待機児童ゼロといっても、待機児童問題は解決していないってどういうこと!?

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待機児童ゼロといっても、待機児童問題は解決していないってどういうこと!?

2018.06.04

提供:マイナビ進学編集部

待機児童ゼロといっても、待機児童問題は解決していないってどういうこと!?

女子高生の将来就きたい職業では上位の常連となる保育士・幼稚園教諭。保育士というと、今は待機児童問題で人手不足と言われている職業です。現場では、どのようなことが起きているのでしょう。待機児童問題の現場と共に、課題解消に向けた今後の動きもあわせて紹介します。

この記事をまとめると

  • 日本の待機児童数は3年連続で増加中!
  • 保育現場での問題もたくさんあり、解決する必要がある
  • 多様化する保育施設と、求められる人材の育成が課題

いまだ解消しない待機児童問題

近年、待機児童問題をはじめ、乳幼児保育のための施設やそこで働く人材の不足が大きな課題となっています。待機児童数は3年連続で増え続けており、厚生労働省の調査では全国で約2万6,000人もの待機児童がいるという報告がありました。

また、保育施設が足りないだけでなく、施設内で働く人材が不足していることも問題となっています。国は2013年に設定した待機児童ゼロの目標達成時期を、2017年度末から20年度末に延期にしています。

このような状況が続けば、皆さんが将来結婚して子どもが生まれた場合、夫婦共働きを選択するのをためらってしまうかもしれませんね。

保育施設の現場が直面している新たな課題

しかし、保育園や保育士を増やすだけが、本当の意味での待機児童の問題解消につながるわけではありません。保育制度自体の見直しも必要に迫られています。

増加する食物アレルギー児の対応や、長時間保育による保育士の長時間労働など、保育現場での負担も増えています。保育制度は1947年の創設当時のままで、海外と比較しても1クラスの保育者の配置人数が少なく、クラス規模の上限がない(保育者の目が届きにくい)といった問題も発生しています。

待機児童問題は単純に待機児童の数をゼロにすることが解決なのではなく、保育現場での問題も解決する必要もあります。

さまざまな保育施設と求められる人材

政府は保育士の手当てを上げることを検討したり、現場の働き方改革などを軸に、人材不足解消に乗り出しています。

例えば保育者の業務負担を軽減するために、登園管理などをICT(Information and Communication Technology)化させるための補助を行ったり、保育補助者1名を増員したり、保育氏のキャリアアップの仕組みを構築したりしています。
また、「認定こども園」と呼ばれる幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持つ(教育と保育を一体的に行う)施設や、2歳までの受け皿となる地域型保育の施設を増やすことで、利用者の幅を広げています。

こうした待機児童解消に向けた政府の動きと共に、大学・短期大学でも既存の学部内に保育士や幼稚園教諭、特別支援学校教員を育成する学科を新設・増設するなど、変化してきています。保育・幼児教育は、日本の社会情勢に応じて裾野を広げている分野であり、教員養成大学・学部の他、多く学校でカリキュラムが設置されています。

もし幼稚園教諭と保育士資格のどちらを取得しようか迷っているのであれば、両方取得できる学部に進むと良いでしょう。認定こども園など、特定の園では両方の資格を併有していることを働く条件にしていることもあります。将来活躍の場を広げたい場合など、両方の資格を持っていることで選択が広がるかもしれません。自分の将来像に合った学科や専攻を見つけてくださいね。


【参考サイト】
文部科学省|新設予定大学一覧
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/04/12/1260213_09.pdf

厚生労働省|保育関係
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/hoiku/index.html

総務省| 2040年までの保育ニーズの将来展望と 対応の在り方
http://www.soumu.go.jp/main_content/000514930.pdf

首相官邸|保育補助者雇上強化事業
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/taikijido/pdf/h28yosan_sankou3.pdf

内閣府|認定こども園概要
http://www8.cao.go.jp/shoushi/kodomoen/gaiyou.html

厚生労働省|保育分野の現状と取組について
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/hoiku/20170922/170922hoiku02.pdf

東京都福祉保健局|保育所等におけるICT化推進事業について
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hoiku/ictsuishinjigyou.html

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASK5P5FQLK5PUTFL003.html

この記事のテーマ
教育・保育」を解説

保育所や幼稚園、小中高等学校や大学などで、子どもたちを健康に成長させ、学習能力を向上させるための教育方法を学び、研究します。教育の歴史や基本概念などの理論のほかに、教育や保育に携わる専門職(教員や保育士など)になるためには、指導技術や保育の実践的な手法などを、実習を通して学びます。このほか、生涯教育や教育に関わる地域活動など、教育と社会の結びつきや意義についても学びます。

「教育・保育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「保育・幼児教育」
はこんな学問です

児童・幼児の発達・発育を促す保育者、教育者としての知識と技能を専門的に学ぶ。主に保育士や幼稚園教諭、小学校教諭の資格取得をめざすことが目的。保育学や心理学、教育学、保健・体育学などの理論と、教育・保育実習を通して身に付けられる実践力のどちらも大切な学問である。教育系の学校のほか、健康・体育系の一部の学校でも学ぶことができる。実習は、学校附属の幼稚園、保育園などで行われるケースが多い。

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