本当にあった! 恐ろしい心理学実験

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本当にあった! 恐ろしい心理学実験

2015.10.23

提供元:マイナビ進学編集部

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本当にあった! 恐ろしい心理学実験

心理学といえば、どんなものを思い浮かべますか? 心理学者のコメンテーターなどをテレビで見かけたことがある人も多いでしょう。心理学はこれまでいろいろな方法で研究されてきていました。現在でも、解明されていない部分はまだ多いですが、研究の成果によって少しずつ明らかになってきています。研究の中には、まさしく恐ろしい実験が行われたことも……。代表的なものをご紹介します。

この記事をまとめると

  • 赤ちゃんを対象にした実験も
  • 条件によって人は残酷になる
  • 実験がエスカレートし、暴力などが発生したものも

恐怖の条件付け「アルバート坊やの実験」

アメリカの心理学者、ジョン・ワトソン(1878~1958)博士は、生後11カ月のアルバートという赤ん坊を対象に、ある実験を行いました。赤ん坊に白いネズミを見せ、ネズミを触ろうとした時にだけ、その背後で鉄をハンマーで叩いて大きな音を立てる、というものです。

この実験を続けると、もともとはネズミを怖がっていなかった赤ん坊は、白いネズミだけでなく白いウサギや毛皮のコート、白いヒゲのサンタクロースなど、似た外見のものまでも怖がるようになってしまいました。

これを「恐怖の条件付け」と呼び、人が感じる恐怖は幼年期の体験に由来するところが大きいのではないか、とワトソン博士は主張しました。

人は簡単に残酷になる「ミルグラム実験」

お次は1963年にアメリカで行われた「ミルグラム実験」です。

被験者には、「生徒役」と「教師役」をそれぞれ設定します。生徒役の人は電気椅子に座らされ、出された問題の答えを間違えると電気ショックが与えられます。教師役の人には、その電圧をコントロールするスイッチが渡され、生徒役の電気ショックの大きさをいじることができます。しかし、実は生徒役はダミー。本当は電圧はかけられないのですが、教師役がスイッチをいじったときには苦痛の演技を行います。つまりこの実験の被験者は教師役の人だけです。

この実験を行ったところ、教師役の人たちは白衣を着た博士らしき人物(実験を主催した側の一人)の指示に従い、62.5%が非常に強い電圧を流したそうです。

この実験によって、「ある閉塞された環境下では、権威ある命令によって人は簡単に残酷になれる」という可能性が明らかになりました。

実験自体が暴走「スタンフォード監獄実験」

最後は1971年にアメリカで行われた「スタンフォード実験」です。

「看守役」と「受刑者役」のグループに分けられた被験者21人が、大学の実験室を刑務所に見立て、そこでそれぞれが与えられた役割に基づいて過ごしました。時間が経過するにつれ、双方のグループの被験者たちはその役割に合った行動をとるようになっていきました。看守役は積極的に囚人役にさまざまな屈辱的な罰を与えるようになり、やがて禁止されていた暴力が振るわれるようになったのです。あまりにも明確に表れた実験結果に当初2週間の予定だった実験は、6日で中止となる事態に。

実験を主催していたジンバルドー博士は実験の継続を希望していましたが、のちの会見で「自分も実験の状況に飲まれてしまっていたので、正常な判断ができなくなっていた」と説明。

この実験によって、人間は与えられた役割によって自らの個性を失う傾向があること、閉鎖環境では理性の歯止めがきかなくなっていくことなどが証明されました。

これらの実験は残酷なものでしたが、心理学の進展に寄与してきたこともまた事実です。例えばうつは現代病といわれていますが、人間心理の分析に基づいた治療法が開発されています。非人道的な実験は繰り返されるべきではありませんが、今日の心理学の発展の裏側にそうした歴史があったことは知っておいてよいかもしれません。


参考:【再現不可能】ダメージ大きすぎ!怖すぎる心理実験の数々「アルバート坊やの条件づけ実験」
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/3509

この記事のテーマ
人間・心理」を解説

人を研究対象として、人間の心理や身体、人間が作る社会集団、生活の特徴やあり方を研究します。人間科学は、人間という存在や関係性そのものを研究し、学習範囲は栄養学から文化人類学、スポーツ科学まで広範囲にわたります。心理学は人間の心や行動の特徴を分析・解明します。ストレス社会と呼ばれ、心の病に苦しむ人が増加している現代では、なかでも臨床心理学の重要性が注目されています。人間の存在意義の基礎となる学問です。

「人間・心理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「心理学」
はこんな学問です

人間の心理や行動がどのような原理で動いているのかを研究する学問である。それにはさまざまなアプローチがある。たとえば、認知心理学では対象を知覚してから言語化するまでの作用を情報処理のプロセスとして理解する。発達心理学は人間が誕生してから死ぬまでの心の変化が何によるのかを探究する。臨床心理学は心のバランスを崩してしまった人の状態の改善をめざす。志望校に自分の本当に学びたい心理学があるかどうかを必ず確認することことが大切だ。

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