水の上を歩ける生態を応用した、アメンボ型ロボットが世界を救う?

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水の上を歩ける生態を応用した、アメンボ型ロボットが世界を救う?

2018.06.14

提供:マイナビ進学編集部

水の上を歩ける生態を応用した、アメンボ型ロボットが世界を救う?

糸のような細い足にスリムな胴体という、特徴的な姿形をしているアメンボ。そんなアメンボと同じような形をしたロボットが開発されて話題となっています。このロボットは、形だけでなく動きもアメンボをまねて作られたそう。一体どんなロボットで、何を目的に作られたのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 韓国の大学チームがアメンボ型のロボットを開発した
  • このロボットはアメンボが水の上を歩く仕組みを応用したもの
  • 生物の生態を応用した技術開発が、世界を救うかもしれない

韓国の大学チームが開発したロボットは、アメンボそっくり!

生物とロボットは全くの別物である――そんな風に思っている人は多いのではないでしょうか。しかし実際には、生物の生態を研究したうえで、その仕組みをロボットなどの技術開発に応用する例がたくさんあります。例えば、アメンボを模倣して作られた、水面をジャンプするロボットです。

韓国ソウル大学の研究チームが、アメンボそっくりの小型ロボットを開発したと発表しました。小型ロボットの外観はまさにアメンボそのもの。アメンボと同じように水の上に浮かび、さらに高くジャンプする動きもそっくりです。

研究チームは、アメンボが水の上に浮く仕組みやジャンプしながら移動する動作を細かく観察し、その動きをロボットに応用しました。それではそもそも、なぜアメンボは沈むことなく水面に浮き、高くジャンプすることができるのでしょうか。

アメンボが水の上でジャンプできるのはなぜ?

アメンボが沈まずに水面に浮いていられる理由は、体が約40mgととても軽く、細かい毛で水を弾くからです。アメンボの中足と後ろ足の先には、体から分泌される油に覆われた毛がたくさん生えています。油が水を弾き、水を弾く細かい毛が無数にあるおかげで、アメンボは浮くことができるのです。

水面からジャンプする時は、いったん足を四方に押し広げた後、胴体に素早く引き寄せる動作を見せます。足を広げることで水面が波立ち、ところどころにへこみができます。このへこみが平面に戻る時、水面に発生した力がジャンプの原動力となり、アメンボの体を空中へと押し上げるのです。

見た目も動きもアメンボそっくりな災害対策用ロボット

韓国チームが開発したアメンボ型ロボットは、アメンボと同じように胴体が華奢なので重い荷物を運ぶことはできませんが、小型カメラを搭載することで水害発生時に人が立ち入れないエリアの探査ができるのでは、と期待されています。

そして日本でもアメンボ型ロボットの研究が進んでいます。大学の研究チームが開発しているロボットは約80センチの大型タイプで、かなりがっしりとした作りになっています。韓国のロボット同様、災害が発生した際に活躍することが期待されています。

アメンボが高くジャンプできる理由を解明したのは、生物学。世の中にはアメンボだけでなく、さまざまな動物の生態を研究し、製品開発などに生かされている例がたくさんあります。将来生き物の知られざる生態を解明したい人や新たな機器の開発に携わりたい人は、生物学を学んではいかがでしょうか。


【参考サイト】
田んぼの総合情報サイト・くぼたのたんぼ|アメンボはどうして水の上を歩けるの?
http://www.tanbo-kubota.co.jp/env/creature/skater.html

FUTURUS(フトゥールス)|まるでアメンボ!韓国製災害用ロボットは水面をジャンプする
https://nge.jp/2015/08/08/post-112314 

世界をログする書き起こしメディア・logmi|アメンボのように跳び、タコのように色を変える–生物を模倣して作られたロボットたち
http://logmi.jp/176898

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物学」
はこんな学問です

マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する学問である。人間を含めた動物・植物・微生物など、あらゆる生命体が研究対象となる。主な研究分野としては、タンパク質を中心にした生体内の高分子の機能をその構造から研究する「構造生物学」、生態系の構成要素である生物と環境の関わりを研究する「環境生態学」などがある。

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