花粉が飛ぶ距離は想像以上!? 都市部でも高層マンションでも花粉は追いかけてくる!

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花粉が飛ぶ距離は想像以上!? 都市部でも高層マンションでも花粉は追いかけてくる!

2018.03.26

提供:マイナビ進学編集部

花粉が飛ぶ距離は想像以上!? 都市部でも高層マンションでも花粉は追いかけてくる!

樹木が芽吹く暖かい季節、陽気な雰囲気とは裏腹に花粉症で憂鬱になる人もいるのではないでしょうか。森林があるわけでもないアスファルトの街で一体どうしてこんなにも花粉に悩まされるのか。花粉の驚くべき性質を理解し、正しい対策を見ていきましょう。

この記事をまとめると

  • 広範囲に舞う花粉は300km移動し、アスファルトの多い都市では2次飛散が起こりやすい
  • 雨や夜の日は安心、という認識は間違い
  • きちんとした知識を学ぶことで予防力は高まる

風で運ばれる花粉の移動距離は100kmを超える!

東京都が10年毎に実施している花粉症患者実態調査では、スギ花粉症の人の数が増えており、平成28年度版の調査では48.8%になると推定されました。原因は乳幼児の食物アレルギーの増加や、遺伝的要因、スギ花粉量の増加などがいわれています。しかしそもそもなぜ森林が多いわけでもない大都市でも花粉が飛散しているのでしょうか。

実は花粉は風に巻き上げられることによって、10kmから300km離れたところまで運ばれるといわれています。これだけの移動距離があれば都市部だからといって花粉の被害がないと安心することはできません。また花粉は飛散した後、落下し土壌に吸収されますが、アスファルトの多い都市では土に吸い込まれることなく再び舞い上がるため、2次飛散が起こるのです。

「高層住宅なら花粉は入ってこないでしょ」と思うかもしれませんが、安心できません。2階までの低層住宅、3階から5階の中層住宅、6階以上の高層住宅で調査したところによると、高層になればなるほど多くの花粉が採取されているのです。15階の室内では花粉が多く観測されており、高層マンションでも花粉が室内に入ってくることを示しています。

雨でも夜でも安心はできない

雨の日は花粉が少ないと考え、普段の花粉対策を緩くする人もいるのではないでしょうか。確かに雨天時には花粉飛散量は減少します。しかし逆に、雨の降り始めは花粉飛散量が増加することがあります。そのため雨が降りそうだからと花粉対策を怠ると、思わぬことになりかねません。また雨が降った翌日は、日中に飛散せず雨とともに落下した花粉が舞い上がるため、より注意が必要です。

夜はあまり花粉が飛ばないから大丈夫という人もいますが、答えはNo! 夕方は日中に舞い上がった花粉が落下し、夜、落下した花粉が吸収されず再度飛散している可能性があります。日中ではないからといって花粉はないと考えるのは危険です。

また、衣服についた花粉が室内に持ち込まれることで花粉症の症状が出ることも。家に入る前に衣服から花粉を落としておくことも重要です。

花粉対策を万全にするには正しい知識が必要

花粉症は花粉の性質を理解し、きちんとした対策をすることが重要です。例えばマスクや眼鏡は症状を大きく軽減する効果があります。通常のマスクやメガネでも花粉の量は半分以下になるといわれており、花粉症用のマスクやメガネを使用すればさらに効果が期待できます。

花粉は20μmから50μmほどの大きさのものが多く、最も多いスギ花粉は約30μmです。そのため目の粗いガーゼマスクでも防ぐことができますが、ガーゼマスクではウィルスや細菌は通してしまうので、不織物マスクを使用したほうがより効果があります。また、室内に持ち込まれる花粉を防ぐには空気洗浄機も有効で、玄関などの花粉侵入経路に置いておくことで、外から入ってくる花粉を軽減します。

目に見えにくい花粉は、どこでどれくらい舞っているか把握できません。正しい知識を学び、対策をすることではじめて予防が可能になるのです。

このように、あらゆる衛生対策は漫然と行動しているだけでは予防することができません。「保険衛生学」は正しい知識を身に付けて、健康保持増進のために多くのことを学ぶ学問です。普段の生活で活用できるしっかりした知識を学ぶことは、この先ずっと役に立つことでしょう。そんな保険衛生学について一度調べてみてはいかがでしょうか。


【参考】
花粉
https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/bikaseki/2-kafun.html

的確な花粉治療のために
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000077514.pdf

花粉症環境保健マニュアル-2014年1月改訂版-
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual.html

花粉症患者実態調査報告書
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/12/18/14.html

花粉飛散時における環境汚染物質の影響とアレルゲン物質の放出挙動
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jar/29/S1/29_s197/_pdf

住宅等における花粉の侵入と被曝量
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/66/548/66_KJ00004226401/_pdf

飛沫感染、マスクの予防効果は?
https://www.asahi.com/articles/ASK1N65LBK1NUBQU00J.html

「夜と雨の日は安心」は大間違い 花粉症対策のウソ
https://style.nikkei.com/article/DGXDZO39454650Z00C12A3W13001

家庭用空気清浄機による花粉症抑制効果の検討
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/57/9-10/57_KJ00005111300/_article/-char/ja/

この記事のテーマ
体育・健康・スポーツ」を解説

病気やケガの予防や予後のケアを通して、人々が健やかに暮らせるようにするのが、健康学の理念です。食生活や運動などのライフスタイルや心理状態、検査やリハビリテーションなど、学ぶ内容は多岐にわたります。体育やスポーツは、健康を維持するための身近な方法であるとともに、人生を豊かにする趣味であったり、人によっては職業になることもあります。競技技術の向上だけではなく、メンタルや栄養、指導者のスキルも学びます。

「体育・健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「保健衛生学」
はこんな学問です

病気の予防や健康の保持増進について学び、そのための環境づくりを研究する学問である。病気の要因がどこにあるのかを、心理的要因や生活環境にまで広げて解明し、健康障害をどう防ぐのかなどを追究する。生活習慣病や環境に起因する疾病・障害、予防医学の重要性が高まっている今、必要性が高いといえる学問である。医療系、看護系、リハビリテーション系の学校・養成機関などで学ぶことができる。

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