【シゴトを知ろう】バイヤー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】バイヤー ~番外編~

2018.03.12

提供:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】バイヤー ~番外編~

店頭に並ぶアイテムの選定や仕入れをし、ブランドコンセプトを形作るバイヤーの仕事。「【シゴトを知ろう】バイヤー 編」では、幅広い世代に支持されるDaily russetのクリエイティブディレクターを務める枡田正勝さんに仕事内容を伺いました。

番外編では、仕入れの仕事の裏側やホームセンターで得るものづくりのヒントなどについて、詳しく教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 「自分が欲しいものか、誰かにあげたいものか」を基準に商品を企画する
  • 買い物に行くと、商品に使われている素材の手触りを確認してしまう
  • 粘り強く思いを伝えたことで取り扱いの交渉を成功に導いた

仕入れの際に重要なのは、ブランドの世界観に合うかどうか

――Daily russetではオリジナル商品だけでなく他のメーカーの商品も扱っていますが、アイテム選定のポイントや流れを教えてください。

良いものを見つけたときや、「数量は少なくていいけど、どうしても店頭に置きたい」というアイテムがあった場合、コストの面から自社生産ではなく既にある他社の商品を仕入れています。オリジナル商品でも仕入れの商品でも、一番の選定ポイントは「私が欲しいものか」「誰かにあげたくなるものか」という点です。そして、仕入れの商品の場合はブランドの世界観に合うかどうかも重要になります。色が奇抜すぎるものやガーリーすぎるものは、Daily russetのコンセプトからずれるのでセレクトから外しています。

仕入れる商品を探す際は展示会に行く他、パルが扱う他ブランドからの紹介や、自分である程度目当てのものを決めて問い合わせする方法などがあります。また、逆に「うちの商品を置いてもらえませんか」とご連絡いただくこともありますね。以前は必ず私が最初の交渉に行くようにしていましたが、最近は女性社員も仕入れを担当するようになり、よりお客さま目線の選定ができていると思います。


――この仕事ならではの「休日あるある」や、ついプライベートでもやってしまうことがあれば教えてください。

特に目的のものがなくても、ついついお店を巡って買い物をしてしまいます。あとは素材が好きなので、気になるものがあるとすぐに触って素材感を確認してしまうことが多いです。特に好きなのは起毛している素材です。手触りというのは、見ただけでは分からない情報。硬かったり柔らかかったりという違いは、触れてみて初めて判断できます。そこに面白さを感じますね。

ホームセンターはネタの宝庫?! 意外な場所から得られるヒント

――新しい商品を企画したり買い付けしたりする際は、どのような場所からインスピレーションを得ていますか?

インスピレーションを得る場所はさまざまです。コレクションブランドはもちろん、街中や、周りの人から得ることもあります。また、意外とネタの宝庫なのがホームセンター。ホームセンターって、「材料」が売っているじゃないですか。完成品ではない、途中段階のものがたくさん並んでいるんです。それだけ見ても何に使うか分からないというワクワク感もありますし、木材だけでもかなりのバリエーションがあります。日ごろ会社で取り扱っているのは完成品なので、ホームセンターにいると非日常的な感覚を味わうことができますね。

また、例えば作業着など、普段自分が使わないものの情報を得られるのも面白いです。「こういう丈夫な素材を使っているんだ」「ポケットが多いんだ」といった発見が、自分が手掛けたエプロンのヒントになったこともあります。

粘り強い交渉が、アイテムの取り扱いにつながった

――最後に、仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

以前デザイナー系のブランドで、私が気に入って取り扱いを希望したものがありました。実はこのブランドとの出合いはDaily russetの立ち上げ前。ニューヨーク美術館を訪れたとき、「このデザイン面白いな」と手に取ったものが日本製であることに驚き、ずっと心に残っていたんです。そしてDaily russetを立ち上げて、自分が店頭に置く商品を選択できる立場になった後に交渉を始めました。しかし、ブランドからの返答は「取り扱いNG」。アイテムと店のイメージが合うかどうかを重視して、置く店を厳選していたのです。どうしても諦められなかった私は、既にこのブランドと取引をしている他社の担当者にお願いして紹介してもらったり、「このアイテムはこの棚に置いて、こういうディスプレイで展開します」とイメージ写真を資料化しプレゼンテーションを行ったりして、あの手この手で交渉を重ねました。その結果先方に熱意が伝わり、「そこまで言うなら」と当店でも取り扱いさせてもらえることになったんです。

オリジナルの鞄やポーチを中心に扱うDaily russetですが、こういった味のあるアイテムも一緒に置くことで、遊び心や良い意味での気まぐれをお客様に楽しんでいただけると思っています。今後もいろいろな場所に赴き、日々の生活を彩るアイテムを提供していきたいです。


ホームセンターから新しい商品のアイデアが得られるとは、驚きですね! 常にアンテナを張り、身の回りにあるものの良さを見出すことがバイヤーの仕事に生きてくるのでしょう。枡田さんの話を聞いてこの仕事に興味を持った人は、まずはいろんな店に行ってどういった商品が置いてあるか見てみてはいかがでしょうか。今まで気付かなかったこだわりや、特徴を発見できるかもしれませんよ。


【profile】株式会社パル Daily russet クリエイティブディレクター 枡田正勝
Daily russetブランドサイト:https://www.palcloset.jp/dailyrusset/

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「バイヤー」
はこんな仕事です

商品の仕入れ、買い付けを専門とする仕事。ショップや売場のコンセプトに沿って、消費者のニーズに対応した商品を探し出す。職場によっては、海外まで視野を広げて買い付ける。次にヒットするであろうアイテムを発掘するだけでなく、交渉もバイヤーの大切な役目となる。商品のディテールの変更や価格、納品数量や納期に至るまで、契約の詳細をバイヤーが製造元と交渉する。仕入れた商品のクオリティーと人気ぶりは売上数や売上額に直結するため、アパレル業界において非常に重要な職種といえる。

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