衝撃! 本当はハッピーエンドではない「赤ずきんちゃん」の物語

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衝撃! 本当はハッピーエンドではない「赤ずきんちゃん」の物語

2018.03.28

提供:マイナビ進学編集部

衝撃! 本当はハッピーエンドではない「赤ずきんちゃん」の物語

狼に食べられてしまった赤ずきんちゃんは猟師さんに助けてもらいめでたしめでたし、という「赤ずきん」のお話を知っている人は多いでしょう。実は元々の赤ずきんちゃんは全く異なる残酷な結末を迎えていたことを知っていましたか? 赤ずきんちゃんだけでなく、日本で親しまれている他の童話のルーツも一緒にご紹介します。

この記事をまとめると

  • 元々の「赤ずきんちゃん」は狼に食べられた後、助けられることなく終わる
  • 日本で親しまれている童話のルーツには既知の内容とは異なるものも多い
  • 文学の背景や作者に関することなど、奥深いところまで学ぶ「外国文学」

ペローの「赤ずきん」に待ち受ける衝撃的結末

子どもの頃に読んだことがある「赤ずきん」のお話。食べられてしまったおばあさんも赤ずきんちゃんも助けられてハッピーエンド、という内容を知っている人は多いのではないでしょうか。この「赤ずきん」はグリム童話の一つですが、実はベースとなっているお話があるのです。それがフランスの詩人、シャルル・ペローの「赤ずきん」です。

ペローは多くの童話を残しています。「赤ずきん」「青ひげ」「眠れる森の美女」「長靴を履いた猫」など、民間伝承をまとめ、時には大幅なアレンジを加え編纂されています。
「赤ずきん」では赤ずきんを被った少女がおばあさんの家に食べ物を届けに行くことまでは同じですが、猟師は登場しません。甘言をささやく狼にだまされ祖母とともにまんまと食べられてしまいます。この後祖母と少女は誰かに助けられることもなく、狼に報いがあることもなく物語は唐突に終わります。

このお話は少女たちへ「知らない者の言葉を安易に信じてはいけない」ということを教えるためのものだったともいわれています。

「眠れる森の美女」には続きがあった!

「赤ずきん」だけではなく、「眠れる森の美女」にも、知られている結末と違うものがあります。

「眠れる森の美女」では誕生パーティーに招待されなかった魔女による呪いで100年の眠りについてしまった姫が王子のキスで目覚める、という内容で読んでいる人が多いのではないでしょうか。ペロー童話の「眠れる森の美女」では、大まかな流れは同じですが、姫が目覚めた後、続きの話があるのです。

眠りから覚めた姫は王子と結婚して2人の子どもをもうけます。王子には人食いの母親がいて、王子が戦争に行っている間に、姫たちを食べてしまおうとします。間一髪王子が帰り、姫たちは助かり、人食いの母親は発狂して自ら命を絶つというもの。ある意味ハッピーエンドではありますが「長年の眠りから無事に姫が目覚めて、めでたしめでたし」というエンディングと全く違うことに驚きます。

よく知っている物語でも背景を探ると思わぬ発見に出会えるかも

私たちが幼い頃に見聞きしていた物語は、昔の民謡から童話集に編纂、さらにアレンジ、といった多くの人の手によって、長い時間をかけ現在のものになっているのです。

物語は作られた背景、作者の思想など多くの要素が絡み合い作り上げられます。そのまま読んで楽しむことももちろん良いものですが、さらに踏み込んでみるとまた異なる物語の姿を目にすることがあるかもしれません。

幅広い知識を学び、研究、考察を行う「外国文学」という学問。もし琴線に触れたならば、外国文学の世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

【参考】
「赤ずきん」類話の比較考察
https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2013/01/nenpo03-4.pdf

保育領域教材としてのペロー童話「赤ずきん」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhee/54/0/54_94/_article/-char/ja/

N響
http://www.nhkso.or.jp/library/kaleidoscope/7557/

【参考文献】
ペロー童話集/シャルル・ペロー(著)江口清(翻訳)/グーテンベルク21

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「外国文学」
はこんな学問です

世界中のあらゆる時代、国々の文学が研究の対象となる学問。古代から中世・近世・近現代まで、それぞれの時代背景において、ヨーロッパ・アメリカ・アジア・アフリカなど各地域の文化的特徴を踏まえて、さまざまな視点からの考察を行う。研究ジャンルも詩・小説・戯曲・宗教書・児童書など多岐にわたる。正確な研究を進めるには、作品が書かれた言語を習得し、原書に当たる必要がある。また、過去の理論的研究を参照することも欠かせない。

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