島がまるごと美術館! 香川県のアート島って?

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島がまるごと美術館! 香川県のアート島って?

2015.06.22

提供元:マイナビ進学編集部

島がまるごと美術館! 香川県のアート島って?

この記事をまとめると

  • 島が丸ごとアートになっている「直島」という島がある
  • 直島では島全体をアート作品でいっぱいにする取り組みが行われている
  • 住民と協力しながら町づくりをし、観光客にも人気という、地域おこしとして一つの理想的な形だと言われている

島が丸ごとアートになった直島

香川県に、毎年多くの観光客が訪れる、ある島があります。香川県と岡山県の間の瀬戸内海にある「直島(なおしま)」です。なぜ直島が人気の観光地かというと、島が丸ごとアートになっているのです。

まず、船着き場で観光客を迎えてくれるのは、表参道ヒルズを手掛けたことでも知られる安藤忠雄さんが設計した「海の駅なおしま」。海の駅の前には芝生の広場が広がっていて、直島のシンボルでもある「赤いかぼちゃ」が鎮座しています。この「赤いかぼちゃ」をつくったのは、彫刻家・画家である草間彌生さん。草間さんは前衛芸術家とも言われ、2012年にはルイ・ヴィトンとのコラボレーションも果たした人です。

このように島のいたるところにアート作品が点在しているうえに、美術館があったり改修した古い家屋があったりと街並みがすべて芸術的。なぜ直島はこんなにもアートであふれているのでしょう?

島全体をアート作品でいっぱいにする取り組みとは?

直島をアートの島として生まれ変わらせたのは、岡山県に本社を持つ、教育・育児関連の企業であるベネッセグループ。直島福武美術館財団とともにアート活動が行われるようになりました。

このアート活動が始まったのは1980年代です。はじめは美術館やホテル、キャンプ場の複合施設である直島文化村でアート活動を行っていましたが、徐々に海岸沿いや住宅地にもアート作品が増えていき、今では島全体が自然とアートが融合する大きな美術館のようになっています。

美しい風景を損なわないように地中に潜り込むように作られた地中美術館や、美術館とホテルが一体となったミュージアム、李禹煥美術館といった施設から、街中にあるユニークなオブジェ、古民家など見どころはたくさん。世界で活躍する芸術家から若手現代アーティストの作品まで、個性的な作品が多数そろっています。海外からの注目度も高く、「死ぬまでに行きたい場所」として取り上げられたこともあるそうです。

直島の住人が納得した「家プロジェクト」

直島でアート活動が始まったとき、直島の住民は少し遠巻きに見ているような感じだったそうです。ところが、古民家や空き家を改修し、人が住んでいたころの時間と記憶を取り戻す「家プロジェクト」を始めてから、町の人々もアート活動に参加するようになりました。今では、地元の人も観光にやってくる人たちとの出会いを楽しみにしているのだとか。

交通の便が悪い地域や島などは、若者が離れてしまいがちです。しかし、こうして観光客を呼び込めるような取り組みを行っていると、地域は盛り上がり外からも人が入ってくるんですね。地域おこしのお手本ともいえる直島のアートプロジェクト。興味の湧いた人は、観光学を学んでみてはいかがですか?

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「観光学」
はこんな学問です

観光学とは旅行業の実務を学ぶだけではなく、観光を通して地域と観光客の交流を生み、地域の活性化にもつなげるための学問である。その目的を達成するために、新しい観光事業の開発プロジェクトを成功させる手法や、観光企業の経営ノウハウ、事業計画の作成方法を研究する。また、観光客として見てまわるだけの観光から、積極的に参加して体験できる観光へと旅行者のニーズは変化している。ニーズを先取りする商品開発も重要である。

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