいです。このように作る人や店舗によって違いが出るのもクラフトビールの面白いところですね。

*トラピストビール:ヨーロッパのトラピスト会修道院のもとで作られる、伝統的な上面発酵のビールのこと。
 

――新しい種類のビールを作る際は、どうやって企画していますか?
 
基本的にはお客様から飲みたいと声が上がったビール、自分たちが飲んで作ってみたいと感じたビールを試作します。時々、分量を間違って作ったビールがおいしいと言われて驚くこともあります(笑)。

ビール職人は納豆やキムチを控えている!?

――醸造家になってから知った、この仕事の意外な事実はありますか?

醸造家には、ヨーグルト、納豆、キムチといった発酵食品を食べないようにしている人がいることです。なぜかというと、これらの食品に含まれる菌は強力で、発酵中のビールに入ると汚染されたり、味が変わったりするという説があるからです。実際のところどれだけ影響があるのかは分かりませんが、念のため私も、普段からヨーグルトや納豆は食べないように心掛けています。

初めて作った思い入れのある「ブラウンエール」

――最後に、仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

入社して初めて自分で作ったビールにはやっぱり思い入れがあります。先輩に見てもらいながら作り、無事出来上がってお客様に飲んでもらえた時は感動しました。当時一緒に入社した5、6人の醸造家それぞれに割り振られた種類のビールを作成しましたが、私が担当したのは「ブラウンエール」というビールでした。色が濃い目の種類で、エースモルトやチョコレートモルトなどの焙煎された麦芽を入れることで、ローストされた香りと茶色の色付けができるんです。これを飲んだお客様の反応を事細かに覚えているわけではありませんが、悪い反応ではなかったと思います。

今後は旬のフルーツや野菜なども取り入れて、お客様の要望に応えていろいろなビールを作っていきたいです。


トラピストビールやブラウンエールなど、ビールの名前が登場しましたが、他にはどんな特徴を持つ種類があるのでしょうか。使う原料によって香りや味、色合いを変えられる分、作り手のセンスや発想もビール作りに生かすことができそうですね

 
【profile】株式会社麦酒企画 醸造部 藤川貴之
公式HP:http://beerkobo.web.fc2.com/

【出典】
キリンビール大学 No.97 BEER STYLE NOTE トラピストビール
http://www.kirin.co.jp/entertainment/daigaku/ZMG/dst/no97/

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「醸造家」
はこんな仕事です

微生物の発酵作用を応用して、酒や食品を造る人の総称。ワイン、ビール、清酒、しょうゆ、みそ、みりん、チーズなど、その種類はさまざま。また、醸造に用いる酵素やこうじの種類や技術もさまざまである。醸造家になるには、生物学や化学の知識があった方が有利。大学の醸造学科や化学系の学科を卒業した後、酒造メーカーや食品メーカー、ワイナリー、ブルワリーなどに就職して経験を積み、一人前になっていくのが一般的である。生物の力を借りて発酵、貯蔵といった長い過程を経て製品にしていくため、根気や観察力が必要だ。

「醸造家」について詳しく見る

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける