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「工場萌え」って?

2015.10.27

提供元:マイナビ進学編集部

「工場萌え」って?

「工場」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか? 機械油の匂い、ベルトコンベアが無機質に動く空間……などでしょうか。
最近は、ライトアップされた工場を夜景として眺める……そんな楽しみがあるのを知っていますか? また、高校生でもワクワクできる「大人の工場見学」も人気が高まっています。今、秘かなブームとなっている、テーマパークのような「工場」の楽しみ方をご紹介します。

この記事をまとめると

  • プラントから発せられる幻想的な光群
  • 大人も楽しい盛りだくさんな工場見学
  • 観光はエンターテイメント!

まるでSF映画のワンシーンの中に入り込んだよう!

室蘭市、川崎市、四日市市、北九州市、周南市。北海道から九州まで、一見バラバラに見えるこの5つの都市の共通点とは、一体なんでしょうか?
実はこの5つの都市には、それぞれ評判の夜景スポットがあるのです。その夜景スポットとは「工場夜景」。

これらの5都市は工場が集まっている地域で、夜を迎えると、プラントに作業用の明かりが灯ります。工場が発するいくつもの明かりが夜の時間帯の周囲の光景とあいまり、近未来的で幻想的な世界を醸し出すのです。

室蘭には、日本でも有数の歴史を誇る製鉄業の巨大な工場があり、また工場群のすぐそばを通る「白鳥大橋」もライトアップされることで、相乗効果を生み出します。川崎は、京浜工業地帯の中核となっている地域。明かりだけでなく、工場から吹き上がる水蒸気や炎も夜景として楽しむことができ、まるでSF映画のワンシーンを見ているような錯覚に陥ります。これらの地域では工場夜景ツアーや工場夜景クルーズも行われており、なんと実施の1カ月前には予約で一杯になることもあるのだとか。

また、巨大コンビナートが荘厳な光を放つ四日市、街全体の中に位置する工場群という珍しい構図を眺められる北九州市も魅力的。山口県周南市は、海上や街中など市街地や島々に近接する工場夜景がさまざまな角度で楽しめるのが特徴です。

かまぼこ作り体験や出来たてジュースが楽しめる

昼間に行う工場見学も、近年ちょっとしたブーム。工場見学というと、小中学校時代の社会科見学を思い出します。グループや列を作って移動しながら、会社の担当者から聴く話は、普段の授業と違って新鮮に感じた方も多いかもしれません。
そんな「社会科見学」を大人向けにも開催し、より多くの人々が楽しめるよう、工場見学の機会を提供している会社が、今ではたくさんあるのです。

主な目的の一つは、自社製品やサービスをより身近に感じてもらってその良さを理解してもらおう、というものですが、何よりも、地域をはじめ一般消費者たちへの社会貢献、という意味合いも強いようです。ですから現在の工場見学は、子どもだけでなく、大人も楽しめる内容となっているのが特徴です。

例えば食品や飲料メーカーの工場見学では、見学の途中、もしくは最後に、その工場で生産されたものを食べたり飲んだりできる、という楽しみ方ができます。コカ・コーラや雪印メグミルクでは見学後、工場で作っている飲料の試飲をさせてくれます。また、埼玉にある草加煎餅丸草一福では、箸と押し瓦を使って自分だけのお煎餅を作ることもできます。練り物で有名な鈴廣は「かまぼこ博物館」を設置しており、ここでかまぼこやちくわ作り体験が可能です。

乗り物好きならANA、JALなどの整備場や、日産などの自動車工場がおすすめ。詳しく説明を聞きながら見学できるだけでなく、制服を着用できたり、歴史が分かる博物館があったりと盛りだくさんな内容となっています。

観光はエンタメ精神とテーマ設定が大切

説明を聞くだけだったかつてのものと異なり、現在の工場見学は、学びあり、体験あり、童心に返る時間ありと、楽しさてんこ盛りの立派な観光メニュー。工場を「企業が製品を生産するところ」という視点で捉えるだけでは、こうした楽しみ方は生まれません。そこに広がる工場ならではの光景に価値を見い出し、一般の人にとって非日常を味わえる空間になるかも!という発想が、観光を企画するにあたってとても大切なことが分かります。

例えば、ある旅行会社には「お客様が喜ぶことならなんでもする!」と食事の席で仮装したり、道中のトークで笑わせたり、自らがエンターテイナーとなって参加者をもてなす添乗員がいます。彼らの企画するツアーは、観光旅行としてただ各地を巡り、見たことのないものや場所を見せるだけでなく、非日常に浸れる「エンターテイメント」として提供しているのです。そのツアーにはリピーターも多く、なんとファンクラブも出来たほど。

たかが観光、されど観光。観光客は、時間とお金を使ってその場所で時間を過ごします。それだけに魅力的なテーマで、コストパフォーマンスの高いツアーを考えたり、新しい視点から地域の魅力を発掘したりしなければなりません。五感や、視点、知恵を駆使し、利用者をいかに喜ばせるかを最優先したプロデュース力を追究できるのも、観光学の面白さです。

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「観光学」
はこんな学問です

観光学とは旅行業の実務を学ぶだけではなく、観光を通して地域と観光客の交流を生み、地域の活性化にもつなげるための学問である。その目的を達成するために、新しい観光事業の開発プロジェクトを成功させる手法や、観光企業の経営ノウハウ、事業計画の作成方法を研究する。また、観光客として見てまわるだけの観光から、積極的に参加して体験できる観光へと旅行者のニーズは変化している。ニーズを先取りする商品開発も重要である。

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