実は日本人にぴったり!? 紙で作られた服ってどんな服?

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実は日本人にぴったり!? 紙で作られた服ってどんな服?

2018.05.02

提供:マイナビ進学編集部

実は日本人にぴったり!? 紙で作られた服ってどんな服?

おしゃれ好きな人がいくつでも欲しくなってしまうものといえば、やっぱり服。街中でショッピングをしているだけでもワクワクしますよね。最近は服の色やデザインだけでなく、素材もバリエーション豊かになり、なんと和紙を使った服も登場しているのだとか。一体どんな服なのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 和紙を原料にした服づくりが増えている
  • 和紙は吸湿性や通気性に優れ、軽くて肌に優しく、日本の気候や風土に合っている
  • 和紙の他にもレジャーシートやキャンバスなどユニークな素材を使った服がある

和紙を原料にした服が増えている!?

和紙を使った洋服の先駆けといえそうなのが、日本の人気ファッションブランド「イッセイミヤケ」です。プラスチックなど布以外の素材を使った服作りでも注目されていますが、2013年春夏コレクションでは、和紙が原料の服「紙衣(かみこ)」を発表しました。

紙というと「破れやすい」「ペラペラしている」といったイメージがあるかもしれませんが、イッセイミヤケは今までになかった服を作り出しました。例えば、和紙にレーヨンを張り合わせるなどして洗えるようにした「和紙ボンディング」(2枚の生地を接着剤で貼り付けた生地)、細く切った和紙をこよりにし、それを織り上げた「和紙キャンバス」、和紙とナイロンを組み合わせた「和紙ラッセル」などを使ったコートやジャケット、パンツなどを発表。どれも紙を使っているのに丈夫で立体的、そして軽やかなのが特徴です。

和紙の機能性は近年注目が高まり、私たちにとってより身近な素材として広がりを見せています。例えばアウトドアブランド・モンベルの「KAMICO(カミコ)」シリーズもその一つ。「蒸し暑い夏を乗り切るために、清涼感のある服を」という想いから作られた紙の服は、シャツやデニム、靴下・帽子などのラインナップがそろっており、やさしくてどこか懐かしい質感が好評のようです。

高温多湿な気候でも快適に過ごすことができる

和紙というと習字のときの半紙を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、昔から障子や提灯、傘や団扇(うちわ)などに使われ、日本人の暮らしには欠かせないものでした。そもそも紙の起源については諸説あるようですが、紀元前に中国で発明されたというのが有力なようです。その後、紙の製法は中国から世界各国へ伝えられ、日本には朝鮮半島経由で入ってきました。やがて明治時代になると西洋からも紙が入り、「洋紙」と区別するために和紙という名前がついたという説があります。

和紙の特徴は「薄くて均一」ということ。紙漉(す)きの際に独自の粘り成分を使っているため、薄くて均一に仕上げることができるそう。まさに日本が誇るべき職人技によってできたものです。

和紙は吸湿性や通気性に優れていて、ケバ立ちも少なく、肌に優しく、軽くて耐久性があるという特性があります。日本の夏は高温多湿ですが、和紙は水分を吸収してくれるため、ベタつきや不快感を軽減することに役立つのです。さらに乾燥しやすい冬には水分を吐きだしてくれるので、日本の気候や風土に合った素材といえるでしょう。そのため日本では古くから着物でも和紙が用いられ、親しまれています。

このように温度も湿度も低いまま保つことができ、サラサラと着心地がいいことが、洋服作りでも注目を集めている理由でしょう。

斬新な素材は和紙だけじゃない?

和紙の他にも、服作りに使われる斬新な素材はまだまだあります。2017年3月に渋谷で行われたファッションショー「SHIBUYA RUNWAY(シブヤランウェイ)」では、レジャーシートやキャンバス、アルミ板を取り入れた服など、若手デザイナーがさまざまな素材を使用した服を披露しました。どれもインパクトあるものばかりで、ファッションの可能性の広がりを感じさせますよね。

服の素材や服作りについて学びたい人におすすめしたいのが、「服飾・被服学」です。服飾の文化や歴史、素材の特性や組み合わせについて学ぶことができるため、和紙を使った服作りのように衣服の快適さを追求することもできます。服飾・被服学について学べる学校では、縫製やデザインなどの実習も充実している場合が多く、服作りについて総合的に学ぶことができるのが魅力です。

服作りに興味を持った人は、ぜひ服飾・被服学を学んでみてはいかがでしょうか。将来、自分が考えた斬新な素材を使った服が街のショップに並び、大流行!なんてことも夢ではないかもしれませんよ。

【出典】
朝日新聞
http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY201207290178.html
Infoseek
https://news.infoseek.co.jp/article/fashion_headline_4152/
mont-bell
https://webshop.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=2&id=504
渋谷文化プロジェクト
https://www.shibuyabunka.com/blog.php?id=856
吉田印刷所
http://dtp-bbs.com/road-to-the-paper/japanese-paper/about-japanese-paper-004.html

この記事のテーマ
生活・服飾・美容」を解説

生活・服飾・美容の分野には、生きていくために必要不可欠なものだけではなく、それによって生活がより豊かで快適になることを目的としているものもあります。たとえば生活学では、だれもが安全で快適に暮らせる空間を実現するために、ユニバーサル・デザインの研究を行います。服飾や美容は、トレンドや利用者によって多様化するニーズに対応するために、素材、色、デザイン、施術方法など、あらゆる角度から美を追究しています。

「生活・服飾・美容」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「服飾・被服学」
はこんな学問です

服飾について専門的に学び、より優れた服飾を追究する学問。世界各地の服飾文化について、歴史や存在意義、機能性などを分析し、科学的な視点から服飾文化の向上や創造に役立てるのが主な目的。デザイン、縫製など服飾造形の技能を追究し、習得する「プロダクトデザイン分野」、繊維の性質や加工、管理を学ぶ「テキスタイル化学分野」、商品流通や消費を研究する「消費科学分野」のほか、文化財となる服飾品の保存を学ぶこともあり、領域は幅広い。

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