【シゴトを知ろう】フードコンシェルジュ® 編

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【シゴトを知ろう】フードコンシェルジュ® 編

2018.03.28

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】フードコンシェルジュ® 編

さまざまな美容法や健康法などがテレビや雑誌で取り上げられている現代。中でも、食生活の見直しは代表的で、「〇〇ダイエット」などの名前で多くの人に広まっています。しかし誤った食の知識は、逆に体調を悪くするばかりか、ときに心をむしばんでしまう可能性もあるのです。今回は医学をベースにした栄養学の観点から正しい食事法を指導し体内環境を整えるフードコンシェルジュ®の仕事について、水野悦子さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 栄養学を医学的に発展させた「効率的な健康学」がフードコンシェルジュ®
  • 健康的な食生活を指導する際には、一人ひとりの悩みに合った伝え方をする
  • 具体的な目標がある人は、ゴールから逆算して行動に移していくことが大事

一人ひとりの価値観に応じたアプローチで食の大切さを伝えていく

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
フードコンシェルジュ®は、栄養バランスの取れた食事法を提案し、体内環境を整えるアドバイスをするための知識が得られる資格です。私自身フードコンシェルジュ®の資格を持ちながら、この資格取得を目指す人たちに向け講師として活動しています。食生活は食+生活。健康を目指すには、栄養や食事内容の指導だけでなく、生活習慣を含めた指導が大事です。講義には1級と2級で各6項目のカリキュラムがあり、心の病気と栄養素の関係から始まり、ビタミン、ミネラル、糖質、脂質など各栄養素の基本的知識から、美肌・アンチエイジングといった美容効果、アレルギー予防対策などより踏み込んだ内容も教えています。

多くの人に健康的な食生活を送っていただけるよう指導するには、伝え方も重要です。受講される皆さんの年齢、職業、ライフスタイルなどはそれぞれ違います。講義で覚えた内容により共感し、ご自宅に帰ったあとも無理なく自然に実践してもらうためにも、皆さんに合った教え方、伝え方などは常日ごろ模索しています。

<1日のスケジュール>
10:00 出社。午前の講義スタート
12:00 午前の講義終了。昼食
13:00 午後の講義再開
17:00 午後の講義終了。試験開始
18:00 試験終了。受講者の見送り
18:15 採点。その他後片付け、事務処理など
20:00 帰宅
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
体の不調を覚える人、病気になった人は病院に行きます。でも基本的に病院で行われる医療というのは対症療法、つまり今かかっている症状を軽減させるための処置であって、病気そのものを根本的に治していこうという考えではありません。フードコンシェルジュ®は、食を通じていろいろな症状を根本的に見直していくことを目標に掲げていて、身体だけでなく心のケアも同時にできることが最大の魅力であり、やりがいでもあります。

受講者から「今日教わったことはぜひ周囲の人にも伝えたい!」と言ってもらえたときは本当にうれしいですね。私が教えた人の中には「私も食や栄養学について伝えていく立場になりたい!」と言って、フードコンシェルジュ®の資格を取ったあと、私と同じように講師として全国各地で活躍している人もいます。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
仕事はとても充実していますので、あまりつらいと感じることは正直ありません。ただし、受講される人が10人いれば10通りの食や健康への考え方や悩みがあります。その一人ひとりに対して、どのようにアプローチすればしっかりと伝えることができるのだろうかということは永遠の課題だと考えています。

中には菜食主義で「絶対肉は食べない」という方もいらっしゃいます。肉を食べないのは宗教上の理由などもありますが、太りたくないから、美容に良くないからという先入観だけで肉食を拒み続けている人がいるのも事実です。そういった人たちに人間の体にタンパク質がいかに重要か、また同じタンパク質でも植物性と動物性でどう違うのかといった内容を伝えていくことにはとても気を配ります。

フードコンシェルジュ®になって初めて分かった心の病の原因

Q4. どのようなきっかけ・経緯でフードコンシェルジュ®の仕事に就きましたか?
 
今から20年前くらいになりますが、フードコンシェルジュ®の創始者である加藤雅俊先生のセミナーを聞いたことがきっかけです。先生は薬剤師にも関わらず、なるべく薬に頼ることなく食事や運動法で健康にする「根本療法」についてお話していました。

本来、人間には病気を治そうとする力があって、それを助けてくれるのが「食」であることを分かりやすく解説してくれたのですが、それにも増して場を盛り上げる話術がすごくて、「私も何か大切なことを人に伝えていく仕事がしたい」と思うようになりました。そこで、セミナー終了後に加藤に話しかけ、食の健康に関する活動を共にしていくことになりました。
 
 
Q5. 専門学校では何を学びましたか?
 
フードコンシェルジュ®になる前までは看護師として病院で働いていたので、看護専門学校に通っていました。

実習のときに病院の心療内科に派遣されることになったのですが、20代くらいの若い女性患者さんが多くてとても驚きました。そしてその多くが無理なダイエットによる摂食障害が原因と知りました。食事を摂らないでいると、感情を司るセロトニンという物質が脳から分泌されず、興奮状態の人は興奮したまま、憂うつな人は憂うつなまま感情に変化が生じないため平常心を保つことが難しくなります。

学校では医療や看護の知識は教えてくれるのですが、栄養学や病気そのものの根本的な原因を掘り下げるにはまた別の知識が必要でした。卒業して食生活について学び始めてから、セロトニンはお肉や乳製品などの食品を日常的に摂取していれば分泌されるということを知り「もっと早く食や栄養素に対する知識を学んでおけば良かった」と思いましたね。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生の頃から看護師になりたいと思っていましたが、それは誰かの役に立ちたいという強い思いがあったからだと思います。現在は医療の現場からではなく、一人ひとり食を通じて根本的に健康にしていくことで、人の役に立てればと思っています。

やりたいことの実現のために、逆算して計画を立て行動を

Q7. どういう人がフードコンシェルジュ®の仕事に向いていると思いますか?
 
やはり誰かの役に立つ仕事がしたいと思っている人、そして人に何かものを伝えていくことに使命感を感じている人ではないでしょうか。

仕事にするかは別として、自分の体のことをよく知っておくことは重要です。体は全ての資本なので、健康でなければやりたいこともできません。健康でいるためには何を摂取したらいいか、どのような組み合わせで食品を食べたらいいかなどもっと興味を持ってほしいと思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
「自分はこの仕事に向いていない」と簡単に諦めてしまう人が多いですよね。でもそこで簡単に諦めずに、「本当に真剣に打ち込んだのか」と考えてみてほしいです。とことんやって「やはり向いてない」なら仕方ないとは思いますが、中途半端な状態で諦めてしまうのは、あまりにもったいないと思います。

何か目標がある人は、その夢の実現に向けて、現在の自分の立ち位置から逆算して行動に移していくことが大事だと思います。もし目標がないのであれば、まずは与えられた課題や仕事を頑張ってやりきってみること。そこからまた次のステップについて考えればいいのだと思います。
 

健康のため、ダイエットのために特定の食品を必要以上に取り続けたり、逆に食べなくなったりと、無理な食事制限で体調ばかりか心まで病んでしまうケースもあるそうです。健康で過ごすために、正しい栄養学の知識を身に付け、その大切さを広めていくフードコンシェルジュ®の活躍に期待がかかります。
 
 
【profile】 ミッツ・エンタープライズ株式会社 取締役
フードコンシェルジュ®、体内環境師® 水野悦子
http://www.jht-ac.com/school/course/foodconcierge/

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「栄養士」
はこんな仕事です

給食施設において栄養指導や食事管理を行うのが仕事。業務内容は幅広く、例えば、学校では栄養バランスや予算を考慮した給食の献立を考え、調理担当者への調理指導から食材の仕入れ先の選定まで担当する。病院では、患者の食事管理・栄養指導が主な仕事となり、医師や看護師と相談しながら食事メニューを決めるなどして患者の健康を支える。企業では、社員への給食業務の他、加工食品や飲料の新商品開発に携わることも。食と栄養の知識を駆使し、さまざまな人の健康をサポートするのが役目だ。

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