多くの人が知らない世界を伝える、写真家が目指す「ピュリツァー賞」って?

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多くの人が知らない世界を伝える、写真家が目指す「ピュリツァー賞」って?

2015.06.16

提供元:マイナビ進学編集部

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多くの人が知らない世界を伝える、写真家が目指す「ピュリツァー賞」って?

この記事をまとめると

  • 写真の被写体やテーマにはさまざまな種類がある
  • 社会問題や自然災害などを伝えるのが「報道写真」
  • 「ピュリツァー賞」はすぐれた報道写真を選ぶ賞

写真の被写体やテーマにはさまざまな種類がある

プリクラやカメラアプリで友だちと写真を撮り、それをSNSなどで眺めることが毎日の楽しみ、という人もいるのではないでしょうか。写真がない毎日なんて考えられないですよね。なかには、将来は写真を仕事にしたい! という人もいるかと思います。

写真を撮る場合、なにを被写体に選ぶのかは人それぞれ。人物や動物などの生き物、建物や電車などの物体、自然などの風景、スポーツやライブなどの瞬間……その人の趣味によってさまざまです。

今回は、そうした写真とはちょっと異なる、「報道写真」と呼ばれるジャンルについて紹介したいと思います。

世界でなにが起きているのかを記録する「報道写真」

報道写真とは、新聞や雑誌といった報道機関が発行する媒体に載せるための写真のことで、戦争や自然災害、大きな事件や事故などが主な撮影の対象となります。そして、それらの報道写真を撮る人のことを報道カメラマンと言います。

世界には多くの報道カメラマンがいますが、この報道写真の世界でもっとも権威のある賞だと言われているのが「ピュリツァー賞」です。これは新聞などの印刷報道や文学、作曲など、ジャーナリズムの分野において年間でもっともすぐれた作品に贈られる賞です。

同賞の写真部門では、アメリカの新聞や雑誌に掲載された報道写真が対象となりますが、撮影場所は世界どこでも構いません。これまでにも、誰もが知っている事件の決定的瞬間や、長期間にわたって取材をおこなった社会問題を捉えた報道写真などが選ばれてきました。

2014年に受賞したのは、マサチューセッツ州でマラソン大会の最中に起きた爆弾テロ事件を報道したボストン・グローブ紙(新聞)。300人近くが負傷し、3人が亡くなった痛ましい事件のなか、ひとりの青年の様子を追いかけた20枚の写真が受賞しました。

人種差別や戦争、貧困、地震など、衝撃的な報道写真が数多く選ばれてきたピュリツァー賞は、世界のさまざまな問題を取り上げ、見る人の意識を根底から揺さぶってきました。過去受賞作の代表的なものとしては「ハゲワシと少女」(1994年受賞)があります。食料不足に苦しむ北アフリカのスーダンで、餓死寸前の幼女が鳥に狙われているというショッキングな写真です。教科書で見たことのある人もいるでしょう。

写真を通して世界に目を向けてみよう

ピュリツァー賞に選ばれた数々の写真をはじめ、報道写真は現実を生々しく伝えるため、目をそむけたくなるのも事実です。しかし、私たちに真実を知らせてくれる報道写真は、私たちが知らない世界の問題に目を向けるきっかけになることもあります。

このように写真を撮るということは、今この瞬間を切り取り、その場の空気や事実を誰かを伝える役目を果たすことにつながります。もちろん、趣味で写真を楽しむ場合でも、決定的な瞬間や被写体がもっとも輝いている瞬間を撮ることで、あなたの撮った写真は、よりいっそう魅力を増すことでしょう。

美術大学や美術系の学科のある大学や専門学校では、写真について専門的に学ぶことができます。写真で何かを伝えたいと思った人はもちろん、友だちやペット、お気に入りのモノや瞬間を上手に撮ってみたいと思った人は、写真撮影の知識と技術を本格的に学んでみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「写真」
はこんな学問です

写真の表現や理論について学ぶ学問。表現に必要な専門的知識、操作技術、手法を体系的に学ぶことで、専門家としての技能を習得することを目的とする。使用する機材の原理や構造を工学的に学んだり、レンズと光線の理論の光学を学んだりと学習の領域は広い。デジタルカメラだけでなくフィルムカメラについての教科がある学校も多く、その場合は化学的な要素も含まれる。実技を主とした学びだが、理論と知識なくしては身に付けられない技能である。

「写真」について詳しく見る