大地や雷で作品づくり!? 地球を使ったアート作品があるらしい?

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大地や雷で作品づくり!? 地球を使ったアート作品があるらしい?

2018.04.26

提供:マイナビ進学編集部

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大地や雷で作品づくり!? 地球を使ったアート作品があるらしい?

アート作品と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? 授業の課題として扱われることも多い油絵、それとも美術室にある彫刻でしょうか。しかし、アートの世界はそれだけではありません。現代アートと呼ばれるアートのジャンルの中には、私たちが暮らしている地球上の自然や気象を材料にした作品があるのです。それはとても壮大なスケールで、自然の条件を満たしたときにしか見られないものもあるとか。一体どんな作品なのでしょう?

この記事をまとめると

  • 大地や雷など自然や気象を取り入れた現代アートをランド・アートという
  • 現代アートの中には、観る人が体験できるインスタレーション・アートもある
  • 美術の学問では現代アートの理論や技術を学べる

衛星写真にも写るアート作品!? 湖の巨大な渦巻きの正体は?

校長室に飾られている絵画や写真、校庭の立像のような彫刻の他、映像など、身の回りにはいろいろなアート作品があふれています。

現代アートの分野では、自然現象や、大地や湖を使用した「ランド・アート」や「アース・アート」と呼ばれるものがあります。

例えば、彫刻家であり音楽家でもあるウォルター・デ・マリアの代表作『ライトニング・フィールド」は、美術館などの屋内ではなく、米ニューメキシコ州カトロン郡の砂漠に設置されたものです。大地に立てた鉄製のポール400本が避雷針の役割を果たし、力強い光を放つ稲妻を天然のアートに変えたのです。ピカピカ、ゴロゴロの雷は苦手……という人も、砂漠のど真ん中で大迫力の稲妻を目にすれば、自然の美しさや力強さに思わず見とれてしまうかもしれません。雷をアートにするという、何ともスケールの大きな作品です。

また、アメリカの芸術家ロバート・スミッソンによる、米ユタ州北部に位置する湖グレートソルトレイク内に巨大な渦巻きを描く桟橋『スパイラルジェッティー」も代表的なランド・アートです。ダンプカーや大型トラクターなどで運んだ6,550トンもの岩や土砂、岩塩でできており、その大きさは衛星写真を使った地図サービスでも確認できるほど。湖は水位が変わりやすいため、一定以上の低さになったときにしか見られない作品なのだとか。限られた自然条件の下でしか眺めることができないなんて神秘的ですよね。偶然見ることができたら最高の体験になりそうです。

体験型アート、インスタレーションとは?

皆さんはインスタレーション・アートという言葉を聞いたことがありますか? 鑑賞している空間を含めて成り立つアート作品を指し、観客がその場で体験できることがポイントで、現代アートの一つです。

デジタルとアートを連携させた展示などを手掛けるチームラボ株式会社は、デジタルテクノロジーを活用したインスタレーション作品を世の中に送り出しています。その一つの「チームラボボール」は、人が優しくタッチするだけで発する光の色を変えたり、繊細な音を出したりできる不思議なボールです。大きさは、運動会でおなじみの大玉転がしのボールぐらいです。

2015年、神奈川県の新江ノ島水族館で行われたイベントでは、館内の一角にたくさんのチームラボボールが設置され、来館者が一つのボールに触れると、美しい音色を奏でながら次々に隣り合うボールの光の色も変わっていくアート作品として展示しました。来館者は、自分の動きによってどんどん様相を変えるボールを前に、まるで自身が作品の一部になったような感覚を味わえます。友だちと一緒に体験できたら楽しそうなアート作品ですよね。

絵画などの一般的なアート作品ももちろん素晴らしいですが、ランド・アートやインスタレーション・アートなど、キャンバスの枠を超えて空間そのものを楽しむ手法も一般的になってきました。アート作品は「観る」ものから「体験する」ものへと、楽しみ方に広がりを見せています。

現代アートも学べる「美術」の学問

現代アートに分類されるランド・アートの手法は、近年にだけ見られるものなのでしょうか? もしかしたら大地を使ったという点では、古代のナスカの地上絵や巨大なエジプトのピラミッドも同じような制作物ととらえることができるかもしれません。現代アートに分類されていなくても、人類は昔から地球の一部を素材にしたものを作り上げてきた歴史があるというのは興味深いものですね。

自然や空間を素材に用いる現代アートなどを学ぶ学問に「美術」があります。美術といえば絵画や写真、彫刻、映像などを思い浮かべがちですが、現代アートのような比較的新しいアートの歴史や手法についても学習でき、美術の知識を幅広く身に付けることができます。

美術の学問分野の学習内容には、光の加減による物体の見え方などを知る「理論」、デッサンの仕方や質感の出し方といった実践的な技術を身に付ける「実技」があります。作品を公募展などに出展する機会を設けている学校もあり、作品づくりを通してテクニックを学ぶこともできます。壮大なスケールや体験型のアート作品を作り、その作品に込めた思いを観る人にリアルに訴えかけることもできるでしょう。

現代アートをはじめとした美術に興味がわいた人は、まずは展覧会に行くことをおすすめします。アートに触れ、刺激を得て、美術への関心を深めてみてくださいね。


【参考】
ウォルター・デ・マリア公式HP(英文)
https://www.diaart.org/visit/visit/walter-de-maria-the-lightning-field

ARTBOOK EUREKA online store
http://www.artbook-eureka.com/?pid=52804754

artscape
http://artscape.jp/artword/index.php/%E3%80%8A%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%80%8B%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2
http://artscape.jp/artword/index.php/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%EF%BC%8F%E3%83%8E%E3%83%B3-%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88

はたらくビビビット
https://hataraku.vivivit.com/works/installation

京都文化芸術
http://kyoto-artbox.jp/dialogue/16907/

チームラボ
https://www.team-lab.com/teamlabball
https://www.team-lab.com/news/enosui-wonderaquarium2015

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「美術」
はこんな学問です

芸術の創作者または評論者としての知識と技能を学ぶ。領域としては、平面、立体といった区分けに加えて、現在ではデジタルメディアも含まれる平面では油彩画、水彩画、日本画、立体では彫刻、彫塑が主なジャンルとして挙げられるが、伝統的な手法によらず、素材を混合した作品や、観客参加型のパフォーマンスを作品とする場合もあり、表現は広範囲に及ぶ。学校では技能だけでなく、画材の専門知識、美術史も学び、理論と実践の両面で専門性を高める。

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