夏の霧には要注意?「光化学スモッグ」って一体なに?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

夏の霧には要注意?「光化学スモッグ」って一体なに?

2015.11.11

提供元:マイナビ進学編集部

夏の霧には要注意?「光化学スモッグ」って一体なに?

排気ガスが紫外線にあたって化学変化を起こす、身体にも有害な「光化学スモッグ」。発生の仕組みと身体への影響について解説します。

この記事をまとめると

  • 光化学スモッグは、高温・微風・日差しが強いといった3条件で発生する
  • 目がチカチカする、涙が出る、のどが痛いなど症状がさまざま
  • 環境学を学ぶことは、光化学スモッグ対策にも役立つ

光化学スモッグってどんな現象?

屋外にいるときに、「光化学スモッグ注意報」という放送を聞いたことがある人は多いと思います。特に夏場の猛暑のときに聞くことってありますよね。人間の体にはよくないということは分かる光化学スモッグですが、詳しいことはよく分からないという方、意外と多いのではないでしょうか。

「光化学スモッグ」を簡単に説明すると、自動車や工場から排出される窒素酸化物や炭化水素が太陽の紫外線を受けて化学変化を起こすことで生まれる、光化学オキシダントという有害な物質によるものです。この物質は、強力な酸化作用を持っているため、健康被害を引き起こす恐れがあります。

発生の仕組みと体への影響

光化学スモッグが発生する期間は主に4~10月。陽射しが強く気温が高く 風が弱いなどの気象条件が重なり、光化学オキシダントが大気中で拡散されずにとどまり、濃度が高くなると発生する確率が高まります。

空気中の光化学オキシダントの濃度が0.12ppmに達すると、注意報が各自治体から発令されます。ちなみに、濃度0.1ppmを超えると、粘膜に強い刺激を与えるため、「目がチカチカする、目が痛い、涙が出る」「のどが痛い、せきが出る、息苦しい」といった症状を引き起こすことがあります。そのため、光化学スモッグ警報が発令したら、屋内に避難するだけでなく、なるべく窓やカーテンも閉めて、外気との接触を抑えることが大切です。

近年、光化学スモッグが増えている

光化学スモッグは一時期発生が減少していました。1970年代は、日本は高度成長期以降に発生し、さまざまな公害、自動車の排気ガスなどが社会問題になりました。その中で、光化学スモッグの発生も続出しましたが、その後、工場の大気汚染物質の排出については、規制が進み、光化学スモッグも発生しにくくなりました。

しかし近年、紫外線の増加、ヒートアイランド現象の影響、地球温暖化問題などの影響から、光化学スモッグの発生の確率が高まっています。赤ちゃんをはじめとした小さな子どもやお年寄りの人は、健康な成人よりも被害を受けやすいので、特に注意が必要です。

光化学スモッグは大気汚染であり、環境問題です。このような環境問題への対策は、よりよい未来の暮らしを考えるうえで、私たちにとって大きな課題になります。「環境学」という学問では、環境問題ははじめ、人間や社会、自然環境との相互関係について研究します。

環境問題を減らしたい、この地球の環境と向き合ってみたいと考えている人は、環境学を通じて知識を深めてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

「環境学」について詳しく見る