志望理由書が書けた! 最終チェックすべきポイントとは?
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総合型選抜や学校推薦型選抜において、受験の合否を大きく左右することになるのが、志望理由書。
志望する大学に入学するために、完璧な状態で提出したいですよね。
そのときに気を付ける必要があるのが、誤字脱字や、きれいな字で書いてあるか、提出日はいつか、などのポイント。
志望動機や自分の将来像を考え抜いて志望理由書を完成させても、細かい部分にミスがあっては台なしです。減点されることがないように、最終チェックは念入りに行いましょう。
この記事をまとめると
- 誤字脱字は自分以外の人にも見てもらってチェックしよう
- きれいな文字で、ゆっくり、落ち着いて書こう
- あらかじめ提出日をチェック!
誤字脱字は絶対にNG!
志望理由書を書いた後にまずチェックしたいのが、誤字・脱字です。どんな提出書類でも基本的に誤字や脱字は避けたいことですが、進路を左右することになる書類だからこそ、特に気をつけたいもの。
塾講師、エントリーシートの添削サービスの経験を持つ阿南さんは、このように話しています。
「誤字・脱字の確認を行う際には、文章を単語のまとまりごとに読むのではなく、各単語をそれぞれ個別に読んでいくことが重要です。
自身で文章を作成した際、内容が頭に入っているために、文字の不足や順序の逆転があっても認識が困難となります。そのため、誤字・脱字を確認する際には意味のまとまりごとに読むのではなく、単語・文字ごとに個別に読む必要があります」。
他にも、誤りを発見するためには、自分で確認するだけでなく、家族や先生にチェックしてもらうのが良い方法かもしれません。
清書は、きれいに読みやすい文字で
志望理由書は現在でも手書きで提出する場合が大半です。そのため、きれいに読みやすい字で書くことが大切な点です。
入試担当者が見るのは、落ち着いて、しっかりと書類を仕上げられるのかという点。そのため、文字そのものが達筆である必要はありません。急がず、あわてずに、1文字1文字を丁寧に書きましょう。
提出日には遅れないように!
最後に、提出日はしっかりと守りましょう。せっかく志望理由書の内容を練り上げたとしても、提出日に間に合わなければ、全ての努力が水の泡です。
提出日を守り、志望理由書を提出するために大切なことは、あらかじめ提出日がいつなのか、応募書類をしっかり確認することです。当然のことと思うかもしれませんが、例年、提出日の勘違いをする高校生が少なくないのです。両親や先生にも確認してもらい、できるだけ余裕をもった日程で書類作成を進めましょう。
また、提出が郵送の場合には郵送方法にも注意が必要です。
ポストに投函するのではなく、郵便局の窓口で発送することで、料金不足で戻ってきてしまうなどのミスを防ぐことができます。もし期限が迫っているようであれば、窓口から速達で発送するようにしましょう。