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意外なところに影響が……。麺類をすすって食べるのには、理由があった!

2018.05.31

提供:マイナビ進学編集部

意外なところに影響が……。麺類をすすって食べるのには、理由があった!

麺をすするという食べ方は、日本人の間では古くから行われてきました。しかし海外からの観光客が増えつつある昨今、文化の違う外国人からは「すすって食べるのは下品だ!」という意見もあるようです。こうした背景もあり最近は、麺を「すすらない」「すすれない」という人が増えてきているようで、そこには意外な原因がありました。

この記事をまとめると

  • 麺類を「すする」ことで、スープを落とさず、香りを楽しみながら食べることができる
  • すするのはマナー違反だという意見もあり、「すすらない」「すすれない」人も増えてきている
  • すすり食べをマスターするための、簡単練習方法の紹介

麺類を食べるなら、すすって食べる方がおいしい!?

日本ではラーメンやそば、うどんなどの麺類を食べる際に、「すする」という食べ方が欠かせません。日本に古くから根付いているこのすすり食べに、ある重要な役割があることを皆さんはご存じでしょうか。

例えば、普通に食べるよりもすするほうが、麺を早く口の中に入れることができます。麺を一瞬ですすりあげることで、絡んだスープやつゆを落とさず食べることができるのです。

また、すすり食べは普通の食べ方に比べて、食べ物の香りをより感じることができます。人間が香りを感じる部分は、鼻の奥の天井部分。人は麺類をすする時に大きく息を吸いますが、すすり終わって吐き出された息は鼻の中を抜けていきます。その時、においのもととなる物質が鼻の奥の天井部分に触れ、スープやつゆ、麺の香りを十分に感じることができるのです。

日本人は麺類をすすることによって、スープやつゆを麺に絡めて食べ、豊かな香りを楽しんでいたんですね。

「下品だ!」という声に、麺類をすすらない人が増えている!?

日本人の食文化に深く根付いているすすり食べですが、こうした文化が無い外国人からはネガティブな意見が多く聞かれます。最近では、すすって食べる様子を不快に感じる人たちの間で、「ヌーハラ(ヌードルハラスメント)」という言葉も生まれてしまいました。

日本人の中にも、「以前海外に住んでいて、すするのはマナー違反だと習った」「すする際に音が出ることを気にしてしまう」という人も。食事マナーを気にして、すする食べ方を封印している人もいるようです。

また、麺類を「すすらない」のではなく、頑張っても「すすれない」人もいます。その原因は2つあって、すすることに慣れておらず「すすり方が分からない」こと、そして口呼吸と鼻呼吸の使い分けができないことにありました。

麺類をすすれない人は、この方法を試してみよう!

麺類をすする時、口から一気に空気を吸い込みますが、口呼吸と鼻呼吸の使い分けができないと、この時鼻からも空気を吸ってしまい、上手にすすることができません。特に、日常的に口で呼吸を行っている人の中に、口呼吸と鼻呼吸の使い分けを苦手とする人が多いようです。人間は本来、鼻で呼吸をする生き物。鼻にはウィルスや雑菌の侵入を防ぐシステムが備わっていますが、口で呼吸を行っていると汚れた空気がそのまま体内に入り込み、花粉症や風邪にかかりやすくなってしまいます。

そのような人は呼吸の練習も兼ねて、すすり食べにトライしてみましょう。まず、「口を半開きにした状態」で口だけで呼吸をしたり、鼻だけで呼吸をしたりと、口呼吸と鼻呼吸を使い分ける練習をします。感覚がつかめてきたら、すする練習のスタート。無理せず慣れてから次の段階に進んでくださいね。この練習はすすり食べに慣れていない方にも有効です。

1、すする真似をしてみる。
麺をすする時のように、唇をすぼめて「スッ」と音が出るように一気に息を吸い、すぐに止めます。そして口からではなく、鼻から息を吐きます。

2、水だけをすすってみる。
コップに水を入れ、唇につけて傾けます。「1」の要領で勢いよく息を吸い、空気と水を一緒に口内へと取り込んでください。水は口の中に残して、空気だけを肺に送り込んで息を止めます。水を飲んでから、鼻呼吸で空気を吐き出しましょう。水はわずかな量で大丈夫。慣れてきた人は口の中に水が入った際、鼻呼吸をしながら何度か噛み、飲み込むようにします。

3、実際に麺をすすってみる。
実際に麺料理を用意し、「2」で練習したようにスープと麺を一緒に吸い込んでください。そしてスープと麺は口内、空気だけを肺に送ります。鼻呼吸をしながら咀嚼し、飲み込みましょう。やりにくい場合は、麺を短めに切っておくのもおすすめです。

紹介した麺をすすることができるようにする練習ですが、実は意外な学問と関わりがあります。それは「歯学」。歯学と聞くと虫歯治療や歯科矯正を学ぶ学問のように思えますが、「呼吸」や「食べる」、さらには「喋る」といった、「口腔の機能」について学ぶ分野もあるのです。歯学では他にどんなことを学ぶことができるのか、皆さんも一度調べてみてはいかがでしょうか。

【出典】
nippon.com「なぜ日本人は蕎麦をすするのか?」
https://www.nippon.com/ja/views/b07501/

高橋矯正歯科クリニック「ラーメンがすすれない方へのアドバイス」
http://www.otakahashi.com/slurp.html

日本デオドール株式会社 「においのメカニズム」
https://www.deodor.co.jp/nioimec.html

船戸和弥のホームページ「嗅神経」(慶応大学解剖学教室勤務の方のHP)
http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/cranial/cn1.html

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

病気やケガなどによる身体機能や生理機能の変化を治療し、健康な生活が送れるようにするのが、医療の役割です。今日のように高齢化が進んだ社会では、健康で長生きできるようなサポートも重要です。これらの役割を担うのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家です。医師であれば解剖学や病理学、薬剤師であれば薬学など、それぞれが専門的な知識と技術を身につけ、連携することで医療の質を向上させる方法も学びます。

「医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「歯学」
はこんな学問です

口の中の健康状態を改善し、病気の予防と治療を行うための研究をする学問である。学問分野としては、「基礎歯科学」と「臨床歯科学」に分かれる。「基礎歯科学」は、口腔の構造と生体の組織や微生物との関係などを研究する基礎分野である。「臨床歯科学」は、「基礎歯科学」の成果に基づいて実際に診断・治療するための方法や医薬品・設備・治療に用いる素材などを研究対象とする分野である。

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