スマホゲームの課金がやめられないのはどうして?

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スマホゲームの課金がやめられないのはどうして?

2018.04.02

提供:マイナビ進学編集部

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スマホゲームの課金がやめられないのはどうして?

子どもからシニア世代まで、多くの人がスマホでゲームをする時代になりました。そんな中、問題に合っているのが多額の課金をしてしまい、請求額が膨れ上がるという問題。ニュースなどで聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。多額の課金をなぜやめられないのか、もしかするとある心理が働いているのかもしれません。

この記事をまとめると

  • 課金がやめられない心理にはサンクコスト効果が影響している可能性がある
  • さまざまな場面でサンクコスト効果の影響が見られる
  • 人の行動には心の動きが付随する。そんな人の心理を研究する学問が「心理学」

ゲームの課金がやめられない、それってもしかして「サンクコスト効果」かも

多額の課金で問題となる有料アイテムは、いわゆるガチャと呼ばれる電子くじです。1回で確実に目的のものが手に入るわけではありませんよね。1~2度引いてやめられれば良いのですが、いつの間にか何十回と引き始め、次第に「こんなに引いたのだから、次こそは目的のものが出るはず」とガチャを回していることはありませんか?

これは自分の中でのこれまで掛けた費用、労力、時間などの損失分が未来の意思決定に影響を及ぼしている状態です。

例えば、購入した本が求めていた内容とは違っても、折角買ったのだからという理由で読み続けてしまうといったことです。この場合購入費用は戻ってくることはなく、読み続ける理由もありません。ガチャの場合でも同様に掛けた費用や時間は戻ることはなく、引き続けることで目的のアイテムがより出やすくなるということもありません。

しかし、ガチャを引いている本人にはもう戻らない費用や時間、労力を惜しみ、少しでも元を取りたいという心理が働きます。これをサンクコスト効果と呼びます。

ゲーム課金だけじゃない! サンクコスト効果は意外なところにも

課金に限らず、サンクコスト効果はさまざまな場面で見ることができます。

例えば高額な買い物をしてしまい、買ってから必要がないと思っても捨てられない、入会金が高かった塾や英会話教室が自分に合わないと分かっても通い続ける、欲しい服のために苦労してダイエットしたものの、いざ着てみると似合わないのに買ってしまう、などです。

冷静に考えれば苦労した、費用がかかった、などの理由はこれからの行動には関係ありません。高額なものであっても不要なものはやはり不要であり、塾の入学金が高くても相性が合わなければマイナスになるもの。不要なものを置き続けたり、相性が合わない塾に通い続けたりすることで、さらなる損失を生んでしまうかもしれません。それでも「これまで投資したものが全て無駄になってしまう!」と気持ちが揺らいでしまうのです。

あらゆる場面でサンクコスト効果の心理は働きます。もったいないという気持ちは決して悪いものではないのですが、もう戻ることのないものに引きずられて判断力が鈍ってしまうということも、往々にして起こり得るのです。

複雑な人間心理が読めれば、怖いものなしかも?

ここ数年の間、オンラインゲームによって多額の課金をしたことに関する相談が、国民生活センターに多く寄せられています。中には50万円以上の請求を受けてしまったという例も見られるようで、「次は必ずもとが取れるはず!」という心理状態が、大きな問題に転じてしまったといえるでしょう。自分が良いと思い投資した労力、時間、費用をもったいないと惜しむこの心理は、誰にでも起こり得ること。何気ない日常生活で陥ってしまうこともあるようです。

人間が行動するときには、そのときどきの心の動きが大きく影響します。サンクコスト効果に限らず、人間の心理、行動の原理を研究していく学問が「心理学」です。人が人である限り引き離せないこの世界に興味がある人は、心理学を勉強してみてはいかがでしょう。

【参考】
オンラインゲーム(各種相談の件数や傾向)_国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/game.html

スマホゲームに関するアンケート結果 - 消費者庁
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/policy_coordination/internet_committee/pdf/160324shiryo1-1.pdf

特集 消費者行動を読み解く - 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/pdf_dl/wko/wko-201708.pdf

[CEDEC 2016]行動経済学で説明する「Pokemon GO」ヒットの理由や,ソーシャルゲームが目指すべき境地とは。「人がゲームにハマる心理 ~行動経済学とソーシャルゲーム~」をレポート
http://www.4gamer.net/games/999/G999904/20160826063/

この記事のテーマ
人間・心理」を解説

人を研究対象として、人間の心理や身体、人間が作る社会集団、生活の特徴やあり方を研究します。人間科学は、人間という存在や関係性そのものを研究し、学習範囲は栄養学から文化人類学、スポーツ科学まで広範囲にわたります。心理学は人間の心や行動の特徴を分析・解明します。ストレス社会と呼ばれ、心の病に苦しむ人が増加している現代では、なかでも臨床心理学の重要性が注目されています。人間の存在意義の基礎となる学問です。

「人間・心理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「心理学」
はこんな学問です

人間の心理や行動がどのような原理で動いているのかを研究する学問である。それにはさまざまなアプローチがある。たとえば、認知心理学では対象を知覚してから言語化するまでの作用を情報処理のプロセスとして理解する。発達心理学は人間が誕生してから死ぬまでの心の変化が何によるのかを探究する。臨床心理学は心のバランスを崩してしまった人の状態の改善をめざす。志望校に自分の本当に学びたい心理学があるかどうかを必ず確認することが大切だ。

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