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ノーベル賞受賞者が伝える、若いうちに海外で働くべき理由とは?

2015.10.16

提供元:マイナビ進学編集部

ノーベル賞受賞者が伝える、若いうちに海外で働くべき理由とは?

会場の大学生とインタラクティブ授業をする「FMフェスティバル2015」。1限目の授業を担当するのは2014年度ノーベル物理学賞を受賞した電子工学者の中村修二さんです。現在はアメリカを拠点に活動されていますが、45歳で渡米するまで出身である四国から出たこともなかったといいます。そこで「日本にこのまま留まるつもりの人へ」をテーマに海外で働くことの意義を学生とディスカションしました。

この記事をまとめると

  • 「将来海外で働く意思があるかどうか」という質問には8割が「あり」と回答
  • 最後に再度質問したときには9割が「あり」に
  • 「高校生も海外で活躍できる人になってほしい」と中村さん

Q.「将来海外で働く意思があるかどうか」

中村さんが最初に学生へ質問したのが、「将来海外で働く意思があるかどうか」。会場にいる学生はそれぞれの手元にあるカ―ドを上げ、8割が「ある」・2割が「ない」という結果に。それぞれの意見を聞きました。

「海外で働く意思はない」と答えた学生からは、「高齢化になり、どんどん働き手が減っている日本を離れることはできない」という意見が。それに対して中村さんは「日本は良い発明ができるのに世界への営業力が弱く、他国に負けている。それは英語ができないことも要因の一つだと思う。このまま日本に留まることが本当に日本のためなのか」ということを問いかけました。

また、「明確な目的がないから海外には行けない」という意見には、「何をやりたいのか分からない人こそ海外に行くべき。どんな仕事に就いたとしても英語力は必要です」と背中を押しました。

Q.「中小企業と大企業のどちらを選ぶか」

大学生と中村さん

大学生と中村さん

続いて「働くなら、好きなことができる会社(中小企業)と、安定した企業(大企業)のどちらを選ぶか」という質問には、こんな回答が。

「チャレンジしたいけど不安が勝ってしまうので大企業を選びます」。

それに対し、「若いのに保守的な考えだね! ぜひチャレンジしてよ!」と笑いながら学生にエールを送りました。中村さん自身も、中小企業に入社したからこそノーベル物理学賞を受賞した青色発光ダイオードの発明があったと言います。

「私くらいの歳になると、なんでもっと挑戦しなかったのだろうと思います。若い時は失敗しても何度でもチャレンジできます」とゲキを飛ばしました。

最終的に再度「それでも君たちは、このまま日本に留まるつもりですか?」という質問をすると、NOが9割、YESが1割という結果に。それを受けて中村さんは「非常にうれしいです。ずっと海外にいてほしいわけではなく、日本を外から一度見てほしいんです。そうするとガラッと考えが変わるから。日本のグローバル化を進めるためにもお願いします」と話しました。

高校生もどんどん海外で活躍してほしい

授業後の中村さんに授業の感想を伺いました。

―学生と直接意見を交わしてみていかがでしたか。

会場全体的に安定志向だったのが少々ショックでした。しかし、海外で働く意思があるかどうかを最初と最後に聞き、最終的に「YES」と答えた人が増えていたのはうれしかったですね。

―日本と海外とで学生のタイプも違いますか?

全然違いますね。日本は年齢とともにだんだん大人しくなってしまうんですよ。学校で先生に怒られてシュンとしてしまったり……。アメリカの学生はとにかく元気です。あの元気さが大事だと思います。

―高校生が今から勉強や身につけておくといいことがあれば教えてください。

社会に出て実践的に使えるような勉強をしておくといいと思います。例えば、株やフィナンシャル、起業の仕方といった、なかなか学校では習わないもの。高校生もさまざまなことをどんどん学んで海外で活躍してほしいなと思います。


日本で安定した仕事に就きたい、と考えている人も少なくないはず。しかしながら、「若い時だからこそ海外でチャレンジしてほしい」と中村さんはメッセージを送ります。どちらで働くことを選択するにせよ、自分がどうしてその道を選んだのかをきちんと見つめ直すと後悔がないかもしれません。

《番組概要》
◇タイトル: 三井住友フィナンシャルグループ presents FM フェスティバル 2015 未来授業~明日の日本人たちへ~
「戦後70年のイノベーション~新しいニッポン人の突破力~」
◇放送日時:2015年11月3日(火・祝) 16:00~19:00
◇放 送 局:TOKYO FMをはじめとするJFN 38局
◇番組総合司会: 茂木健一郎
◇特別協賛:三井住友フィナンシャルグループ
◇協   賛:損保ジャパン日本興亜・寺岡精工・川口技研
◇特設サイト:http://fes.jfn.co.jp/
※ラジオ放送終了後に特設サイトにてビデオPodcastを配信します。

この記事のテーマ
総合・教養」を解説

近年、いくつかの大学が教養学部や総合学部などを新設する動きが目立っています。総合科学部や総合人間学部、国際教養学部などのように、呼称や内容に違いがありますが、一般的にはリベラルアーツや文理融合を理念としているところが多いようです。人文科学、自然科学、社会科学など、特定の学問の枠を超えて横断的に扱うこともあれば、専門分野を設けている大学もあります。自分の学びのスタイルに合った大学を選ぶことが重要です。

「総合・教養」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「キャリアデザイン学」
はこんな学問です

変化の多い現代社会を見捉えながら、人の生涯設計を支援するための学問。人文科学、社会科学など、学際性の高い研究を通じて人の育て方や働き方を考え、よりよい生き方の方策を追究する。仕事と人との関わりを探究するなかで、経営学や心理学など関連諸学を学ぶ場合もある。学習、研究を通じて人々のキャリアデザインや生涯学習を支援する仕事に、高いプロフェッショナル意識を持って携わる人材を育成することをめざす。

「キャリアデザイン学」について詳しく見る