【シゴトを知ろう】ファッションモデル 編

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【シゴトを知ろう】ファッションモデル 編

2018.02.09

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ファッションモデル 編

169㎝の長身に、こぼれるような笑顔が印象的なモデルの鈴木凛花(スズキリン)さん。モデルになるべくしてなったと思いきや、その道は決して順風満帆ではなかったと語ります。高校時代は薬学部を目指す理系女子。周囲の期待を推し量り「モデルになりたい」という一言がどうしても言えず、悩んだ末に「本当にしたいこと」に辿り着いた、凛花さんの今について伺いました。

この記事をまとめると

  • ファッションモデルの仕事とは、「作り手の思いを表現する仕事」
  • 体型維持は日常から! 自分に合った継続的なケアを
  • 食や栄養学の専門知識を生かして自己管理

紆余曲折を経て辿り着いた、モデルという仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

ファッションモデルの仕事とは、洋服や小物やアクセサリーなど、商品の「作り手の思いを表現する仕事」と考えています。例えば洋服なら、「きれいなラインに見えるポージングはどれかな?」と考えながら、その服の世界観を作品として創りあげていく感覚で、取り組むようにしています。

一日のスケジュールとしては、朝起きたら、まずは身体のストレッチ。洗顔して表情筋を鍛える「顔ヨガ」や、笑顔の練習をします。私は笑顔を作るのが苦手なので(笑)。それから朝食をしっかり取って、スタジオや街中などの撮影現場に向かいます。

帰宅したら、またストレッチで身体をほぐし、夕食は自分で考えて手料理を作ります。食事にはかなり気を使いますね。お風呂は必ず湯船に浸かり、お肌のケアをして早めに寝るようにしています。

<一日のスケジュール>
06:00 起床、ストレッチ、洗顔&顔ヨガ
07:00 朝食、メイクアップ
09:00 撮影現場へ
19:00 帰宅後ストレッチ、夕食、バスタイム
22:00 就寝


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

関わった仕事が作品として世に発信されたときが一番うれしいですね。

クライアントを含め、現場にいるメンバーが一丸となって、ああでもないこうでもないと悩んだ末に出来上がった作品ですから、感慨もひとしおです。

さらにそれを見て、家族や周囲の人から「駅でポスターを見かけたよ」とか「あの表情よかったよ」などの感想をいただいたとき。特に作品を見て「力をもらえた」と喜んでもらえると、本当に頑張ってよかったと思います。周りに笑顔や幸福感を与えられるような、そんな存在になれたらうれしいですね!


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

元々太りやすく筋肉が付きやすい体質なので、理想とするスレンダーな体型を維持するためにかなり努力をしています。細くしたいとジムで一生懸命トレーニングしても逆に筋肉がついてしまったり、炎天下でウォーキングしたことで、日焼けしてしまったりと思うような結果が出せなくて苦労しました。

食事を控えてみたこともあるのですが、食べないと口元が老けて見えるし、健康的な自分の良さが出せないジレンマに陥ってしまい。結局、食べて運動するのが一番自分に向いているという結論に落ち着きました。

また、撮影でうまくポージングが取れなかったときはつらく感じます。事前に鏡で何度も練習したのに、撮ってみたら「あれ? 違う!」って、自分自身に納得がいかなくて慌ててしまうことも。スカートやパンツのデザインそれぞれきれいに見える角度が微妙に違うので、それに相応したポーズをとらなくてはなりません。本当にポージングは難しいです。

どうしても言えなかった「モデルになりたい」という本音

その名の通り、花のような笑顔と凛とした佇まいが魅力の凛花さん

その名の通り、花のような笑顔と凛とした佇まいが魅力の凛花さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯で現在のお仕事に就きましたか?

子どもの頃から鏡を見てはメイクしたりアクセサリーをつけたり、ポーズをとったりするなど、自然にモデルのような遊びをしていました。きれいなものに漠然と憧れていたのです。

高校生の頃、地元の美容室に誘われてファッションショーに出演したことが、モデルとしての初体験でした。その時味わった高揚感は特別なものでした。しかし高校は進学校で、私は理系を選択。家族の勧めもあり、当初は薬学部に進学するのが順当と考えていました。そして化粧品の開発者になれば美容に関わることができるし、それもいいかなって。その一方でお菓子や料理を作るのも大好きで、ずっと興味がありました。

進路決定の面接時、3年間私を見てきた理系の担任教師から「本当にやりたいことって、何だろうね?」とポツリと言われて……。見抜かれていたのだと思います。モデルにもなりたかったのですが、そのときは自分が勉強したいのは「食」であり、食に関わることならば色やデザインセンスも磨ける。どんな未来にもつながる広いテーマだと思えたのです。

そして、卒業後は製菓の専門学校に進学しました。そのうちに、料理の知識を仕事に結び付けることは遠い将来でも可能なこと。「今すぐじゃなくてもいいのかな」と思うようになり、「今しか挑戦できない」モデルになる夢をかなえようと決意しました。そのためにモデル事務所に電話して面接を受けて、今の事務所に所属することとなりました。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

フランス料理のパティシエを育てる本格的な学校で、調理だけでなく、栄養学や食品衛生学までトータルで学べました。健康のための栄養学や、食の安全性についても学べたことは大きかったです。野菜に火を通したり、スムージーにしたりして摂取することで繊維質の吸収率が上げることなども。最終的に野菜や果物の甘さを生かした、ヘルシー志向のスイーツを作れるまでになりました。当時学んだことは、現在私の健康や体型の維持にとても役立っています。


Q6. 高校生のときに抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生のとき美容室のファッションショーに出演した経験が与えた影響は大きかったと思います。ランウェイを歩いたのは初めてで、しかもトップバッターでした。ショーのスタッフも良い方たちで、初心者で慣れないことばかりでしたが「とにかく経験としてやってみよう」という気持ちで挑戦しました。そしてとても楽しい体験になりました。

内心では、「モデルになりたい」という気持ちと、薬学部に進んでほしいという家族の期待に応えたい思いがずっと共存していました。しかし、その時の私は薬学部へ進学する以外の進路は言い出せないでいました。それを見抜いてくれた担任の先生と、製菓の専門学校への進学を快く受け入れて応援してくれた両親には、とても感謝しています。

モデルには、良い意味で落ち込まない「鈍感さ」も必要!?

ときには、こんなにワイルドな表情も

ときには、こんなにワイルドな表情も

Q7. どういう人がファッションモデルに向いていると思いますか?

私もそうですが、叱られても落ち込み過ぎずマイナスをプラスとして次に生かせる人でしょうか。へこんでいるだけではなにも解決しませんから。「次につなげよう」、「頑張ろう」とポジティブな向上心のある人。いい意味で、鈍感な人が向いていると思います。諦めないことが一番大事ですよね。

プロジェクトには大勢のスタッフはもちろん、大企業の社員や、役職にある人も関わっています。そんな中でも臆さず、「自分はこれがしたい!」と自信を持っていえる人、周りと比べず自己PRができる人。

それから、キラキラ輝いて見える人。その人の存在感や影響力が、まるでオーラのように立ちのぼっているかのような、エネルギーに満ちあふれた人なら間違いなく向いています!


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

高校生の皆さんは進路について悩むことも多いと思いますが、そんなときは、友人でも、両親でもいいので、いろいろな人の話を聞いてみることを勧めます。

聞いてみると「知り合いでそういう仕事をしている人いるよ」など、意外と身近なところにつながりがあったりします。もちろん間接的でもいいので、「こういう情報知らない?」と積極的に人に話を持ちかけてみるべきだと思います。それでも分からなかったら、自分で調べて直接電話で聞いてみるとか……。悩むより、まず行動してみることですね。



21歳という若さに見合わないほど、しっかりした考え方と受け答えをする凜花さん。正直で自然体で、美しさの中にも責任感や芯の強さが伝わってきます。何事にも研究熱心で、論理的な考え方をするのはさすが理系女子ですね。「食」に対する知識など、これまで学んだ知識を生かしながらモデルとして日々の努力を惜しまない姿は、モデルに憧れる人の参考になるのではないでしょうか。


【profile】モデル 鈴木 凜花(スズキ リン) 

株式会社インキュベーション / INCUBATION INC
Incubation(インキュベーション)
http://incubation-inc.com

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ファッションモデル」
はこんな仕事です

最新のファッションアイテムを身に着け、アピールする職業。雑誌、ブランドの広告物やファッションショー、カタログなどが活躍の場となる。たとえば、衣類をハンガーに掛けたりマネキンに着せたりするより、実際にモデルが身にまとって動くことで、商品の魅力が伝わりやすくなる。しゃれた装いのイメージを演出する役割を担い、多くの場合は所属するモデル事務所を通じて仕事を得る。昨今は、ファッション誌専門の読者モデルも急増。なかには圧倒的な人気を得て、タレントに転身したり自身のブランドを立ち上げる人もいる。

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