【シゴトを知ろう】フードスペシャリスト 編

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【シゴトを知ろう】フードスペシャリスト 編

2018.01.18

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】フードスペシャリスト 編

食事は身体に栄養を取り入れるためだけではなく、1日の楽しみでもありますよね。今回は、安全でバランスの取れた豊かな食生活を提案する「フードスペシャリスト」の仕事を紹介します。

仕事内容について教えてくれたのは、株式会社東京創野菜の塩原玲さん。調理師や栄養士と比べるとあまり耳にしませんが、どのような仕事なのでしょうか。

この記事をまとめると

  • フードスペシャリストは調理師や企画開発者など多くの人が取得している
  • 幼い頃から食事や調理に関心を持ち続けていた
  • 食事そのものに限らず、流通について知っていると就職したときに役立つ

フードスペシャリストは、さまざまなフィールドで生かせる資格

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
フードスペシャリストとは、食事に関する総合的・体系的な知識と技術を持っていることを証明する資格の名称です。消費者に食事の楽しみ方を提案する助けになるので、食品開発や調理師といった方々が取得しています。

私の場合は加工食品卸会社の企画推進部に所属しています。加工食品の企画から開発、さらにはパッケージ製作などに一貫して携わっています。すでに立ち上がっている企画に参加する場合は、味の決定や食品表示、パッケージデザイン案を提案します。新しい企画の場合はコンセプトを考え、加工食品を製造する工場の選定を行っています。

また、海外の工場で作られた製品を輸入する業務も担っています。味覚を外国語で伝えるのは難しいので、時には現場へ足を運び、現地のスタッフとともに製品を作りあげることもあります。

<一日のスケジュール>
09:00 出社、メールチェック、製品在庫確認、受発注業務
10:00 プレゼン提案企画書の作成、製品の規格書の作成
12:00 昼食・話題の店や気になるレストランやカフェがあれば視察も兼ねる
13:00 新製品検討
18:00 退社
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
食に関するさまざまな知識を得られることですね。私は会社で製造している食品が完成するまでの全ての工程に関わっています。そのため、多くの部署の方と関わる分、より幅広い知識が得られるのです。

また、新製品や季節限定製品といった食品業界の動向や流行りをいち早くキャッチできます。サンプルとしてさまざまな食品を口にする機会があるので、食事が大好きな人にとってはブームに火がつく前に味を楽しんだり、情報を得られたりできるという魅力がある仕事です。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
製品作りのアイデアが浮かばないときや、コストを抑えるための原料選定や製造工程を考えるときには頭を悩ませます。

また、製品完成までに必要な業務は数多くあります。1つでも見落としがあると製品が製造できず、お客様や販売予定のお店、製造工場にまで迷惑をお掛けすることになってしまいます。それを防ぐためにミスは無いか、滞っている業務は無いかと1つひとつ整理しながら業務を行っています。

小さい頃から食事に対する強い関心があった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でフードスペシャリストの仕事に就きましたか?
 
物心ついた頃から食事そのものに関心を抱いていました。空腹になったから食べるのではなく、「食材の味が知りたいから食べたい」と思っていたのです。そのため、おいしい食事だけではなく、おいしくない食事を口にしたときも「なぜこの味はおいしくないのか?」と理由が知りたくなり、つい何度も口に運んで考察していました。

また、調理にも興味を持っており、家では母親が料理している姿をよく観察していました。加えて味に敏感で、鍋や包丁を経由して食材に付着したわずかな匂いを察知する力も身に付いていました。こんな私の様子を見ていた母から、これらを生かせる食品関係の道に進んでみたらどうかと勧められ、現在に至ります。
 
 
Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学では食物学部に所属し、食品に関する幅広い授業を受けていましたが、当時は目の前の勉強に取り組むだけで精一杯でした。しかし社会人になるとあまり真剣に受けていなかった授業に関連した業務もあり、後悔することが多々あります。具体的にいうと、現在の仕事に直結しているのは食品加工学や食品保存学の授業です。例えばミートソース1つを取っても、保存法には冷凍やレトルトといったさまざまな種類があります。成分に対して、どの保存法が適切なのかといった考え方が加工食品を作る現在の仕事に生きているのだと感じます。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生の頃は美容師に憧れていました。漠然と美容系の仕事に魅力を感じていましたし、長期間学校に通うより、手に職を付けたいと思っていたのです。しかし、両親の勧めがあって食物学部のある大学を選びました。食事や調理が大好きだった私に両親が進学を後押ししてくれたおかげで、幼い頃から好きだと思っていた分野の仕事に就くことができました。

食事を取る機会が多いので、食べることが好きな人にとっては天職

Q7. どういう人がフードスペシャリストの仕事に向いていると思いますか?
 
まずは食に興味がある人ですね。製品作りには、試食を何十回も繰り返さなくてはならない場面があります。それにリサーチのために複数軒のお店を食べ歩き、繰り返し同じメニューを食べて味の違いを確認しなければなりません。食事そのものが仕事になりますので、食べることが好きな人ほど仕事を楽しめると思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
フードスペシャリストは広く認知されている資格ではありませんが、取得するには食品に関するあらゆる分野の勉強が必要です。流通や食事の提案といった幅広い知識は食品業界に就職した際、すぐに生かせます。もちろんこの資格に限らず、生活の中で得られる思いもよらない知識や情報が将来の仕事に役立つ場面があると思いますので、さまざまなことに挑戦してみてほしいと思います。


フードスペシャリストの資格は、資格を認定している協会が指定した学校で取得することができますので、皆さんも進路を選ぶ際には、その学校で取得できる資格についても注目してみると良いかもしれませんね。
 
 
【profile】株式会社東京創野菜 営業本部 企画推進課 塩原玲
【取材協力】公益社団法人 日本フードスペシャリスト協会

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「フードスペシャリスト」
はこんな仕事です

消費者に、安全でバランスの取れた豊かな食生活を提案する仕事。該当する大学・短期大学の学科で必修単位を履修し、資格認定試験に合格することが必須。食関連の資格の中でも、総合的・体系的な知識と技術が身に付き信頼度も高い。よく比較される栄養士が、健康と栄養面に主眼を置くのに対し、フードスペシャリストは「おいしさ」「楽しさ」「おもてなし」が食の本質であると位置付けている。高度な専門性を駆使した活躍分野は、製造開発、流通、小売、飲食など食品業界の広範囲にわたる。

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