ハリウッドスターの困った肌がファンデーションを生んだ

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ハリウッドスターの困った肌がファンデーションを生んだ

2015.10.26

提供元:マイナビ進学編集部

ハリウッドスターの困った肌がファンデーションを生んだ

肌をきれいに見せるためのベースメイクで欠かせないのはファンデーションですよね。最近はさまざまなタイプがあり、好みの使い心地で選ぶことができます。このファンデーションはどうやって生まれてきたのか気になりませんか?

この記事をまとめると

  • 映画のモノクロ時代はドーランがベースメイクで使われていた
  • 美男俳優のオイリー肌を抑えるためファンデーションが開発された
  • 現在もハイビジョン対応などファンデーションの進化は続く

モノクロ映画だからこそ肌のテカリが禁物だった

初めて映画が作られたころ、撮影はモノクロで行われていました。今ではカラフルに表現してる映像ですが、昔は白と黒と陰影だけで表現していたのです。その際、気をつけなければならなかったのは肌から浮いてくる皮脂。肌にテカリがあるとその部分が明るく光ってしまうため、せっかくの陰影が台無しになってしまうのです。そのため、俳優・女優は常にきめ細かく人形のような肌であることを求められました。
当然俳優・女優のテカリを抑えるのはメイクアップアーティストのお仕事。当時はドーラン(練りおしろい)で肌を仕上げてから撮影に臨んでいたのですが、そのころのドーランはテカリやすいという欠点があり、そのため何度も塗り直しが必要とされていたのです。
一方で俳優・女優自身も美肌のために顔を冷やしたり、水分を摂らないように工夫するなど、苦労が多かったというエピソードが多く残っています。

男性も女性も夢中にさせた美男俳優の敵はオイリー肌!

1920年代に活躍したルドルフ・ヴァレンティノというイタリア出身の俳優をご存じでしょうか。浮世離れした美男子で、女性だけでなく男性をも魅了しました。エキゾティックな魅力とダンディさ、端正なルックスで、まさしくロマンティックな映画にぴったりでした。
しかし、この史上最高の美男ハリウッド俳優は大きな弱点を抱えていたのです。それはすぐに皮脂が浮いてベースメイクが崩れるオイリー肌だったということです。撮影中でもテカリが出てくれば中断せざるを得ません。それを解決するために彼のメイクを担当していたメイクアップアーティストが研究し開発したものが、現代でも使われているファンデーションです。
ファンデーションなら肌の質感を美しく整えつつも、皮脂に強く、テカリを抑えることができました。このファンデーションの開発と進化により、ヴァレンティノはテカリの心配なく、撮影に臨めるようになりました。彼はヒット作を連発してから、早逝してしまいましたが、ファンデーションは今でも進化し続けています。

現在のファンデーションはハイビジョン対応にまで進化している

現在のベースメイクは薄くても、肌をきれいに見せてくれます。しかも崩れにくいため、ヴァレンティノが使っていたファンデーションに比べると、かなり進化しています。また高画質でテレビ放映されるハイビジョンとなったため、肌が鮮明に移されるようになり、ハイビジョン画面に対応しているファンデーションも開発されたのです。このファンデーションを使うときめ細かい肌に見えるように仕上がり、画面でも映える肌になります。
美肌の女優も多いですが、多くの場合はその進化したハイビジョン対応のファンデーションによるベースメイクが支えています。今後、ファンデーションはまだまだ進化を続けるでしょう。

メイクアップアーティストは、このような進化したファンデーションを使いベースメイクを仕上げています。これはテレビや映画だけではなく、雑誌のグラビアでも同じ。メイク直しを最低限にとどめられるように、ファンデーションを含めさまざま知識を勉強していく姿勢が、メイクアップアーティストには求められるのです。

■参考文献
「化粧せずには生きられない人間の歴史」(講談社現代新書/石田かおり)

この記事のテーマ
美容・理容・メイクアップ」を解説

美容師や理容師、メイクアップアーティストなど、確かな技術と感性を備えた「美」の専門家を目指します。理容師や美容師の国家資格取得を目指すほか、それぞれの職種に応じた技術力や表現力の習得、接客能力を身につけます。従来のように美容室や理容店で働くだけでなく、高齢者や障害者のもとへ出張する技術者へのニーズも高まっています。

「美容・理容・メイクアップ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「メイクアップアーティスト」
はこんな仕事です

雑誌やテレビで見るモデルやタレントのほとんどが美しいメイクをしているが、それを施しているのが高い技術を持つメイクアップアーティストである。塗ったり描いたりする技術だけではなく、モデルやタレントの骨格に合わせて、依頼に適したメイクを施す。撮影現場やスタジオの専属というイメージもあるが、ブライダルや化粧品メーカー専属のアーティストも数多く活躍している。メイクアップアーティストは実力次第で特定の企業に属さずフリーランスとなり、自身で事務所を開くこともできる。

「メイクアップアーティスト」について詳しく見る