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働くお父さんのストレスをチェック! 何のため?

2015.10.28

提供元:マイナビ進学編集部

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働くお父さんのストレスをチェック! 何のため?

働き盛りといわれる30代後半から40代は上司と部下に挟まれ、責任も重く、ストレスに苦しんでいる人も少なくありません。高校生の親に当たる年齢は、まさに「ストレス世代」の真っただ中。あなたのご両親も大きなストレスを抱えているかもしれません。

この記事をまとめると

  • パワハラ、過重労働、ノルマ……何がストレスかは、十人十色
  • 「ストレスチェック制度」ってどんな検査をするの? 
  • 働く人がうつになったり、体調不良になったりしないようにするのが狙い

パワハラや過重労働、ノルマ、異動、転勤……ストレスの原因はさまざま

「パワハラ」という言葉をご存じでしょうか? 上司が部下を叱る時、過剰に人格否定を繰り返したり、暴力を振るったりするのがパワハラです。そこまで極端ではなくても、理不尽で独善的なことばかり言う「パワハラ的上司」はあちらこちらに存在し、部下はストレスを感じていることでしょう。また、「パワハラ」が問題視されるようになってきた昨今、部下に思ったことを言えないでいる上司もストレスを抱えているかもしれません。

ストレスの要因はパワハラだけではありません。過去にリストラをした企業は、人員不足を過重労働で補っていますから、「残業や休日出勤は当たり前」となっているケースも多いでしょう。営業職は多くのノルマを抱えている場合もあります。また、上司や同僚に恵まれていても、突然の異動や転勤により新しい仕事になじめず、ストレスを抱えている人も。うれしいはずの昇進もプレッシャーに感じればそれはストレス。どんな職場環境がストレスとなるかは人によって異なるのです。

ストレスには個人差があり、気持ちを切り替えることでうまく解消できたり、周囲の人に相談することで救われたりするケースもありますが、大きな負担を感じながら我慢して働き続けている人の中には、うつを発症してしまう人もいます。10~15人に1人がうつ病を経験するとされています。

2015年12月から「ストレスチェック制度」がスタート

2015年12月から、50人以上の事業所にストレスチェックと面接指導の実施などを義務づける「ストレスチェック制度」が始まります。定期的に働く人のストレスについて検査を行うもので、「心の健康診断」と言っていいでしょう。本人にその結果を通知して自らのストレスの状況の気付きを促し、メンタルに支障をきたすリスクを低減させます。また、検査結果を集団ごとに集計・分析し、職場におけるストレス要因を評価することで、職場環境を改善して、ストレスの要因そのものも軽減させようとするものです。

ストレスチェックは年に1回の頻度で行い、検査では「仕事のストレス要因」、「心身のストレス反応」及び「周囲のサポート」の三つの領域について質問します。国が勧めている標準的な調査票によると、検査の内容は57項目で、「非常にたくさんの仕事をしなければならない」「時間内に仕事が処理しきれない」などの質問について、「そうだ」「まあそうだ」「やや違う」「違う」の四つから自分の心情に近いものを選びます。

「高ストレス者」は事業者が医師による面接指導を

検査によって、メンタルヘルス不調のリスクの高い人を早期に発見し、医師による面接指導につなげることで、働く人がうつになったり、ストレスを原因とした体調不良になったりしないようにするのが狙いです。結果は実施者から直接本人に通知し、本人の同意がない限りは事業者に提供してはいけませんが、集団ごとの評価は明らかになります。

例えば、ある部署でAという上司の部下が10人中10人とも「ストレスが高い」との結果が出た場合、企業はAの統率力・人間性に問題はないかを検討するでしょう。もちろん、Aも大きなストレスを抱えており、その部署がうまく機能していないということも考えられるので、適材適所の人事がなされているか、人員は足りているか、残業・休日出勤が多すぎないかなどを検討し、職場環境を改善する必要があります。

「高ストレス者」として面接指導が必要と評価された人から申し出があった場合は、医師による対応が事業者の義務となります。事業者は、面接指導の結果に基づき、医師の助言を受けて対応しなければなりません。

このストレスチェック、受ける側からは、情報の漏えいや、「結果がリストラや減給・降格・異動などの理由にならないか」などの声が挙がっており、導入に向けてはさまざまな課題も指摘されています。しかし、大切なのは大きなストレスを抱えた人を見つけ出すこと。中には、それほど深刻な状況ではない人も面接指導の対象者に含まれてしまうかもしれません。それでも、自殺者を考えるほどのうつ状態にある人が救われれば、成果は大きいのです。

こうしたうつによる心身の健康被害は現代社会の大きな課題の一つです。「医学」や「心理学」をはじめ、さまざまな学問から改善の研究が進められています。こうした課題の改善に向けて、自分が学びたいと考えている学問や得意な分野から「どのような貢献ができるのか」を考えることは意義のあることかもしれません。


■メンタルナビ うつ病
http://www.mental-navi.net/utsu/

この記事のテーマ
人間・心理」を解説

人を研究対象として、人間の心理や身体、人間が作る社会集団、生活の特徴やあり方を研究します。人間科学は、人間という存在や関係性そのものを研究し、学習範囲は栄養学から文化人類学、スポーツ科学まで広範囲にわたります。心理学は人間の心や行動の特徴を分析・解明します。ストレス社会と呼ばれ、心の病に苦しむ人が増加している現代では、なかでも臨床心理学の重要性が注目されています。人間の存在意義の基礎となる学問です。

「人間・心理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「心理学」
はこんな学問です

人間の心理や行動がどのような原理で動いているのかを研究する学問である。それにはさまざまなアプローチがある。たとえば、認知心理学では対象を知覚してから言語化するまでの作用を情報処理のプロセスとして理解する。発達心理学は人間が誕生してから死ぬまでの心の変化が何によるのかを探究する。臨床心理学は心のバランスを崩してしまった人の状態の改善をめざす。志望校に自分の本当に学びたい心理学があるかどうかを必ず確認することことが大切だ。

「心理学」について詳しく見る