【シゴトを知ろう】システムアドミニストレータ 編

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【シゴトを知ろう】システムアドミニストレータ 編

2018.03.22

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】システムアドミニストレータ 編

ほとんどのオフィスで1人1台パソコンが用意される現代。それらはネットワークにつながっていて、情報やデータの送受信、ダウンロードなど幅広く通信できるようになっています。システムの規模が大きくなるほど、思わぬトラブルに迅速に対応する「システムアドミニストレータ」という専門職が必要になります。今回はジグノシステムジャパン株式会社で、社内のシステム管理を引き受けるJさん(仮名)に仕事の内容について伺いました。

この記事をまとめると

  • システムアドミニストレータは、身内からの評価が直接伝わる仕事である
  • 独学で苦労して覚えた知識は、将来きっと自分の大きな力になる
  • 常に先回りで数歩先を読むことがシステムアドミニストレータに求められる

通常業務の合間を縫って、日々起こりうるトラブルに備える

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

私の部署では社内のネットワークシステムが安定して運用できているかを管理しています。それ以外では当社が構築・管理をしている外部の企業のシステムや、一般ユーザーに販売しているスマホ・携帯タブレット向けのコンテンツなどが安定して稼働しているかを随時チェックしています。

ただし、管理といってもずっとモニターの前に座って何かを見張っているわけではありません。日々クライアントから現存のシステムの改良や追加といった新規案件が舞い込んでくるので、各案件のスケジュール調整からシステム構築まで日常的に行っています。社内のシステムで何かトラブルがあったときは、私の席にあるアラート(警告音)が鳴るようになっているので、日常業務の合間を縫って駆けつけるようにしています。

<一日のスケジュール>
09:45 出社、業務の再確認
10:00 メールの確認、急ぎの簡単な業務の実施
11:00 クラウド*のインフラ運用(設計、構築など)の実施
13:00 昼食
14:00 新規のプロジェクト案件のミーティング
15:00 クラウドのインフラ運用(続き)
17:00 ヘルプデスク(社員からの問合せ対応)
18:00 社内PCの運用チェック(アップデート状況やウィルス対策状況など)
19:00 日次のタスク確認と予定の再確認、終業

*クラウド……データを固有のサーバーやパソコンなどのハードウエアに保存するのではなく、インターネット上に保存するシステム。これによって外出先でも、手持ちのノートパソコンやスマホなどからメールの送受信や動画の閲覧などができるようになる。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

社員の皆さんが便利に円滑に働ける環境を整備するのがシステムアドミニストレータの大きな使命です。そのため何か問題が発生し、それを無事に解決できたときに「ありがとう」と言われるのは大きな励みになります。

また当社では、スマホコンテンツやアプリなどのサービスを多く提供しているので、日々モニターを通じて利用状況が確認できます。自信を持ってリリースしたコンテンツが多くの人に使ってもらっていることが分かると、とてもうれしく思います。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

何か通信上のトラブルが発生した場合、日夜問わず駆けつけて対応しなくてはいけないことです。当社が持つ膨大なデータは、かつてはデータセンターと呼ばれる専用のビルを借りてその中にあるサーバーに集積されていました。休みの日に自宅にいて呼び出されたことも数知れません。深夜帯にトラブルが起きた場合はタクシーでデータセンターまで向かったこともあります。

現在は自社サーバーからクラウドへ移行が進んでいるため、昔に比べ緊急対応を迫られる場面は少なくなりましたが、オフのときでも気が休まないこともあるので、そこはつらいところです。

少年時代から興味を持ち続けたことが、今の仕事で大きな花を咲かせた

Q4. どのようなきっかけ・経緯でシステムアドミニストレータの仕事に就きましたか?

大学卒業後は会計ソフトを開発・販売する会社に就職をしました。マイクロソフトのOS「Windows95」が登場した時期で、まだパソコン自体今ほど普及していなかったこともあり、会計ソフトとパソコンをセットで販売していました。当然販売先の皆さんもパソコンの操作に手慣れているわけではないので、設置からメンテナンスまで日々お客さまのところに出向いて対応をしていました。

その会社は10年ほど勤めましたが、競合他社が同じような商品を販売するようになり、「このままでは生存競争に負けてしまう」と危機感を覚えたのと、Web系の仕事に興味があったため今の会社に転職をしました。在職中、後半の5年間はずっとお客さま対応の仕事ばかりだったため、この経験を生かしてシステムアドミニストレータとして活躍できる場所を選びました。


Q5.高校では何を学びましたか?

学生のころはまだパソコンの普及率が低かったこともあり、学校でパソコンを詳しく学ぶ機会は少なく、一般的な必修の授業を受けていました。「将来システムアドミニストレータになろう」とも全く考えていませんでしたね。ただパソコンに対して、仕事として意識はしていなくても興味だけはずっと持ち続けていました。後にアルバイトで貯めたお金で念願のパソコンを買ったのですが、何かをプログラミングするにしても周囲に教えてくれる人なんていないし、当然インターネットで調べることもできない(笑)。試行錯誤しながら、実践で少しずつ覚えていきました。やはり好きだからこそ続けられたと思いますし、このときの経験が将来の仕事につながったのかなと思っています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

ちょうどファミリーコンピューター*が発売されたのが小学生くらいのときで、ものすごいブームになりました。ゲームプログラマーに憧れる子どもは自分を含め多かったですね。「どうやったらこの分野に進めるかな?」なんて考えていました。

その後は草創期のコンピューター雑誌もよく読むようになりました。その本には中高生でもプログラミングが体験できる付録が付いていて、コードを打ち込むと簡単なデモ画面が作れるんですね。そんなことがすごく楽しくて…… 。でも記憶装置なんてなかったので、2時間くらいかけて打ったコードも電源をオフにしたらすべて消えてしまうんですが(笑)。

高校生になるともう少し現実的に物事を考えるようになり、どうしたらIT系の業界に進めるのかいろいろと模索するようになりました。ただ小さい頃からゲームやプログラミングへの興味を持ち続けていたことが今につながっていると確信しています。

*ファミリーコンピューター……任天堂が1983年に発売した家庭用ゲーム機。通称「ファミコン」。

「縁の下の力持ち」でも、やりがいを多く感じられる仕事

Q7. どういう人がシステムアドミニストレータの仕事に向いていると思いますか?

常にアンテナを張って、いろいろなことに気が付く人は向いていると思います。例えばメンバーで食事をしているとき、空いたグラスを見て「次何飲みますか?」とメニューを差し出せるような気の利く人っていますよね。何かにいち早く気が付いて先回りできる人はとても喜ばれます。システムアドミニストレータは何か問題が起きたときに素早く対処するスキルが求められますが、それ以上に、事前の「気付き」によってトラブルを回避することはより重要なことだと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

システムアドミニストレータは「縁の下の力持ち」の役割で、決して華やかな職種ではないと思います。ただ同じ職場で働くスタッフの問題解決を図る仕事のため、やったことに対する評価はダイレクトに感じられる仕事です。

今の時代、一定数の社員がいる企業では、ほとんどの職場にシステムアドミニストレータがいます。それだけに確実にニーズがある職種といえます。私の場合も、先回りして動くことによって社員の皆さんから感謝の言葉をかけてもらいますが、こういったリアクションが働くモチベーションにつながる、やりがいのある仕事だと思います。


さまざまなメディアやコンテンツが急成長する中、膨大なデータの取り扱いや安定した運用はどこの会社でも重要な課題となっています。そんな緊張感の高まるIT業界の中でも、同じ社内で働く仲間が安心して働ける環境づくりをするシステムアドミニストレータの役割はとても大きなものです。Jさんの言うように「縁の下の力持ち」としてIT業界を陰から支えていきたいと考えている人にとっては、ぴったりの職業なのではないでしょうか。


【profile】ジグノシステムジャパン株式会社 技術統括部 J(仮名)
会社公式HP:http://gigno.co.jp/

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「システムアドミニストレータ」
はこんな仕事です

情報ネットワークやコンピューターシステムの管理をする仕事。ハードウエアやソフトウエアを提供する業者との窓口であり、かつ自社の中では責任者として必要な情報システムやコンピューターシステムを導入する。業務の幅は広く、「パソコンが起動しない」「メールの送受信ができない」といった、社員のパソコンやインターネットに関するトラブル対応も行っている。こうしたトラブルは、ビジネスに大きな損害をもたらすこともあるため、システムアドミニストレータの責任は重大ともいえる。

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