【シゴトを知ろう】フードコンシェルジュ® ~番外編~

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【シゴトを知ろう】フードコンシェルジュ® ~番外編~

2018.03.29

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】フードコンシェルジュ® ~番外編~

食の正しい食べ方、効果的な栄養素の摂り方などの普及啓発を行うフードコンシェルジュ®。その資格を持ち講師としても20年のキャリアを誇る水野悦子さんに、その活動内容、そして現代のダイエット事情などについて聞いてみました。

この記事をまとめると

  • 主婦や医療従事者など、幅広い層にフードコンシェルジュ®は支持されている
  • 正しい知識を持たずに流行に乗ってダイエットをするのは危険
  • 同じ食材でも、食べ合わせや調理法によって栄養の吸収率に違いが生じる

栄養士や薬剤師なども受講するフードコンシェルジュ®

――フードコンシェルジュの資格はどのような人たちが受験されて、どのような分野で活躍されているのですか?
 
性別でいえば圧倒的に女性が多く、特に30代の方の受講が目立ちます。お母さんに薦められて受講した高校生もいました。やはり日頃旦那さんやお子さんのために食事を作っていて、健康でいてもらいたいという一心できちんとした知識を身に付けようと参加される主婦層が目立ちます。

最近では医療関係、特に薬剤師の方が受講されるケースも多くなってきました。私もかつては看護師だったのでよく分かるのですが、医療関係者に受講していただければ、病気の根本の原因は何かと考えたとき、実は普段の食生活に起因していることが多いと理解できます。

栄養士や管理栄養士の方たちの受講も多いです。栄養士は作るメニューのカロリー計算をするのですが、それはあくまで各素材の合計カロリー。実際は、調理方法や食品の組み合わせによって、体内に入ったあと栄養として吸収される量に変化が生まれるのです。そういった知識をもっと深く知りたいという意識の高い人が受講されています。

正しい知識を持たないままのダイエットは大変危険

――近年、クッキングスクールなどの普及によってフードビジネスやダイエット法の指南が活発です。こういったブームの傾向について何か思うことはありますか?

誤った知識を教えているメディアやスクールが多くあるように思います。例えば米や麺類などの炭水化物を一切取らない「糖質制限ダイエット」が流行していますが、科学的根拠がなく、検証が十分に行われないままそのキーワードだけが一人歩きしているように見えます。摂取量を控える分には構いませんが、情報に惑わされるような人は極端に摂取量をゼロにしてしまいます。炭水化物はタンパク質、脂質とともに3大栄養素といわれるくらいですから、これをカットしてしまうダイエットは体に良いはずがありません。バランスよく摂取することが大切だと思います。


――安全なダイエット方法や効果的な栄養の摂取について、具体的な例がありましたら教えてください。

健康や美容のためにサラダなどの野菜を中心に食べる人は多いと思います。さらにヘルシーに食べようとして、ノンオイルのドレッシングで食べる人がいますが、これは効果的な栄養摂取といえません。野菜はドレッシングに含まれる油分と一緒の方がはるかに栄養素の吸収力が高まります。オイルとノンオイルとで、その吸収量は70%以上の差が出てくるほどです。

あとは丼物です。ごはんとおかずが一体となっているため、つい早食いになりがちです。食べるスピードが速いと血糖値が一気に上昇するため太りやすくなります。例えば、同じカロリーのとんかつ定食とかつ丼を比べた場合でも、おかずが別皿になっている定食の方が自然と食べるスピードもゆっくりになるので、体重や体脂肪を気にしている人はこちらのほうがよいでしょう。

子どもたちのため、食育にも力を入れていきたい

――最後に、仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

私が担当した受講生の中に「私も水野さんみたいに栄養について教える立場になりたい」と言って、フードコンシェルジュ®の資格を取得し、実際に講師として活躍している方がいることですね。私たちの活動に共感してくれた上、今度は伝える側になってくれたことは本当にうれしいです。

また、今後は小学校など学校の授業の一環で食べることの大切さを広めていきたいです。過去にPTAから依頼があって児童の保護者を対象に授業をしたことがありますが、子どもたちを含めた授業も展開してみたいと思います。子どもたちは、普段親の言っていることをなかなか聞き入れてくれないもの。それでも第三者の私たちから諭していけば、「お母さんが言いたかったことってこういうことなんだ」と子どもたちもすんなりと受け止めてくれるのではないかと思うのです。子育てをしている大人と未来を担う子ども、両方に正しい食の知識を伝えることができれば、より多くの人々の健康につながるのではないでしょうか。
 

普段私たちが何気なく口にしている食品も、調理方法や組み合わせ、食べる速度などによって、摂取できる栄養分がガラリと変わってしまうものなのですね。より深く食について知りたいという人は、フードコンシェルジュ®になって周囲の人たちの健康を陰で支えていく仕事を選んでみるのもよいかもしれません。
 
 
【profile】 ミッツ・エンタープライズ株式会社取締役
フードコンシェルジュ®、体内環境師® 水野悦子
http://www.jht-ac.com/school/course/foodconcierge/

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「栄養士」
はこんな仕事です

給食施設において栄養指導や食事管理を行うのが仕事。業務内容は幅広く、例えば、学校では栄養バランスや予算を考慮した給食の献立を考え、調理担当者への調理指導から食材の仕入れ先の選定まで担当する。病院では、患者の食事管理・栄養指導が主な仕事となり、医師や看護師と相談しながら食事メニューを決めるなどして患者の健康を支える。企業では、社員への給食業務の他、加工食品や飲料の新商品開発に携わることも。食と栄養の知識を駆使し、さまざまな人の健康をサポートするのが役目だ。

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