受験生の悩みを解決!大学入学共通テスト前に確認したい3つのQ&A
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大学入学共通テストは大学入学を左右する大事な試験です。各受験生はその日に向けての勉強を積み重ねているかと思いますが、初めてのことが多くて勉強以外の面で不安を感じる部分もあるでしょう。そこで、今回は大学入学共通テストを前に受験生から多く寄せられる3つの質問に対して、Q&A形式にて紹介していきます。大学入学共通テスト前にチェックし、試験に集中できる状態にしておきましょう。
この記事をまとめると
- 重い病気や事故の場合、追試験を受けられる
- 試験会場で席についたら携帯電話の電源を切る
- 忘れものがあっても、まずは試験会場に向かおう
Q. 試験を受けられないほどの重い病気にかかった場合、どうする?
A. 風邪やインフルエンザが流行する時期。どれだけ大学入学共通テスト前まで万全の準備をしていても、試験当日にインフルエンザにかかり40度以上の高熱が出る場合もあります。あるいは試験に向かう道中で大きな事故に巻き込まれ、どうしても試験を受けられない状況になってしまうかもしれません。
こうしたやむを得ない事情で試験を受けられなかった受験生に対し、追試験が設けられています。追試験の詳細に関しては、受験案内に記載されていますので、どうしても試験を受けられない場合はそちらに連絡しましょう。追試験を受ける際には「医師の診断書」や「事故または事由が確認できる証明書など」が必要です。もし追試験を受ける場合は、こちらを忘れずに用意しておきましょう。
Q. 試験会場で自分の席に座った後、確認することはありますか?
A. 試験会場に到着して自分の席を見つけた後、受験票の番号と席の番号を照らし合わせてから座りましょう。座った後は早めにスマホや携帯電話の電源を切り、かばんにしまいます。ポケットに入れないように注意しましょう。
大学入学共通テストではスマホや携帯電話に対するチェックが厳しくなっており、場合によっては身に付けているだけで退出させられる場合も。また、音が鳴っても同様のペナルティが科せられることがあるので、必ずかばんに入れておきましょう。
スマホや携帯電話と同様に、机に出す鉛筆や消しゴムもチェックしておきます。大学入学共通テストで使える鉛筆や消しゴムは基本的に無地のものとなっており、合格祈願や格言の書かれてあるものは使えません。こちらも試験官に注意されると時間が無駄になるので事前にチェックしておきたいですね。
Q. 試験会場に着いてから忘れ物に気付いた場合、帰るべきですか?
A. 試験会場に向かう際、その道中で時計や受験票などを忘れてしまったことに気付くことがあるでしょう。最悪の場合、会場に着いてから気付いてしまうこともあり得ます。この場合、家に取りに帰るかそのまま会場へ行くか迷ってしまうと思いますが、まずは会場へ向かうことを第一に考えましょう。
受験票を忘れた場合でも、生徒手帳など受験者本人を確認できるものがあれば受験を許されることがあります。また、試験会場に設置されてある「試験場本部」では仮の受験票を発行してもらえますので、もし受験票を忘れた場合は、試験官や試験場本部に相談しましょう。
時計や筆記用具を忘れた際も、受験票と同様にまずは試験会場に向かうことを第一に考えます。筆記用具は試験会場近くのコンビニで調達し、時計は保護者などに頼んで早めに持ってきてもらうのがいいでしょう。
試験当日は受験票と時計、筆記用具、生徒手帳、お金、昼食、保険証の7つは必需品です。大学入学共通テスト前日の夜は、今一度これらが用意できてるかチェックしておきましょう。
大学入学共通テスト前日となれば緊張感も高まると思います。ですが、準備さえしておけばあとは会場にて実力を発揮するだけです。ベストコンディションで試験を受けるためにも、前日は試験会場に持っていくものや移動ルートを入念に確認しておきましょう。