幼児がアートのプロジェクトに取り組む? 創造性を育てる教育法って?

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幼児がアートのプロジェクトに取り組む? 創造性を育てる教育法って?

2015.11.13

提供元:マイナビ進学編集部

幼児がアートのプロジェクトに取り組む? 創造性を育てる教育法って?

子どもがアート制作に挑戦!? 創造性を育てる教育方法って?

文化祭の準備って、たいへんだけれど、とても楽しいですよね。みんなで協力して一つのものをつくることは、不思議と心をワクワクさせてくれます。今、幼児教育でも、一つの芸術作品を、子どもが主体となって制作する教育実践法が注目されています。

「レッジョ・エミリア・アプローチ」と呼ばれるこの方法は、イタリアのレッジョ・エミリア市で始まりました。子どもの一人ひとりの意思や個性を尊重し、アート制作を通して、感性と創造性を最大限に引き出すことを目指しています。その教育方法によって生まれたアート作品は、日本の美術館でも展覧会が行われるほど。小さな子どもの作品が大きな美術館に展示されるだなんて、驚きですよね。

プロジェクトに取り組むことで、自分の考えを表現する力を身につける

レッジョ・エミリア・アプローチの具体的な取り組みの一つがプロジェクト活動です。数か月から1年といった長期間に渡って、一つのテーマにじっくり向き合います。子どもたちは、企画や立案の段階からみんなで意見を出し合い、話し合いを重ねます。この時に、自分の考えを表現する力や、周りの意見に耳を傾け、話し合う力が身についていきます。

レッジョ・エミリア・アプローチでは、保育者であるペダゴジスタ(教育専門家)と、アトリエリスタ(芸術専門家)の役割がとても重要です

ペダゴジスタは保育支援のほかに、「ドキュメンテーション」と呼ばれる活動・観察記録を行います。録音や写真・ビデオ撮影といった方法で、それぞれの子どものファイルを作成します。成長記録として、子どもや保護者だけでなく、地域の人々も見ることができ、みんなでプロジェクトに関わるという意識を育てています。

アトリエリスタは、子どもたちの創造力を引き出すのに最適な表現方法を、保育者にアドバイスしたり、子どもたちが相手の気持ちを思いやりながら、力を合わせて作品づくりができるように導いたりします。

充実した創作スペースで主体性や個性を育む

創作スペースにも工夫がなされています。まず中心には大きな共同広場(ピアッツァ)があり、周りに各教室が配置されています。各教室には小さなアトリエが置かれ、制作に必要ないろいろな素材や、パソコンなどが備えられています。子どもたちが思いついた時に、イメージ通りの作品づくりができるように準備しているのです。

日本でも、レッジョ・エミリア・アプローチを取り入れる幼稚園が増えてきており、今後も増加することも考えられます。保育・幼児教育に関心があり、将来、幼稚園の先生を目指す人は、この教育法を学んでおくことで、就職に有利になるかもしれません。また、保育にアートを多用することから、芸術に興味がある人にとっても、魅力的な教育方法なのではないでしょうか。保育・幼児教育の新たな分野として、これからますます注目を集めそうです。

この記事のテーマ
教育・保育」を解説

保育所や幼稚園、小中高等学校や大学などで、子どもたちを健康に成長させ、学習能力を向上させるための教育方法を学び、研究します。教育の歴史や基本概念などの理論のほかに、教育や保育に携わる専門職(教員や保育士など)になるためには、指導技術や保育の実践的な手法などを、実習を通して学びます。このほか、生涯教育や教育に関わる地域活動など、教育と社会の結びつきや意義についても学びます。

「教育・保育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「保育・幼児教育」
はこんな学問です

児童・幼児の発達・発育を促す保育者、教育者としての知識と技能を専門的に学ぶ。主に保育士や幼稚園教諭、小学校教諭の資格取得をめざすことが目的。保育学や心理学、教育学、保健・体育学などの理論と、教育・保育実習を通して身に付けられる実践力のどちらも大切な学問である。教育系の学校のほか、健康・体育系の一部の学校でも学ぶことができる。実習は、学校附属の幼稚園、保育園などで行われるケースが多い。

「保育・幼児教育」について詳しく見る