英語がどうしても苦手! じゃあ、日本人が覚えやすい言語って?

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英語がどうしても苦手! じゃあ、日本人が覚えやすい言語って?

2018.04.25

提供:マイナビ進学編集部

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英語がどうしても苦手! じゃあ、日本人が覚えやすい言語って?

皆さんは英語が得意ですか? 英語の授業は長い間中学から始まる科目でしたが、2011年度から小学校5、6年生で「外国語活動」という科目で必修化されました。小学校での英語の授業は今後さらに低学年化し、2020年には小学校3年生から必修化されることが決まっています。

そんな中「英語は苦手だ!」と頭を抱えている人が多いのも事実です。なぜ私たちは英語が難しいと感じるのでしょうか?

この記事をまとめると

  • 日本語と英語は文法の構造が大きく違うため、日本人にとって習得しづらい
  • 日本語に近い文法を持つ外国語には、韓国語やトルコ語がある
  • 言語学では、言語の構造や発音、変化の歴史などをさまざまな角度からアプローチする

英語が難しく感じてしまう原因は、日本語が難解だから!?

「単語が覚えられない」「発音の違いが分かりにくい」「文法がさっぱりわからない」など、英語が身に付かず苦手だと感じている人の理由はさまざまでしょう。

一般的に日本人が英語でつまずく大きな理由として、日本語と英語の文法構造の違いが挙げられます。日本語では「私は本を読みます」となる文章が、英語では「I(私は)read(読みます)a book(本を)」となります。主語(私)の次に目的語(本を)がくる日本語とは異なり、英語では主語の後に動詞(読む)がくるため、戸惑う人が多いようです。

そして文章が複雑化すると、どこで区切って訳せばいいのか、助動詞などはどこに付くのかなど、さらに混乱してしまいます。これが英語を理解しづらい大きな原因となっているといわれています。対してヨーロッパ系の人々は英語を学びやすいといわれていますが、その理由には、この文法の語順などが母国語と似ているということも理由の一つかもしれません。

しかしこれは反対の立場で考えると、「日本語は難しい言語」だといえるかもしれません。実際、海外の言語学習サイトが英語を普段使う人々に行った調査では、日本語を「簡単」「標準」「難しい」の三段階に区別したところ、「難しい」と答えた人が多数を占めました。

普段あまり意識していませんが、日本語はひらがな・カタカナ・漢字を組み合わせて使います。敬語もありますし、文章の組み合わせも英語とは異なります。そのため、英語を普段使う人にとっては、日本語が難解な言葉に思えてくるようです。

日本語と近しい文法を使う外国語は?

それでは日本語と近い文法の言語はないのでしょうか。それは韓国語やトルコ語です。

まず韓国語は、日本語と同じ語順で文章を作ります。韓国語というと、記号のような「ハングル文字」を連想する人も多いでしょう。ハングル文字は、3つの発音の種類を表した文字で、誰でも読み書きができるように考えられたものです。そのためこの仕組みを学べば、比較的理解は早いといわれている言語です。

日本でも話題になる韓国ドラマや韓国人アーティストに夢中になり、韓国語の勉強を始めた人もいるかもしれませんが、英語よりとっつきやすい言語だと思った人もいるのではないでしょうか。

またトルコ語も、日本と文章の構造が非常によく似ています。日本語に訳す際は、文章を頭から読んでも違和感がありません。また日本語と一部発音が似ている単語もあります。例えば「良い」は「iyi=イイ」で、「茶」は「cay=チャイ」など、耳になじみのある単語が使われていることもあります。さらにトルコ語はアルファベットを使用するため、書くという点でも習得の負担が少ないのがポイントです。

皆さんにとってトルコはあまりなじみのない国かもしれませんが、実はトルコは親日国で、旅行しやすい場所ともいわれています。トルコ語をマスターすれば、ヨーロッパとアジアの境目に位置するトルコならではの文化や価値観が身に付きそうですね。

言語をあらゆる角度から観察する「言語学」

このように日本語や外国語の共通点を探したり、言語の構造を研究したりする学問を「言語学」といいます。言語学では「言葉」に着目し、その言語はどのような歴史を経て成り立ったのか、どのように変化していくのか、どのような発音の種類があるのかなど、さまざまな角度から考えていきます。言語学を学べる学校ではこうした言葉の発音や文法、機能などの基礎を学んでいきます。その後さらに、言語学の研究方法や文献を使い調査を進め、専門性の高い知識を身に付けていきます。
 
外国語の覚えやすさには、普段自分が話す母国語の特徴が大きく関係するようです。言語学を学ぶことで、韓国語やトルコ語以外にも日本語とよく似た文法の言語を見つけることができるかもしれません。

日本語や英語に興味がある人はもちろん、外国語の文化や歴史を学びたいという人、将来日本語教育に携わりたいという人は、言語学を学ぶことで興味を深められるはずですよ。


【参考文献】
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170215/k00/00m/040/119000c
arc communications
http://www.arc-c.jp/translation/blog/20140910/index.html
日経ビジネス
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20101208/217455/?P=2&ST=smart
WIRED
https://wired.jp/2008/07/09/%E3%80%8C%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E5%BC%8F%E8%AA%9E%E9%A0%86%E3%81%AF%E3%80%81%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%AA%E6%80%9D%E8%80%83%E3%81%AE%E9%A0%86%E7%95%AA%E3%81%AB%E5%8F%8D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8D%E7%A0%94/
九州大学大学院
http://www.flc.kyushu-u.ac.jp/world/korean.html
K Village Tokyo
https://kvillage.jp/column/3439
voxy
https://voxy.com/blog/2011/03/hardest-languages-infographic/
ニッケイ新聞
http://www.nikkeyshimbun.jp/2017/170117-column.html
岡山大学
http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~kuri/pg10.html
名古屋大学
http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/jspui/bitstream/2237/8141/1/07kareri19.pdf

この記事のテーマ
語学・外国語」を解説

世界中にはさまざまな言語が存在します。言語は思考の原点ですから、それだけ多くの考え方が世界にはあり、言語の数だけさまざまな文化が存在するということです。世界中の人々が幸福に生活するためには、相互理解が欠かせません。その架け橋となるのが語学です。言語の成り立ちや文法、発音などの構造的な特徴を追究し、外国語を習得してコミュニケーション能力を高めることで、国際人としてのグローバルな視野を養います。

「語学・外国語」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「言語学」
はこんな学問です

世界の言語の特徴や特質を研究する学問。言語を成り立ちや構造、変化・変遷、分布、比較などさまざまな角度から捉えることで理解を深める。学問領域は、主に言語の本質を探るための「意味論」「語彙論(ごいろん)」「文法論」「文字論」「音韻論」などから成っているが、関連するほかの学問と融合した比較言語学や社会言語学などもある。言語障がいに関する研究や、通訳・翻訳分野、日本語教育分野など、学校によってさまざまな研究の深め方がある。

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