【シゴトを知ろう】オークション会社で働く人 編

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【シゴトを知ろう】オークション会社で働く人 編

2018.04.13

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】オークション会社で働く人 編

「オークション」と聞くとインターネット上で行われるものと想像する人が多いかもしれません。しかしもともとは美術品やブランド品を出品し、会場で最も良い購入条件を提示した入札者に売るというものです。今回は、企業が出品する古物のオークションを主催する株式会社TOP Jの酒井瑛さんに、日々の仕事内容について伺いました。

この記事をまとめると

  • 古物を扱う企業と企業のマッチングの場としてオークションを開催している
  • 商品に傷を付けないように取り扱い、検品することに何よりも注意を払う
  • 良い意味でも悪い意味でも変わっている人、凝り性の人に向いている仕事

「面白そう」という興味からこの業界に飛び込んだ

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
私が働いている会社の業務は、端的に言えば古物を扱う企業と企業のマッチングの場を提供することです。そのマッチングの手段としてオークションを行っています。例えば、企業Aでは不要な商品でも、その商品を必要としている企業Bもいます。それぞれの企業のお客様の層、ニーズに沿わない商品をオークションに出してもらうことにより、商品の物々交換を円滑に手間なく行う手伝いをしているのです。オークションの準備・当日の進行をしたり、間に入って交渉をしたりといった通常のオークション業務をすることによって、国内のリユース品の物流にも貢献しています。

<一日のスケジュール>
10:00 出社、メールチェック。オークションに向けての出品商品の検品
午後 開催されたオークションの事後対応、お客様への電話対応
19:00 退社
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
この仕事をして感じることは、毎回異なる商品と出合えることと、普段身近にないものから得られる非日常感です。この仕事を始める前、私はブランド品を自分で買うこともなく、魅力を感じたこともありませんでした。この業界に飛び込んだきっかけは、ただ「面白そう」という単純な動機だったのです。それが仕事をしていくにつれ、普段自分が触れることがない超高額な商品や、知り得なかったレアものに出合えることが最高の楽しみとなりました。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
商品の取り扱いや、オークションの事後交渉が大変だと感じます。お客様からお預かりした商品に傷を付けないよう取り扱い、状態を検品することには何よりも注意を払っています。例えば時計なら複雑な構造のものもあるため、傷を付けないことはもちろん、操作の仕方にも気を遣います。また、ダイヤモンドなどの宝石類は、親油性といって油が浸透しやすいので素手で触らないようにし、バッグ類はペン跡などが付かないようにするのが注意すべき点です。

オークションの事後交渉は買主様と売主様との間に入って、あくまで中立な立場から交渉を進めるため、両者の妥協点、着地点を見つけるのに苦労を重ねています。

ブランドの知識はなかったが、仕事を通して学んでいった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でオークション会社の仕事に就きましたか?
 
私は本当に「面白そうだな」という興味のみで、この業界に飛び込みました。商品やブランドの知識は特に持っておらず、むしろ、ブランドといえばルイ・ヴィトン、ロレックス、オメガくらいしか知らなかったんです。そのため、知識や経験は入社してから習得していきましたが、今では人並み以上の知識を持つことができました。何より扱う商材のうち、どのジャンルでも良いのでまずは興味を持つことが、この仕事において大切になってくると思います。

 
Q5. 大学では何を学びましたか?
 
私は法学部に進学し、法律について学んでいました。法律に関する知識で今の仕事に役立っていることは正直ありませんが、今までの勉学の経験を通して「分からないことは自分で調べる」「それでも分からなかったら人に聞く」ということが今の自分の知識のベースになっていると思います。

 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
当時の夢は検事、裁判官になることでした。中学生になる頃にはすでに思い描いており、大学の学部選択にも影響しています。今の仕事に直結しているわけではありませんが、人生においては「後につながることをやろう」と意識して行動を狭めるより、まずは関心のある分野に触れてみてから、「何らかの形で後につなげていこう」という思いを持つことが大切だと思います。

今のうちにいろいろな人と出会って経験を積んでほしい

Q7. どういう人がオークション会社の仕事に向いていると思いますか?
 
良い意味でも、悪い意味でも変わっている人が向いていると思います。例えば、時計の中身をずっと見ていられるような人です。凝り性の人にとっては、好きになればどっぷりとはまることができる魅力のある仕事だと思います。

また、オークションの事業では接客という業務もあります。ですので、お客様とコミュニケーションをとることが苦ではない、どちらかというと人付き合いが好きな人のほうが向いていると思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
ブランド品の勉強は特に必要ありません。仕事をしていれば知識は後からついてくるものです。それよりも、今のうちにいろいろな人と出会って、いろいろな経験を積んで、どんな人に対しても対応できる力を養っておくと良いと思います。この業界は、ものにお金で価値をつける世界がなくならない限りずっと続いていきます。そんな業界を盛り上げるためにも、若い力は必要になっていくので、ぜひ魅力を感じていただけたらと思います。そして何より、今あるその時間を無駄にしないように、精一杯過ごしてくださいね。
 

「面白そう」という興味からこの業界に飛び込んだという酒井さん。一口に「オークション」といっても、扱うもの、落札の手順、客層はさまざまです。「私もこの仕事をやってみたい」という人は、自分の関心のある商品を取り扱っているオークション会社があるか調べてみると良いかもしれませんね。
 

【profile】株式会社TOP J 酒井瑛
会社公式HP: http://top-j.co.jp/

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「オークション会社で働く人」
はこんな仕事です

オークションとは「競売」のことを指し、オークション会社は美術品や工芸品、宝石などのオークションの企画・運営を担う。オークションの仕事に関わるには、オークション会社に就職し、働きながら知識を習得するというのが一般的。また、美術知識はもちろん顧客との交渉なども行うので、コミュニケーション能力や交渉力が求められる。特に必須資格はないが「学芸員」などの資格があると役立つことも多い。普段、一般的になかなか見られない芸術品を目にする機会も多く、働きながら美的センスや審美眼を養うことができる。

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