世界で一番大きい仏像は茨城県にあった!
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牛久大仏を見に来る外国人観光客が増えている昨今。牛久大仏の大きさを他の有名な大仏や銅像と比較するほか、人間や他のものなどと比較し、その大きさを伝えます。
この記事をまとめると
- 新たな観光スポットである「牛久大仏」のエトセトラ
- 牛久大仏の大きさを比較
- 観光業・旅行会社について
牛久大仏のエトセトラ
ネットでもたびたびその巨大さが話題になる「牛久大仏」。立像としては世界3位の大きさですが、青銅製大仏(ブロンズ製の大仏)では世界一の大きさを誇ります。その大きさは全長120m(像高100m、台座20m)。
この「120」という数字には、実はちゃんと意味があるのです。仏や菩薩の心身から発し、慈悲や智慧を象徴する光のことを「光明」というのですが、この光明は12種あるそう。この「12」という数字にちなんだ高さにしたといいます。また、牛久大仏の足元には極楽浄土をイメージした華やかな庭園があり、高さ85mになる仏像内の展望台からはその眼下に広がる庭園を臨むことも。ちなみに展望台は大仏の胸部に位置しています。
展望台以外にも各階にはそれぞれコンセプトがあり、どの階も違った世界観を楽しめます。例えば1階は、煩悩を表す暗闇の世界が広がっており、2階は法話や写経体験が行われる落ち着いた空間です。
牛久大仏を他の巨大建造物と比較してみた
そんな牛久大仏ですが、いったいどれほどの大きさかというと、奈良の大仏が14.9mで、牛久大仏の左手のひらが18m。なんと奈良の大仏が牛久大仏の手のひらに乗るほど大きいのです。
さらに自由の女神の高さは40cmなので、牛久大仏の台座を除いた足元から比べても、その腰の高さにも及びません。また、ディズニーランドのシンボルでもあるシンデレラ城は高さ51m。大仏はこの約2倍の高さにあたります。とにかくとてつもなく大きい建造物だということがお分かりいただけるかと思います。
茨城の観光名所として再注目!?
実はこの牛久大仏、最近になって多くの外国人観光客に注目されています。県観光物産課国際観光推進室によると、県内を訪れる外国人ツアー観光客数が、2013年4月から2014年2月までの11カ月間で、前年度1年間の100倍を超え、急増しているとのこと。
ちなみに、ひたち海浜公園(ひたちなか市)のネモフィラ(青い花弁が特徴の一年草)が2013年にFacebookページの「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の中で11位に選ばれたことも茨城が注目されるきっかけになったそう。
このような観光名所を盛り上げる仕事は「観光局スタッフ」や「旅行業界」などがあります。このような仕事に就くには、語学力はもちろんのこと、地理などにも詳しくなくてはなりません。旅行業界唯一の国家資格である「旅行業務取扱管理者資格」を持っていれば重宝されるでしょう。日本の良さを国内外の人に伝える仕事なので、日本人としての誇りを感じられるはずですよ。
この記事のテーマ
「旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説
目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。
この記事で取り上げた
「観光庁職員」
はこんな仕事です
観光庁は、平成20年にできた新しい省庁。日本国内の観光地や文化をPRし、旅行を楽しむ日本人や外国人を増やすのが目的。業務はキャンペーンやプログラムの企画・実施、地方の観光地化促進、海外へのプロモーション活動、宿泊施設や通訳ガイドの登録、旅行業法の適正な運用指導など。観光庁は国土交通省の管轄なので、職員は採用試験に合格した国家公務員。配属先は東京の観光庁や地方局、日本政府観光局などさまざまである。外国人観光客の誘致には特に力を入れており、日本の魅力を伝えられる語学力も武器になる。
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