社会学部の志望理由を考える

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社会学部の志望理由を考える

2015.11.20

社会学部の志望理由を考える

「この大学の社会学部を志望される理由はなんですか?」志望理由書、推薦入試、AO入試で必ずあるこの質問。文章にしたり、言葉で相手に伝えたりするとなると、しっかりまとめておく必要があります。ここでは、志望理由を考える際に役立つ3つのポイントをまとめてみました。面接でしっかり答えられるように、あなたが社会学部を志望する理由を考えていきましょう!

この記事をまとめると

  • あなたが社会学部に興味を持ったきっかけから、志望理由を考える
  • 社会学と社会のつながりから見えてくる、社会学を学ぶ意義と目的
  • 社会学部と志望する理由と、その大学を志望する理由は別?

個人的な体験から紐解く、社会学を志望する理由

志望理由にもフォーマットのようなものがあって、それに合わせて考えるとなんとなくそれっぽいものにはなります。しかし、フォーマットに従って考えただけではオリジナリティが生まれず面接官からすると「こういうこと言う学生多いんだよね……」とマイナスの印象になりかねません。そこで大切なのは、フォーマットに従うのではなく社会学に興味を持った個人的な体験を元に考えること。独自のエピソードがあると言葉に説得力が増し、面接官にポジティブな印象を与えることができます。

【例】
社会学部に興味を持ったのは「自分の進路を真剣に考える」ということがきっかけでした。それまで、そんなことをしっかり考えることがなかったので「なぜ受験勉強しなきゃならないの?」「なぜ大学に行く必要があるの?」「なぜ働かなきゃいけないの?」などなど、答えのない問題が目の前にゴロゴロと転がっていることに気が付きました。そして「私たちが生活する社会にはよく分からないものがたくさんあるな……社会ってどうなっているんだろう?」とこれまでに感じなかった疑問が次々に湧いてきて「大学で社会の仕組みを学びたい!」という想いへとつながりました。

社会現象から社会学の役割を考えてみよう!

社会学部は社会の「仕組み」を学ぶ学問。そのため、社会で起こっている全ての現象が研究対象となります。自分なりに現代社会の問題に目を向けて、社会学部を志望する意義や目的と結びつけてみましょう。

【例】
「戦争」ってなんだろうと考えはじめたのが社会学に興味を持ったきっかけです。集団的自衛権の行使にはじまるここ最近のニュースを見ていると、戦争に参加するのか否かというような議論が毎日行われていて、その議論を中心に国会前で大規模なデモが起こったり、テレビで政治家とコメンテーターが激しい議論をしていたり、さまざまな社会現象が起こっています。これだけたくさんの人を混乱させる戦争も社会現象の一つ。「戦争を生み出す社会とは何なのか?」という問いがきっかけとなり、社会という「仕組み」について学びたいと思いました。

なぜその大学でなければならないのか?

社会学部を志望する理由と、その大学で学ぶ理由を別々に考えましょう。日本にはたくさんの大学があり、その多くに社会学部があります。そのため社会学を学びたい=その大学を志望する理由にはならないのです。いくつかの大学のサイトやパンフレットで社会学部のカリキュラムや講師を比較して「その大学でなければならない理由」を考えましょう。


【例】
私は将来的に、社会問題などを取材するジャーナリストになりたいと考えており「社会の仕組み」「メディア」そして「取材に必要な調査能力」の3つを学べる大学、学部を探していました。○○大学の社会学部は、社会学の中でもメディア専攻のカリキュラムがあり、社会調査などのフィールドワークを目的とした授業も充実しています。社会やメディアの知識を深めるだけでなく、調査能力などの実践力もバランスよく学ぶために、○○大学の社会学部に入り、将来のための勉強をしたいと考えています。

今回紹介した3つのポイントから考えれば、社会学部を目指す志望理由が見えてきます。
「自分の体験」「その学問の社会における役割」「なぜその大学で学ぶのか」をしっかりまとめて、志望理由書や面接に役立てましょう!

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る