タクシーはガソリンスタンドに寄らないってホント?

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タクシーはガソリンスタンドに寄らないってホント?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

タクシーはガソリンスタンドに寄らないってホント?

この記事をまとめると

  • ガソリンより割安のLPガスがタクシー業界では主流
  • 安い上に、環境負荷が少ないのが特徴
  • 専用ガソリンスタンドを増やすことが普及への課題

ガソリンより安いLPガス

街を歩けばどこにでもあるガソリンスタンド。そういえば、道路を行き交うタクシーが、ガソリンスタンドで給油しているところって、あまり見たことないですよね。国内で走るタクシーのおよそ9割が、実はガソリンを使っていないんです。じゃあ、一体何が燃料なの? それが「LPガス(LPG)」と呼ばれるものです。

LPガスとは、液化石油ガスのこと。一般的にはプロパンガスと呼ばれています。通常は気体ですが、圧縮したり冷やしたりすることで簡単に液体に変化するガスエネルギーです。

タクシーでLPG車が本格的に導入されたのは1962年のこと。ガソリンより割安なLPG車はすぐにタクシー業界に広まり、現在ではほとんどのタクシーがLPG車になっています。そんなLPG車が、いまタクシー以外にも導入されています。ガソリン車と比べて、値段以外にどんなメリットがあるのでしょうか?

LPガスは「クリーンエネルギー」!

LPガスのメリットは、経済的なだけではありません。実は、天然ガスとともにクリーンなエネルギーとして、政府のエネルギー基本計画の中に位置付けられているのです。その特徴には、排ガス中のCO2量が石油や石炭に比べて少ないこと、人体に有害とされるPM(浮遊粒子状物質)や窒素酸化物の排出もごくわずかであること、ススや灰が出ず、黒煙がほとんど出ないことが挙げられます。ガソリン車に比べると、環境負荷がずいぶん少なくて済むのです。

最近では、運送業や自治体の清掃事業、宅配便の配送トラックのほか、自治体のコミュニティバスや、送迎バスなどでLPG車の導入が進んでいます。また、車以外にも、オゾン層を破壊するフロンガスの代替として、LPガスがスプレー缶の噴霧剤に使われています。

ガススタンドの普及が課題

一方で、自家用車としてLPG車に乗っている人はほとんど見かけません。今販売されている一般車にはLPガス仕様のものがなく、個人でLPG車に乗るには改造が必要なのです。また、LPG車への燃料補給は普通のガソリンスタンドではできず、専用のLPガススタンドに寄らなければなりません。この専用スタンドは現在、全国の主要都市を中心に約1,900か所と、まだまだ少ないのが現状です。スタンドなどのインフラ整備が進めば、自動車メーカーも一般向けのLPG車を売り出すかもしれません。

今後、クリーンなエネルギー資源の利便性をいかに高めるかが、クリーンエネルギーを普及させるためにクリアしなければならない課題です。未来の地球の環境を守るために、エネルギーの分野にはまだまだ研究すべきことがたくさんあります。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「エネルギー・資源工学」
はこんな学問です

金属や鉱物資源、石油・石炭・ガス・地熱などのエネルギー資源、有用だが限りある天然資源を効率的に活用し、環境保全にも配慮する方法を探る学問である。研究分野には、役立つ可能性のある物質の中から有用な資源を分離する方法を扱う「分離工学」、ガス・石油・地熱などを有効に活用するためのエネルギーの変換技術を研究する「エネルギー変換工学」、水質や空気の汚染度の計測と浄化のための対策法について研究する「計測工学」などがある。

「エネルギー・資源工学」について詳しく見る