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フェアトレードチョコレートって一体なに?

2015.10.19

提供元:マイナビ進学編集部

フェアトレードチョコレートって一体なに?

フェアトレードチョコレートというものをみなさんご存じですか? 日本ではまだまだ認知度が低いフェアトレードについて学んでみましょう。

この記事をまとめると

  • フェアトレードチョコレートは公正な取引が行われたチョコ
  • フェアトレードの始まりは、わずか12年前
  • フェアトレード商品を買ってみよう!

フェアトレードチョコレートってなに?

コーヒーや紅茶、バナナやチョコレート。日常を彩るたくさんの食べ物が世界の国々から私たちの手に届けられています。それらを生産している国や人々のことを考えてみたことはありますか?
日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど低い価格で販売されていることがあります。その安さを実現するため、適正な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され、環境問題や品質の低下が懸念されています。
生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされた、持続可能な取引の流れを作っていくことが重要です。
フェアトレードとは直訳すると「公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易の仕組み」をいいます。
フェアトレードチョコレートとは、そんなフェアトレードの仕組みによって製造されたチョコレートのことを言います。

フェアトレードが始まったのはいつ?

それでは日本ではいつからフェアトレードは始まったのでしょうか?
日本にフェアトレードラベル運動(生産者と消費者をつなぎ、世界全体で持続可能な社会を目指していく運動)です。が始まったのは1993年です。海外に比べるとまだまだ市場は小さいものの、だんだんとコーヒーショップやスーパーなどでフェアトレード認証製品が販売されるようになりました。
最近ではイオン、無印良品などの大手ブランドがラベル認証製品のラインナップを増やし、積極的に活動に取り組んでいます。2010年には、コットン製品やチョコレート、バナナなどまた新しい産品カテゴリーに商品が広がり、フェアトレード認証製品市場規模(推定小売市場規模)は前年比13.6%増の16億7,000円となっています。日本の市場で大きな割合を占めるのはコーヒー、紅茶ですが、バナナ、チョコレートの原料となるカカオ、スパイス、コットン製品なども増えています。他にもナッツ・オイルシード、砂糖、ドライフルーツ、ジュース、大豆・豆類、砂糖、米、キヌア、野菜、木材、金などがあります。

そして世界にもだんだんとフェアトレードが広まってきました。これを公式に認証するフェアトレードラベル運動は1980年代のオランダから始まり、またたく間にヨーロッパ各国に広がりました。1997年には国際フェアトレードラベル機構(FLO)が発足、現在では日本をはじめとする26のラベル推進組織、アジア・アフリカ・ラテンアメリカの3つの生産者ネットワーク組織が、生産者支援活動やフェアトレード普及啓発活動を行っています。
海外でのフェアトレード市場はすでに多くの企業、団体がラベル運動に賛同し、ここ数年で急激な成長を遂げました。特にフェアトレードの先進国ともいえる、イギリス、アイルランド、スイス、オランダ、オーストリア、フィンランドでの認知度は80%以上を超えています。

チョコレートが出来るまでにはどのような問題があるの?

私たちが大好きなチョコレート、その原料となっているのはカカオです。開発途上国では実に、1,400万人もの人たちがカカオ生産によって生計を立てていると言われています。それではカカオ豆はどこでどのように作られて私たちの手に届けられているのでしょうか。
開発途上国が抱える深刻な問題の一つに、児童労働があります。その数は2億1,800万人、実に世界の子どもの7人に1人にあたります。その温床の一つとして近年明らかになってきたのが、カカオ豆の農園の状況です。児童労働が起こる要因には、社会の慣習や伝統、文化的背景、教育制度や福祉制度の未整備もありますが、多くの場合、経済的「貧困」がほとんどだと言われています。
国際フェアトレード基準では、児童労働を禁止し、安全な労働環境を保証しています。そしてなによりも児童労働を生み出す「貧困」の連鎖を断ち切るため、乱高下する国際市場価格に対し、生産者が適正な対価を得られるよう、持続可能な生産と生活を支えるフェアトレード価格を設定しています。フェアトレードにより生産者が適正で安定した収入を得ることができれば、子どもを働きに出すようなこともなくなります。フェアトレードで得たプレミアム(奨励金)では、生産者たちが自ら地域の教育や医療など社会基盤の充実を図ることも可能になります。また、フェアトレードでは環境面でも厳しく基準が定められており、森を破壊したり、必要以上に農薬を使ったりすることなく自然環境を守りながら生産されているのです。作る人も食べる人もハッピーになれるフェアトレードチョコレートを選んでみませんか?

この記事のテーマ
国際・国際関係」を解説

国際問題とひと口に言っても、貧困問題や民族間紛争、資源や食料、環境問題、経済的な競争や協調など、じつにさまざまです。こうした問題を抱えた国際社会で活躍できる人材となるためには、語学力はもちろん、世界各地の文化、経済、政治、法律など、学ばなければならない範囲は多岐にわたります。実際に海外で活動するためには、異文化への理解やデリケートな国際感覚も求められます。留学生との交流や自身の留学も役立つでしょう。

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この記事で取り上げた
「国際貿易学」
はこんな学問です

国際貿易の理論と実践について学ぶ学問。世界各国の経済史や国際金融などの知識、貿易システム論から消費者行動論、マーケティング論まで幅広い知識を習得する。国際貿易と一口に言っても大手商社などの取引だけでなく、個人がECサイトで海外のショップと直接取引するケースも増えている。最近ではTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など規制の緩和も進み、取引が多様化するなかで、いかにしてビジネスチャンスをつかむかが研究課題となる。

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