値段を下げても売れない商品がある!? 経済の原則からかけ離れた珍しいケースとは?

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値段を下げても売れない商品がある!? 経済の原則からかけ離れた珍しいケースとは?

2018.06.07

提供:マイナビ進学編集部

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値段を下げても売れない商品がある!? 経済の原則からかけ離れた珍しいケースとは?

買い物をするとき、「高いな、もう少し安ければ買うのに」と購入を迷った経験はありませんか? 値段が下がれば商品を買う人が増えるのが普通です。ところが、値段を下げても買う人が増えない、売れないケースがあります。「値段を下げてもものが売れない」状況とは、どういうことなのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 商品の値段は、欲しいと思う人が多ければ上がり、少なければ下がる経済の原則がある
  • 原則に沿わない非常に珍しいケースがあり、それをギッフェン財と呼ぶ
  • 価格上昇や下落のしくみなど、ものの値段の変化や原理を学べるのは経済学

需要が高ければ値段が上がり、需要が低いと値段が下がる

欲しいものがあってネットオークションをチェックしたことはありますか? オークションでは、出品者が付けた値段に対し、「欲しい」と思う人が入札して落札します。「欲しい」と思う人がたくさんいた場合、その商品を落札するために出品された品物の値段が上がりますし、あとから同じ商品を出品しようとする人は「あの商品が○○円で落札されたから、自分のものもそれくらいの値段で落札される可能性が高い」と考えます。
反対に「この値段で買いたい」と思う人がいなければ誰も入札しないため、出品者は値段を下げて出品し直すでしょう。そのうち「この値段なら買ってもいいかな」と思う人が出てきたところで取引が行われます。

値段が高くても、欲しいと思う人が多ければ商品は売れますし、その商品の数が欲しいと思う人の数に対して少なければ、商品は値上がりします。しかし上がりすぎたら誰も買わなくなり、ある程度まで値上がりすると、今度は「買ってもらえる値段」を求めて少しずつ値下がりします。

商品に価値を感じる人が少ない場合「この値段なら払ってもいい」と多くの人が思うラインまで商品の値段は下がります。しかしずっと下がり続けるのではなく、ある一定の価格になると「こんなに安いなら買おう」という人が増えるので、価格はまた上昇します。
商品の値段は、需要がどれくらいあるかに左右され、ちょうど良いところでバランスを取ろうとします。これが経済の原則です。

値段が下がり続けても需要が増えない稀なケースがギッフェン財

経済の原則では、商品の値段がある程度まで下がれば、少しずつ需要が増えて価格は下げ止まり、需要とバランスが取れる位置を探してちょうど良いところに落ち着きます。
ところが、この原則に当てはまらず、値段がどれだけ下がってもまったく需要が喚起されないという珍しいケースがあります。これを「ギッフェン財」と呼びます。

ギッフェン財の例として出されるのがジャガイモです。
ある貧しい国では、ジャガイモの値段が安いので、人々はいつもジャガイモを食べていました。しかし食べ飽きてうんざりしていたので、ジャガイモ以外のものを食べたいと、誰もが思っていました。このような状態でジャガイモが値下がりしても、人々は「安くなったからもっとジャガイモを買おう」とは思いません。むしろ、「ジャガイモが安くなった分、浮いたお金で違う食料を買おう」と考え、人々の需要はジャガイモ以外へ向かいます。ジャガイモはどれだけ値下がりしても需要が増えないため、下げ止まりが起きないのです。
ギッフェン財は特殊な状況下で生まれる例ですが、納得できる話ですよね。

身近な商品の価格変化から世界的なお金の流れまで学べるのが経済学

オークションやフリーマーケットでの値段付けは、とても身近な経済活動です。また、皆さんの家族が「スーパーで値下がりしていたから」とついでに買った一品も、経済のしくみに動かされた結果だといえます。

今は高くて手が出ないと思う商品も、「この値段では買わない」という消費者が増えてくると次第に値下がりします。経済の原則を知っていれば急いで買わず、値段がバランスを取りながら少しずつ下がり、安くなるのをじっと待つことができます。

商品に付けられた値段の変化やその理由、背景、そして例外となる珍しいケースを学べるのが「経済学」です。実際の生活に役立ちそうな身近な経済から、世界的な視野でお金の流れを捉えるグローバルな経済、また経済の歴史、原理など、とても幅広い内容を扱っています。
「なぜこの商品は値下がりしたんだろう?」「もっと安くなるのかな?」そんな疑問を感じている人は経済学をチェックしてみてください。


【出典】
ギッフェン財とは
http://www.keiei.ne.jp/keyword/3163/

茂木喜久雄 「試験対応らくらくミクロ経済学」

exBuzzwords
http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_3547.html

この記事のテーマ
経済・経営・商学」を解説

そもそも「どうすればお互いにとって必要な物資が手に入れられるか」という極めて単純な動機から始まった商取引が、極めて高度に煩雑化してしまいました。だからといって、すでに引き返すことができないのは事実であり、現状を正確に把握して最適な選択をするのが私たちの役割でしょう。しかも、単純に取引価格だけですべてが決まる時代ではありません。国家間の争いや異常気象など、カバーしなければならない要素が目白押しです。

「経済・経営・商学」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「経済学」
はこんな学問です

人間の生活に必要なものを生産して流通させる経済活動を研究対象とし、その歴史や仕組み、法則性などを明らかにする学問である。まず、経済にはマクロとミクロの視点があり、マクロ経済学では国レベルでの景気動向や経済成長について研究し、ミクロ経済学では、個人消費や企業活動の分析が中心となる。また、市場経済に焦点を当てるマクロ・ミクロの経済学だけでは経済のすべてを学ぶことはできない。たとえば、環境や福祉といった公共性の強い分野を研究する環境経済学、公共経済学などの科目もある。

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