皮まで食べられる幻のバナナ、「もんげーバナナ」に世間が注目!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

皮まで食べられる幻のバナナ、「もんげーバナナ」に世間が注目!

2018.06.01

提供:マイナビ進学編集部

皮まで食べられる幻のバナナ、「もんげーバナナ」に世間が注目!

突然ですが、皆さんは日頃どんな果物を食べていますか? リンゴやオレンジ、イチゴなど、スーパーにはさまざまな果物が並んでいます。中でも安価で私たちの生活に身近な果物はバナナ。栄養価も高くおやつなどにぴったりですよね。そんなバナナですが、皮まで食べることができる驚きの品種が登場したそうです。

この記事をまとめると

  • もんげーバナナは糖度が高く香りも豊か。皮まで食べることができる
  • もんげーバナナは寒さが厳しい本州でも栽培できる
  • もんげーバナナ誕生の背景には、バイオテクノロジーの存在があった

皮まで食べられる「もんげーバナナ」って、どんなバナナ?

皮まで食べることができる驚きのバナナは、岡山県にある株式会社 D&Tファームによって生産されています。そのバナナの名前は、「もんげーバナナ」 。「もんげー(もんげえ)」は岡山弁で「ものすごい」という意味。つまりもんげーバナナは、ものすごいバナナということになります。

もんげーバナナは通常のバナナに比べて糖度が高く、強い粘りと豊かな香りを特徴としています。そして、その皮は一般的なバナナよりも薄くて渋味が無いため、皮ごと食べることが可能。農薬や化学肥料を使わずに大切に育てられているので、安全なのだとか。

1日にわずかな量しか収穫できないため手に入りにくく、幻のバナナとも称される もんげーバナナですが、その一本のお値段はおよそ650円から、贈答用のものは1,500円程度となっています。お値段ももんげーですが、その確かな味が愛され、大人気商品として注目を集めているのです。

もんげーバナナがすごいのには、もう一つの理由があった!

実はこのもんげーバナナ、皮まで食べられること以外にも、ある大きな特徴があるのです。それは、「岡山県で栽培されている」ということ。市場に流通しているバナナは、その99.9%以上が海外から輸入されたものです。これはバナナが熱帯、亜熱帯地域の植物であり、厳しい冬がある日本、特に本州の環境では育てることが難しいためです。

熱帯地域の植物であるバナナを、なぜ本州で育てることができるのか。その秘密は、「凍結解凍覚醒法」という独自の技術にありました。

現在地球上にあるのは「はるか昔に氷河期を生き抜き、繁殖してきた植物たち」の子孫です。熱帯地域に生育していても、その遺伝子には氷河期を乗り越えた記憶が刻まれているはず。このユニークな発想を基に、凍結解凍覚醒法は生まれました。

まず熱帯植物の種子や細胞をトレハロース溶液に浸し、半年もの時間をかけて「マイナス60度」までゆっくりと凍結します。このプロセスは「耐寒性遺伝子情報覚醒技術」と名付けられており、種子や細胞がかつて経験した「氷河期」を再現。厳しい寒さの中生き延びてきた記憶を思い出させるため、氷河期の環境を体験させようというのです。

その後凍結した種子や細胞は、解凍すると暖かさを感じて目覚め始めます。 そして氷河期を疑似体験した結果、「寒さに耐えうる能力」をつけるのです。

バイオテクノロジーによって生み出されたもんげーバナナ!

株式会社 D&Tファームでは、凍結解凍覚醒法だけではなく、細胞壁を破壊した植物細胞同士を融合させる「プロトプラスト近縁種合成技術」も用いられています。これは遺伝子操作とはまた違う、新しい作物を生み出すテクノロジーの一つです。

もんげーバナナのような珍しいバナナが生まれた背景には、耐寒性遺伝子情報覚醒技術や、プロトプラスト近縁種合成技術といったバイオテクノロジーの存在があったんですね。現在、これらの技術を用いて、バナナ以外にもパパイヤや、さらにはコーヒーといった熱帯植物が育てられているそうです。

こうしたバイオテクノロジーを駆使して、食料や医療、環境分野で研究を行う学問が「生物工学」です。生物工学には植物の品種改良だけではなく、クローン技術や人工知能など、幅広い研究分野があります。生き物の能力を引き出し、可能性を広げてくれる生物工学、生物や植物に興味のある人は深く学んでみてはいかがでしょうか。

【出典】
農業法人 株式会社 D&Tファーム
「もんげーバナナ」
http://mongeebanana.com/
「耐寒性植物」
https://www.dt-farm.com/taikansei

YANMAR「食卓からバナナが消える? 世界的なバナナ危機に挑む、熱帯産作物国産化を目指した驚きのバイオ技術」
https://www.yanmar.com/jp/about/ymedia/article/tropicalfruits.html
ONESTORY「純国産の無農薬バナナという挑戦。」
http://www.onestory-media.jp/post/?id=1289

バナナ大学
「バナナの貿易学」
http://www.banana.co.jp/basic/knowledge/import.html
「バナナの基礎知識」
http://www.banana.co.jp/basic/knowledge/about.html

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物工学」
はこんな学問です

農作物の品種改良や伝統食品の発酵技術に始まり、遺伝子組み換えや最新のクローン技術まで、バイオテクノロジーの研究成果を食料・医療・環境などの分野で活用する学問である。専門分野としては、生きている細胞のさまざまな反応を促す酵素などの可能性を追究する「分子生物工学」、微生物を有効活用するために細胞を人工的な方法で加工する「細胞工学」、有用な微生物などを利用し水質や土壌を改良する「環境生物工学」などがある。

「生物工学」について詳しく見る

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける