大学入学共通テスト直前! 最後にできる悪あがき
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大学入学共通テストは日頃の努力がものをいう試験です。誰もが高得点を取るための対策をしており、その中で1点でも多く点数を取るためには、試験直前まで粘りを見せることが重要です。試験直前になっても受験生にできることは多く、その時間を有効に活用すれば試験結果に違いが出てくるはず。そこで、今回は大学入学共通テスト直前にできる最後の悪あがきを紹介します。
この記事をまとめると
- 試験直前まで覚えた内容を思い出す練習を心掛ける
- 睡眠時間を管理して、頭がよく働く状態にする
- 徹夜だけはしてはいけない
試験直前まで思い出すトレーニング!
受験勉強で英単語や古文単語、社会科目で問われる知識の暗記をしているかと思います。これらの知識は基本中の基本。大学入学共通テスト直前までやっておきたいことが、この暗記した知識を「思い出す」トレーニングです。
どれだけ多くの知識を覚えたとしても、試験で使えないと意味がありません。そのため、大学入学共通テスト直前まで小テストで構わないので、自分の覚えている内容がきちんとアウトプットできるか確認しておきましょう。覚える練習を繰り返すよりも、小テストを繰り返したほうが定着度は大きいですし、問題を解くトレーニングにもなります。
睡眠時間を管理して体を試験モードに
受験生は、夜遅くまで勉強する人が多いかと思います。しかし、大学入学共通テスト直前には、生活リズムを朝型へ変更しておきましょう。朝から頭が働く人と働かない人では、同じ試験問題を前にしても理解度に差が出てきます。
人の体は簡単に朝型へ移行しないので、1月ぐらいから朝型へ移行するように体調を整えるのがいいでしょう。難しい場合は、試験前日は普段寝ている時間の1時間前に布団に入るのがベストです。人は横になって目をつぶるだけでスリープモードに入るので、次第に眠くなってきます。
試験当日は早起きして、心身ともに余裕を持つ
脳は朝起きてから3時間たってはじめて覚醒するといわれています。そのため、試験当日は遅くとも家を出る2時間前には目覚ましをセットし、試験時間にちょうど頭が働くようにしておくのがベストです。
試験当日に早起きをするメリットは、これだけではありません。大雪や事故など思わぬハプニングがあった際にも、時間に余裕があれば対処できます。トラブルや緊張を避けるためにも、大学入学共通テスト当日は早起きを心掛けましょう。
点数が取れる自分をイメージする
大学入学共通テストの会場に行くと、どれだけ気合が十分であっても独特の雰囲気にのまれてしまい、圧倒されてしまうこともあるでしょう。そういうときは、できるだけ点数が取れるイメージを頭の中で膨らませておきます。
スポーツ選手は何度も練習を行い、その上で常に頭の中で最高のパフォーマンスをイメージしています。いわゆるイメージトレーニングです。皆さんも同じく、大学入学共通テスト当日は「受かる」イメージを必ず頭に描いておきましょう。
人間は不安を感じると心が折れてしまうところもあるので、成功するイメージを作っておくことが重要です。試験後の自分をイメージすることで、自然と自信が湧いてくると共に、試験問題を解く際のモチベーションにもつながります。
徹夜は絶対ダメ!
大学入学共通テスト直前や当日までに少しでも多く知識をつめこんでおきたいという人もいるかもしれません。しかし、徹夜だけは絶対にしないようにしましょう。これは悪あがきというよりも、無謀な行動でしかありません。
徹夜で単語や公式を覚えても、それ以上に睡眠を取らないことで脳に掛かる負担の方が大きくなってしまいます。これでは1年間勉強した実力も発揮されず、せっかくの努力が無駄になってしまいます。
大学入学共通テスト前日はあくまでしっかり睡眠を取り、そして当日は知識のアウトプットを最後まで意識し、「自信」につながる悪あがきを行いましょう。