【シゴトを知ろう】リスクコンサルタント ~番外編~

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【シゴトを知ろう】リスクコンサルタント ~番外編~

2018.02.08

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】リスクコンサルタント ~番外編~

学生時代をアメリカで過ごし、経営への興味からリスクコンサルタントの道を選んだ久野さん。インターネットの普及や企業の海外進出により、ますます多様化する現代のビジネスシーンで、真に求められるリスクコンサルタントの役割とは? 事例も交えて伺いました。

この記事をまとめると

  • ずっと昔からあった、リスクコンサルタントという仕事
  • ゼロから作り上げる事業戦略コンサルティングでブータンに日本語学校!?
  • 結局最後は意志の力や人とのつながりがものをいう

リスクに対応できる人材が、ますます求められる時代

――リスクコンサルタントとは、比較的新しい職種なのでしょうか?

職種として広く認識されたのは、2000年代でしょうね。「リスク管理」自体はずっと昔からありました。企業活動がある以上、リスク管理の必要性は必ずあります。

極端にいえば、大航海時代にスペインやポルトガルが船で異国のものを買い付けた時代、すでに保険という考えは存在していたようです。日本でも企業の財務や人事面で、かなり前からリスクマネジメントという概念はありました。それが「リスクコンサルタント」と呼ばれていなかっただけですね。


――リスクマネジメントに流行はあるのでしょうか?

2011年の東日本大震災をきっかけに、BCP案件(事故や災害などへの対策)が格段に増えました。近年業界内においては減少の傾向にあるという見解がありますが、我が社では依然としてBCP案件が増えている状態です。

震災直後は、東京や被災地域が積極的にBCPを行いましたが、以降は熊本地震の発生や南海トラフ地震への警戒から、その他の地方や公的機関からの引き合いが増えました。私たちが得意としている海外拠点の仕事も増えていますね。テロやサイバーセキュリティーなど、発展や多様化するほどリスクが出てくるので、対応が必要です。

人間味あふれるコンサルティングの現場

――新規で依頼を受けた場合、どんなプロセスで進むのでしょうか?

「こういうリスクに備えたいんだけど……」とストレートに問い合わせてくることもあれば、リスク対策を計画したものの実際に機能しないとか、会社に馴染まないので見直してほしいという依頼なども多いです。

問い合わせがあると、まずお客様の経営から要望や意思をヒアリングします。そしてコンペ(*1)に参加して他社と受注を競い合います。

経営陣を納得させる必要があるのですから、コンペに参加した会社はどの会社も事前準備や研究には相当の時間をかけていると思います。あらゆる事態を想定してプレゼン(*2)して、受注が取れれば、そこからがコンサルティングのスタートです。

*1コンペ:コンペティションの略 複数の業者に提案をさせ優れたものを選ぶ場
*2 プレゼン:プレゼンテーションの略・相手に対して情報を提案・発表して理解を得ること


――リスクコンサルタントの仕事をされている人は、クールな印象の人が多いのかなと思っていました。

コンサルタントは人間味あふれる人が多いです。「企業を倒産のリスクから守る!」と本気で考え、もし仮に会社が倒産してしまったら、職を失った社員の生活に悲劇が及びかねないといった危険の本質や目的を常に見据えています。目的を失うとただの作業になってしまいますから。

従来のリスクコンサルタントのイメージを払拭できたら

大手企業の事例を発表するメンバー

大手企業の事例を発表するメンバー

――仕事をする上で理想としていること、大切にしていることは何ですか?

「お客様の役に立つ」ということはとても大切にしています。そして個人的な心情としては「楽しくしたい」を付け加えたいです。

また、物事に迷った時はとにかく「やる」こと。みんな迷うと思いますが、実践するしかないんです。結局何かを生み出すには、実行することが大切だと思っています。


――リスクコンサルタントを志す人は、どのようなことを心掛けたらよいと思いますか?

私たちはリスクマネジメントのコンサルタントなので、当然リスク回避する対策を企画・実行します。その大部分は科学的な根拠に基づいて進めていると思います。でも根底は人間なので、「魂を込める」とか「果敢にチャレンジする」といった、精神力も大切です。結局、一番最後に功を奏するのは理屈ではなく「やる」という意志の力だという気がします。

さらに高校生の皆さんに伝えたいのは、人との出会いの大切さです。私がラッキーだったのは、師匠を見つけられたこと。今の会社にも3人存在していて、私にとってそれぞれが違う分野の師匠なんです。尊敬できる素晴らしい師匠たちがいたから、今日まで何とかやってこれました。

それから私は、リスクマネジメントという言葉の堅苦しい印象を払拭したいと考えています。この仕事はすごく楽しいし格好いいんだということを伝えたい。世間一般の「チェックばかりしている」イメージとは、全然違うことをもっと皆さんに知ってほしいです。



論理的で冷静というのがコンサルタントのイメージでした。しかし、仕事にはやはり気持ちや情熱が必要なのですね。リスクコンサルタントという仕事の内容や意義についてとても面白い話を聞くことができました。


【profile】ニュートン・コンサルティング株式会社 シニアコンサルタント
久野陽一郎(くの よういちろう)

ニュートン・コンサルティング株式会社
https://www.newton-consulting.co.jp

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「リスクコンサルタント」
はこんな仕事です

主に企業を対象にリスクマネジメントの実施状況を診断し、問題解決および対策法を細かく提案できるプロフェッショナル。危機管理組織の構築をはじめ、調査と分析、対策の実施など幅広く企業をサポートする。また、弁護士や経営コンサルタントら専門家と共同し、企業にアドバイスを与えることも仕事の一つだ。企業経営において不可欠な存在で、法務・財務・人事労務など各分野の知識が求められる。一般資格としては「RMCA-J(R)リスクコンサルタント(NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会)」などがある。

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