古典芸能をボーカロイドで再現できるようになる日がくるかもしれない!?

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古典芸能をボーカロイドで再現できるようになる日がくるかもしれない!?

2018.04.16

提供:法政大学

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古典芸能をボーカロイドで再現できるようになる日がくるかもしれない!?

みなさんは、古典芸能の「能楽」を鑑賞したことはありますか? テレビや学校の授業で触れたことがあるという人もいるかもしれませんね。能楽は、舞踊とストーリー、謡(うたい)の3つの要素から構成されています。謡には西洋音楽のような楽譜はありませんが、その謡をデジタル分析し、音符化する研究が行われているんです。コンピュータと古典芸能、まるで関係がないように見える2つの接点を知ることで、近い将来、コンピュータで古典芸能を再現できるようになるかもしれません。

この記事をまとめると

  • アニメの声をボーカロイドではなく声優が担当するわけ
  • 西洋音楽と日本音楽の違い
  • 理系分野の4つの学部で、多彩な学びができる法政大学

進化したCGアニメ…声だけはコンピュータで作れなかった?

コンピュータ技術といえば、アニメの映像も近頃はCGで表現されることが多くなっています。ところが、アニメのセリフは音声合成技術のボーカロイドなどを使わず、声優さんが担当しています。いったいなぜなんでしょう?

伊藤教授によれば「人の声によるコミュニケーションには、それだけデリケートで複雑なニュアンスが無数にある」のだそう。つまり、現代の科学では、まだアニメの登場人物の複雑な心理やニュアンスを科学技術を使って表現することが難しいからなのかもしれません。伊藤教授は、だからこそ、人の声にはまだまだ科学的解明の余地があると言います。

「能楽」も同じで、面や衣装、舞(まい)、ストーリーについては研究が進んでいるものの、謡については、まだ研究が及んでいない部分が多くあります。「能楽」は、お芝居の“ストーリー”が、“謡(うたい)”と呼ばれる台詞や歌、“舞(まい)”と呼ばれる動きによって表現されますが、教授は謡を題材として、デジタル解析を進めています。それにより、古来日本人が培ってきた独自のメロディーや声のニュアンスについて、科学的な分析を行っているのです。

西洋のメロディーでは捉えきれない、日本のメロディー

伊藤教授の言う「楽譜」とは、私たちが知っているものとはかなり違います。みなさんが音楽の授業などでよく見る、一般的なドレミは、ヨーロッパで生まれたものですが、アジア、特に日本古来の旋律には、西洋の音階では捉えられない周波数のものが多数あると言います。

たとえば西洋音楽のビブラートは、音程がある一定の範囲の中で小さく変化しますが、能楽の謡には、音程を超えた大きな幅のビブラートが所々に出てくるのだそうです。伊藤教授が考え出した楽譜は、そうした独自のメロディーをコンピュータ解析し、<音の高さ><時間>の2つの軸が滑らかに変化するように表したものです。

その楽譜を用いれば、ボーカロイドを使ってコンピュータに謡わせることも夢ではありません。実際に、この楽譜を使った音を聞いた人によると、能楽の微妙なニュアンスも表現できているそう。この技術が確立すれば、能楽の文化継承や発展に大きく役立つことになるかもしれません。

法政大学で理系分野を幅広く学び、自分にしかできない研究をしよう!

謡の解析を進めるうちに、伊藤教授は「能楽」のメロディーは関西弁のアクセントと共通した波形があることを発見しました。まだ仮説の段階だそうですが、能楽はタイムカプセルのようなもので、能楽が完成した室町時代初期の関西言葉のイントネーションが、秘められている可能性があるのだとか。

このように、情報科学は、未来の技術だけではなく、歴史的文化のナゾにも迫ることができる、研究の幅が広いことが特徴です。

法政大学には、伊藤教授の研究室がある「情報科学部」のほか、「デザイン工学部」「理工学部」「生命科学部」を含む4つの理系学部があります。それぞれの学部で独自のカリキュラムに加え、専門的な研究ができるプログラムやコースが充実しています。
特に、情報科学部は、「コンピュータ基礎」「情報システム」「メディア科学」の3つをコース領域の軸として、学生全員が、基礎知識と技術をしっかりと身につけられるカリキュラムを用意しています。

今後、より一層急速に進化していく情報社会の中では情報科学は特に重要になっていきます。法政大学の幅広い学びを通して、社会に羽ばたける自分だけの研究をしてみませんか。

【広告企画】提供 : 法政大学

この記事のテーマ
情報学・通信」を解説

情報通信産業には、通信業、放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業、映像・音声・文字情報制作業の5分野があります。近年は各分野の垣根が取り払われつつありますが、なかでも注目されているのが、インターネットに代表されるコンピュータを介した情報通信工学でしょう。高度に情報化が進んだ現代において、安全保障や経済政策はもちろんのこと、日常生活に至るあらゆるシーンで必要とされる、活躍の場の広い学問です。

「情報学・通信」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「情報工学」
はこんな学問です

情報工学の研究対象は、コンピュータ端末のハードとソフトに始まり、情報通信を数学的に考察する情報理論、さらにさまざま通信技術、マルチメディア技術に及ぶ。研究する分野も幅広く、コンピュータを設計してコンピュータシステムを構築する「計算機工学」、情報システムの設計・プログラミング・データベースなどを扱う「ソフトウェア」、現実の問題をコンピュータと数学を用いて解決する「数理情報工学」などがある。

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