東京~サンフランシスコ間が6時間!? 超音速機の夢に挑む航空業界

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東京~サンフランシスコ間が6時間!? 超音速機の夢に挑む航空業界

2018.05.24

提供:マイナビ進学編集部

東京~サンフランシスコ間が6時間!? 超音速機の夢に挑む航空業界

現在11時間ほどかかるサンフランシスコ〜東京間のフライトがわずか5~6時間に! そんな夢の旅客機が開発されています。完成すれば、音速を超えるマッハ2.2のスピードで世界の空を飛行可能。最新の超音速機について紹介します。

この記事をまとめると

  • 音速を超える速さで飛行する旅客機の研究開発が進んでいる
  • 2003年まで運航していた超音速機があった
  • 超音速機の技術や研究開発は航空工学で学べる

新たな超音速旅客機での空の旅が、2020年代半ばに実現!?

アメリカのベンチャー企業、ブーム・テクノロジー社(以下ブーム社)が超音速で飛行できる新型旅客機「ブーム」の開発を進めています。超音速というのは、速さが音速(マッハ1=時速1234.8km)を超えるということです。マッハ1の場合、1秒で340メートルも進む驚異的なスピードです。

現在の飛行機の時速は800〜900キロですが、同社が開発している新型旅客機の時速は2,335キロで、なんと音速の2.2倍。例えば、現在11時間ほどかかる東京〜サンフランシスコの飛行時間が、5~6時間に短縮される計算になります。旅客機として実用化されるのは、2020年代半ば以降の予定なのだそうです。

元祖・超音速機「コンコルド」の失敗を乗り越えた、超音速機「ブーム」

実は超音速機が開発されるのは、これが初めてではありません。1969年から30年間、フランスとイギリスの企業が共同開発した超音速機「コンコルド」が世界中の空を飛んでいた時代がありました。航空券が高額であったため利用できる人はわずかでしたが、「世界最速の翼」として親しまれ、憧れの存在だったコンコルド。しかし、騒音や排気ガス、高額な燃料費などさまざまな問題を抱えており、113人が死亡した2000年の墜落事故を受けて2003年に運航が停止されました。

コンコルドなき後の次世代超音速旅客機に求められるのは、より速いスピードと優れたコストパフォーマンス、そして騒音や環境問題をクリアすることでした。そんな難しい条件のもと、新型旅客機「ブーム」の開発は順調に進んでいます。燃料補給なしで8,334キロを飛行できるエンジンを搭載し、機体に軽くて熱に強い素材を使うことで大幅な軽量化を実現しました。

いずれやってくる超音速機の時代、日本の航空機産業は?

世界の旅客輸送量はこれから伸び続け、旅客機の数も増えると予測されています。一方で、温室効果ガスの排出規制など新たな環境基準が定められ、環境に優しい航空機の開発はこれからますます重要になっていくでしょう。

ちなみに日本でも、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が超音速機を開発中です。同機構は速度をマッハ1.6に抑え、超音速飛行の際に発生する大きな騒音を低減した機体の開発を目指しています。その他、JAXAでは旅客機の国産化に向けた技術開発や、災害監視などに役立つ無人機の開発など、さまざまな研究も進めています。

超音速機はもちろん、環境に優しい航空機を作ってみたいという人、航空機の技術開発や研究に興味がある人は、「航空工学」を学んでみてはいかがでしょうか? 近い将来、より快適に世界中を飛び回れる飛行機を作り出すことができるかもしれませんよ。


【参考サイト】
ブルームバーグ|超音速旅客機開発に弾み-日本航空が米新興企業ブームに11億円超出資
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-06/P0J2376JTSEA01

JAXA
http://www.jaxa.jp/article/special/aviation/ishikawa01_j.html
http://www.jaxa.jp/article/special/aviation/ishikawa02_j.html
http://www.aero.jaxa.jp/research/frontier/sst/concept.html

東洋経済|JALが超音速旅客機ベンチャーと組んだ狙い
http://toyokeizai.net/articles/-/200097

Exciteニュース|NY-ロンドンが3時間15分! 新・超音速旅客機「Boom」 来年にも試験飛行
https://www.excite.co.jp/News/world_clm/20161120/Techinsight_20161120_320241.html

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「航空・船舶・自動車工学」
はこんな学問です

航空機や宇宙飛行体、船舶、自動車の開発、設計、運用などの研究を通じて、技術者や研究者を養成する学問。用途を踏まえて、飛行、航行、走行にかかる衝撃などを研究する「流体力学」、軽量化や強度、材料を研究する「構造工学」「材料工学」、制御や機構を研究する「機械工学」など、さまざまな工学的観点から専門知識を習得する。それぞれの製造メーカーへ進む道があるが、とくに航空(宇宙)工学の場合は、機械から化学まで進む分野の幅が広い。

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