牛のげっぷが地球温暖化を進めている!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

牛のげっぷが地球温暖化を進めている!

2015.06.17

提供元:マイナビ進学編集部

牛のげっぷが地球温暖化を進めている!

この記事をまとめると

  • 地球温暖化を進めているのは意外にも「牛のげっぷ」だった!
  • 食べ物の消化に時間をかける牛や羊は温暖化の原因となるメタンガスを吐き出す
  • 家畜から出るメタンガスを減らすための飼料を開発している国もある

地球の温暖化を進めているのは意外なアレ!

地球温暖化は、日本だけでなく世界が抱える重大な環境問題です。地球温暖化が進むと、異常気象が増えたり、北極や南極の氷が溶けて海面が上がり、日本のような島国は海に沈んでしまうかもしれません。

地球温暖化の原因は、二酸化炭素などの温室効果ガスが最も大きいと言われています。しかし、二酸化炭素の23倍もやっかいな物質があることが分かりました。それがメタンガスです。このガスはごみの埋め立て、化石燃料の燃焼などでも発生しますが、最も多い25%を占めるのが「家畜の呼吸」なのだそう。なんと、牛や羊のげっぷが地球温暖化を進めているのです。

なぜ牛のげっぷからメタンガスが出るの?

なぜ牛や羊などの家畜がげっぷをするとメタンガスが出るのでしょうか。それは、牛や羊が反芻(はんすう)動物だからと言われています。

反芻動物は、体内に胃を4つも持っています。その4つの胃を使って、ゆっくり食べたものを消化していくので、体の中で発酵が起きます。食べたえさが発酵することによってメタンガスが発生し、げっぷやおならとして体外に排出されます。牛1頭あたり1日に600~800ℓものメタンガスを排出していて、これが地球にとってはとても有害なのです。

メタンを減らす飼料の開発が行われている

牛や羊などの反芻動物のげっぷを減らすためには、消化の良いえさを与える必要があります。特にフランスでは反芻動物から出るメタンガスが多いため、ガスが出にくい飼料の開発が積極的に行われています。「Valorex」という企業が開発したのは、亜麻の種やアルファルファ、牧草などをミックスして作った飼料。天然素材だけを使っているため、この飼料を食べた反芻動物から出るメタンガスは20%も減ったそうです。

さらに、この飼料を与えることで牛や羊はとても健康になり、食肉や牛乳の品質も上がると言われています。牛が病気にならないので出産率も上がり、いいことだらけというわけです。

飼料を工夫して家畜を育てる方法は、アメリカやカナダなど世界各国で採用されています。日本は飼育量が少ないので、家畜の呼吸によるメタンガスの発生はそこまで問題視されていませんが、畜産学の分野では家畜の糞尿を利用してバイオ燃料にするなどの取り組みも行われています。これから畜産学を学ぶ人は、地球環境のことも視野に入れた勉強が必要になりそうですね。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

「環境学」について詳しく見る