世界の子どもたちは、どんな幼児教育を受けて育っているの?

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世界の子どもたちは、どんな幼児教育を受けて育っているの?

2018.05.22

提供:マイナビ進学編集部

世界の子どもたちは、どんな幼児教育を受けて育っているの?

近年、子どもの成長に大切なのは義務教育前の幼児教育であるということが分かってきました。日本でも、世界各地で生まれた優れた幼児教育法を見直し、取り入れようと注目が集まっています。
世界の子どもたちは、どのような幼児教育を受けているのでしょうか。

この記事をまとめると

  • イタリアで生まれた「アートで表現する幼児教育法」が世界に広がっている
  • 世界には他にもさまざまな教育法がある
  • 子どもの成長において幼児教育の大切さが再認識されている

イタリア生まれの教育法、レッジョ・エミリア・アプローチ

イタリア中北部にある地方都市レッジョエミリアで始められた「レッジョ・エミリア・アプローチ」という教育法があります。この教育法は、第二次世界大戦直後に敗戦国イタリアで「これからの未来をつくっていく子どもに、しっかりした教育を与えたい」と考える母親たちの願いから生まれたものです。

レッジョ・エミリア・アプローチは、子どもの個性を尊重し、表現力や探求心、考える力などを養うため、さまざまな取り組みがされています。例えば「生命のアトリエ」という教材では、輪切りにした果物や野菜が時系列順に並べられています。そこでは果物のオレンジはオレンジ色だけでなく、時の経過とともに茶色になったり、カビが生えて深緑になったりすることが理解できるようになっているのです。

それによって子どもたちは、オレンジにも生命のサイクルがあることに気付くでしょう。オレンジが時間とともに縮むことに気付く子もいるかもしれません。同じ教材でも、子どもによって興味を持つポイントが変わります。つまり子どもが10人いれば10通りの考えがあるということ。こうして子どもが個性を伸ばし、自ら学びを深めていくのです。
この教育法は、1991年に米国の週刊誌『ニューズウィーク』で取り上げられ、世界中に広がりました。

日本とは違うアプローチの幼児教育法が、世界にはたくさんある

それ以外にも、世界にはたくさんの幼児教育法が存在しています。場所が変われば教育法も変わり、日本の幼児教育法とは違うアプローチもあるようです。

例えばインド式教育では、4歳半から九九や掛け算を学ばせるなど、幼児期から徹底的に計算能力を鍛えます。日本の学校で九九を学ぶのは小学2年生からなので、それに比べるとかなり早いタイミングですね。このインド式教育のおかげで理系脳を生み出しているのか、インドは世界屈指のIT立国として有名で、インド出身のIT技術者は世界各地で活躍しています。

他にも、ユダヤ人が家庭で行っているユダヤ式教育法は、天才を生み出す教育法ともいわれています。ユダヤ人は世界人口の2割程度しかいませんが、ノーベル賞受賞率の20%以上を占めているのです(2017年現在)。幼児期から経典などの難しい本を読み聞かせ、幅広い情報を与えて子どもの興味を見極めます。ユダヤ式教育法が重視しているのは、子どもの意見に耳を傾け、信頼し、自分で考えさせること。「与える」のではなく「引き出す」教育法が行われています。

子どもの成長における幼児教育の大切さが見直されている

最近の研究結果によると、幼児教育は忍耐力・自制心・協調性を育てるのに高い効果を示すことが分かりました。また、幼児期に教育を受けた子どもは受けなかった子どもより、大人になってからの学歴や収入割合が高いことも分かってきました。

文部科学省も幼児教育の重要性を発表しており、幼児教育に注力しようという動きは高まっていくことが予想されます。

世界を見渡すと、今回紹介した教育法の他にも、日本とは違ったさまざまな教育法が存在しています。幼児たちの可能性を最大限に引き出し、子どもたちの将来をより良いものに導いていきたいという方は、幼児教育を学んでみてはいかがでしょうか。


【参考サイト】
The Conversation|Reggio Emilia: how a city in Italy started an education trend
https://theconversation.com/reggio-emilia-how-a-city-in-italy-started-an-education-trend-25809

東洋経済ONLINE|幼児教育の「親任せ」は格差を再生産するか
http://toyokeizai.net/articles/-/185471

毎日新聞・経済プレミア|世界が注目「幼児教育レッジョエミリア・アプローチ」
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20160920/biz/00m/010/021000c
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20160920/biz/00m/010/027000c
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20160920/biz/00m/010/033000c
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20160920/biz/00m/010/040000c

日経スタイル|日本でインド式教育 IT立国支える理数脳づくり
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO78410170V11C14A0000000?channel=DF280120166607&style=1

ライブドアニュース|多くの天才を生み出す「ユダヤ人の幼児教育」とは
http://news.livedoor.com/article/detail/11335741/

WirelessWire News|ユダヤ民族の自負「ノーベル賞受賞者大通り」
https://wirelesswire.jp/2018/01/63028/

この記事のテーマ
教育・保育」を解説

保育所や幼稚園、小中高等学校や大学などで、子どもたちを健康に成長させ、学習能力を向上させるための教育方法を学び、研究します。教育の歴史や基本概念などの理論のほかに、教育や保育に携わる専門職(教員や保育士など)になるためには、指導技術や保育の実践的な手法などを、実習を通して学びます。このほか、生涯教育や教育に関わる地域活動など、教育と社会の結びつきや意義についても学びます。

「教育・保育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「保育・幼児教育」
はこんな学問です

児童・幼児の発達・発育を促す保育者、教育者としての知識と技能を専門的に学ぶ。主に保育士や幼稚園教諭、小学校教諭の資格取得をめざすことが目的。保育学や心理学、教育学、保健・体育学などの理論と、教育・保育実習を通して身に付けられる実践力のどちらも大切な学問である。教育系の学校のほか、健康・体育系の一部の学校でも学ぶことができる。実習は、学校附属の幼稚園、保育園などで行われるケースが多い。

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