美容系専門学校の志望理由を考える
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大学の学校推薦型選抜や総合型選抜では面接などが行われ、志望理由を問われることがあります。専門学校でもこれは同じことで、聞かれたときのためにきちんと考えておかなければいけません。例えば、美容師の専門学校の場合にはどのような例が考えられるでしょうか?
この記事をまとめると
- 美容師に興味を持ったきっかけや、具体的なエピソードを盛り込む
- なぜその学校を選んだのか、自分が見出した魅力について考える
- 自分がその学校、あるいはその先でどうしたいのかを明確にする
興味を持ったきっかけを押し出す
専門学校は一つの分野について学ぶところであるため、なぜその分野に興味を持ったのかは志望理由としてとても大きなものです。そのため、志望理由について考えるときは、まず自分がなぜその分野に興味を持ったのか、そのきっかけとなった具体的なエピソードを思い出してみましょう。
【例】
私が美容師になろうと考え始めたのは、中学生の頃です。もともと自分の髪型を変えて遊ぶことが好きでした。自分だけでなく友達の髪をアレンジすることもあり、私の手によって友達の印象が変わっていくことがとても楽しかったです。両親や友達など周りの人からの評判もよく、スタイリングを頼まれているうちに自分を表現する方法の一つであると思い始め、これを仕事にしたいと強く感じるようになりました。このことから、私は美容師になることを決意しました。
その学校の魅力的な部分を考える
志望理由においては、なぜその学校なのかを明確にすることも大切です。学校のどこに魅力を感じているのかを明確にすれば、自分が志望する理由を強く印象づけることができます。この学校でなくてはいけない理由を考えましょう。美容師の専門学校でも、その学校を選んだ理由はもちろん重要です。
【例】
私がこの学校を志望したのは、現場で活躍されているプロの美容師に直接指導してもらえるというところに魅力を感じたからです。現役の美容師の方なら現在の現場の状況もよく分かりますし、実際に自分が働いている姿を想像しやすいと考えました。また、実習の時間が豊富に取られているのも魅力的です。知識も大切ですが、これまで実際に人の髪をカットするなどの体験をしたことがないので、実習の時間が多いのは安心できます。
具体的な将来像を考える
なぜ美容師になりたいのか、なぜその学校を選んだのかを考えることができたら、将来どうしたいのかを考えましょう。そこに入学したい理由だけでなく、学校で何を学び、卒業後どう生かしていきたいのか、将来像を示すことも大事です。
【例】
貴校のカリュキュラムで技術を磨き、将来は自分の店を持ちたいと考えています。そのため、入学後は勉学や技術の修得に励み、自分だけでなく周囲の人たちにも影響を与えられるようになりたいと思います。技術だけでなく美容師としての心構えもきちんと学び、お客さまを笑顔にできる美容師を目指して日々成長していきたいです。
例にあげたものがすべてではありませんが、この3つの観点は志望理由を考える際の指針になります。この観点を軸に合格を目指し、納得のいく志望理由を考えてみてください。