大学入学共通テスト当日に雪で電車遅延!思いがけないトラブルにはどう対処したらいい?
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大学入学共通テスト当日。前日にどれだけ抜かりない準備をしていても、想像していないようなトラブルに遭遇することもあります。大事な試験当日にトラブルが発生すると慌ててしまい、普段以上に冷静さを欠いた対応をしてしまうことも。それを防ぐためにも、事前に考えられるトラブルを把握し、対応策を知っておくことが重要です。
この記事をまとめると
- 悪天候を見据えて移動方法を考えておく
- 寝坊や電車に乗り遅れても諦めない
- 忘れ物をした場合も慌てずに対処する
急な悪天候への対応を考えておこう
大学入学共通テストは1月に行われるので、時には雪が降って公共交通機関がマヒすることもあります。バスや電車の時間が遅れてしまうこともあるので、雪が降る可能性が高い場合は別の移動方法や迂回ルートも考えておきましょう。また、雪が積もると車や自転車での移動も難しくなるので、できるだけ早起きして時間の余裕を持っておくことが重要です。
大学入学共通テストでは雪で公共交通機関がマヒすると、試験時間が繰り下げられる措置が取られることもあります。2017年度の試験でも積雪によって交通機関に遅れが出た地域では、試験時間の繰り下げ措置が取られました。ただしこれらの情報は各地域によって違いが出てくるので、悪天候の場合は試験会場から発表される情報をこまめにチェックしましょう。
寝坊・交通機関を乗り間違えても最後まで諦めない!
大学入学共通テスト当日、最悪の場合ですが寝坊してしまうことがあります。寝坊した時間によっては試験開始時間までに会場へ向かうのが難しく、遅れてしまうこともあるでしょう。また、試験会場へ公共交通機関で向かう際、急な事故で遅れたり、乗り間違えたりすることもあります。
時間を追われて慌てるかもしれませんが、それで事故を起こしては元も子もありません。できるだけ慎重に試験会場へ急ぎましょう。大学入学共通テストは試験開始から20分以内であれば、入室して試験を受けられます。そのため、遅れたとしても試験を受けられる可能性は十分にあります。ただし、英語のリスニングに関しては遅れてしまうと受けられないので、注意が必要です。
筆記用具を忘れたら現地調達しよう!
試験開始直前に、用意した筆箱の中に消しゴムや鉛筆削りを忘れたことに気付くケースがあります。試験会場では貸し出しを行っていないので、筆記用具を忘れた際は近くのコンビニなどで購入して対応しましょう。
時計を忘れるケースも考えられますが、こちらは現地で用意するのが難しいこともあります。1つ目の受験科目は時計がない状態で受けて、2つ目の科目以降には間に合うように保護者の方に持って来てもらうなどの対応を取りましょう。
受験票を忘れても慌てない!
また、大学入学共通テスト当日に忘れてはいけないのが受験票です。受験票は試験を受けるために絶対必要なもの。
万が一忘れてしまった場合はすぐに仮受験票を発行してもらいましょう。
仮受験票の発行は、大学入学共通テストを受ける場所に設置されてある「試験場本部」で受け付けています。再発行には学生証(生徒手帳)か、身分証明書と写真(縦4cm×横3cm)3枚が必要になってくるので、こちらも念のため準備しておくといいでしょう。また、受験票を紛失した場合も仮発行によって対処できます。
この他にも、予想外のトラブルに見舞われることがあるかもしれません。前日までにしっかりと確認しておくことはもちろんですが、もしトラブルが起こったとしても慌てず、冷静に対応して切り抜けましょう。