水洗トイレやお風呂は超ぜいたく? 世界の水不足事情!

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水洗トイレやお風呂は超ぜいたく? 世界の水不足事情!

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

水洗トイレやお風呂は超ぜいたく? 世界の水不足事情!

この記事をまとめると

  • 世界の8人に1人が、安全な水を確保できない現状がある
  • 水問題が途上国の発展を妨げている
  • 今後、人口増や温暖化で世界的に水不足が深刻化する

地球上で使える水はほんのわずか

シャワーや歯磨き、トイレなど、私たちが毎日何も気にせずジャブジャブ使っている水道水。2010年の国土交通省の調査によると、日本人1人の水の1日平均使用量は、297リットル。日本では蛇口をひねれば、きれいな水道水が際限なく出てきます。一方で、世界では約9億人もの人、約8人に1人が、安全な水を確保できずにいます。

地球上に水資源は、約14億km3あります。しかしそのほとんどは海水で、淡水はわずか2.5%。淡水の中の約70%は氷河や氷山のため、人間が使える水はわずか0.8%しかありません。そのうち飲んでも安全な水は0.001%だけといわれます。この0.001%の水を、地球上の約72億人で分け合っているのが現状です。日本では当たり前のように水道水を使えていますが、それがままならない発展途上国ではどんな問題が起きているのでしょうか。

1日の大半が水汲みに奪われる

発展途上国では、家から遠く離れた水場に水を汲みに行かないと、安全な飲み水を得ることができません。往復30分以上の道のりを、重い水をかついで1日に何往復もしてやっと安全な水にありつけます。そしてこの重労働が、子どもや女性の仕事とされています。そのため、子どもや女性は1日の多くの時間を水汲みに費やし、学校に行くことや仕事に出ることができません。こうして、貧困の連鎖が生まれます。子どもや女性の就学率、識字率が上がることは国の経済成長につながります。つまり、水問題がその機会を奪っていることになるのです。

対策が必要なのは飲み水だけではありません。農業用水の確保も世界的に急務になっています。アフリカや中東の乾燥地帯での大規模な灌漑(かんがい)農業が普及したことで、大量の水資源が必要になっているからです。人口が増加していくなか、農業用水の確保は世界的な課題でもあります。

このように、途上国の水問題では、安全な飲料水の安定供給や農業用水の確保、衛生面で不可欠な下水対策、洪水などに対応した治水対策など、総合的な支援が求められています。

無限ではない資源をどう使うか

世界の水不足は、これからの人口増加や地球温暖化などによって、将来さらに深刻化すると見られています。国連は、2025年には世界人口の3分の2が、絶対的な水不足の状態に達すると予測しています。先進国にとっても、もう他人事ではない水問題。私たち日本人も、水の使い方を改めて見直す必要があります。

「今の暮らし方を続けると、2030年には地球2個分の資源が必要になる」と言われています。今後はさらに、地球規模の視点を持ち、環境・エネルギー問題に目を向け、持続可能な取り組みを実践していく人が必要です。これから起こるであろう環境問題を予測し、対策を講じる環境学の研究が、きっと役に立つことでしょう。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

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