【シゴトを知ろう】特殊効果スタッフ 編

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【シゴトを知ろう】特殊効果スタッフ 編

2018.01.11

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】特殊効果スタッフ 編

私たちが足を運ぶ舞台やコンサートといった数々のイベントでは、会場を盛り上げるための演出効果が欠かせません。その中でも、特に観客を楽しませるために必要となる演出を担っている特殊効果スタッフの仕事について、有限会社酸京クラウドに勤める戸塚洋美さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • スモークやキャノン砲、炎など、さまざまな演出でイベントを彩る
  • 特別なスキルがなくても、人間性を重視されて夢の仕事に就けた
  • 働く時間が不規則なときがあるけれど、フォロー体制もしっかり

キャノン砲で会場を盛り上げる! お客さまを喜ばせるのがやりがい

液化炭酸ガスの重たいボンベを持ち上げる戸塚さん

液化炭酸ガスの重たいボンベを持ち上げる戸塚さん

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

特殊効果とは、舞台やコンサート、ファッションショーなどのイベント、テレビ番組などでその場を盛り上げるために行う演出のことです。

ドライアイスを使ったスモークや高圧ガスの勢いでさまざまなものを空中に飛ばすキャノン砲、銀テープ、炎、風、ミスト(霧)、炭酸ガスなどで空間を演出します。また、酸素ボンベなどの配達作業も行っています。

<イベントがない日のスケジュール>
10:00 出社
10:30 酸素ボンベなどの配達
13:30 機材のメンテナンスやイベントに使う機材の準備
18:30 退社

<イベントがある日のスケジュール>
07:00 現場入り、演出作業開始
23:00 仕事終了
※イベントによっては、仕事終了が深夜になることも。
※照明や音響のスタッフが準備をしている間は特殊効果のスタッフは何もできないので、待ち時間となる場合が多い。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

特殊効果の仕事はイベントの盛り上げ役で、キャノン砲を打ち放ったり炎を出したりしてお客さまを楽しませます。お客さまがびっくりしたり大笑いしてくれたりすると、私もうれしいですね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

特殊効果に使う道具が重いときは大変です。酸素ボンベは、重いものだと80kgもあるんです。基本的に女性も男性も同じ仕事をするのですが、体力的に難しい場合は、男性の先輩や上司がフォローしてくれます。

また、イベントによっては24時間近く会場にいる場合があり、待ち時間に仮眠を取ろうとしても明るい時間帯だとなかなか眠れないのがつらいですね。

高校生で抱いた夢が現実に。夢のきっかけはダンスイベント

音楽イベントの定番、炭酸ガス噴射

音楽イベントの定番、炭酸ガス噴射

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

高校生の頃、最初は照明スタッフを目指していました。姉が通っていた学校のダンスイベントで、色が変わる照明を見て感動したのがきっかけです。

その後、別のイベントでバラエティに富んだ仕掛けができる特殊効果に興味を持ったのですが、特殊効果について学べる専門学校が周囲にはなかったので、照明技術を学ぶ専門学校に進学しました。

専門学校を卒業後、弊社で特殊効果スタッフを募集していることを知って応募しました。当時は特殊効果に関する知識はあまりなかったのですが、採用されて現在に至っています。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

俳優やミュージシャンを目指す人から音響、照明、舞台デザインなど裏方の仕事を志望する人まで幅広く学べる、総合エンターテインメントの専門学校に通いました。照明に関する学習がメインでしたが、良かったのは特殊効果の仕事でも必要となるケーブルの巻き方や業界の専門用語を学べたことです。

ただ、仕事に必要な実践的なスキルはやはり現場で学ぶことが多いです。現場は学校での2~3倍の学びがありますね。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校時代から照明や特殊効果の仕事をしたいと思っていたので、夢がかなってうれしいです。そして、エンターテインメントの専門学校に通っていたとはいえ、照明が専門で特殊効果についてはあまりスキルがない私の人間性を見てくれる会社に入って良かったと思っています。入社してからたくさんのことを教えてもらいました。

「人を喜ばせたい!」という気持ちが大切

Q7. どういう人が特殊効果スタッフに向いていると思いますか?

帰宅が遅くなることがありますし、いろいろな現場に赴きます。普通の会社員のような仕事ではないので体力が必要ですし、スキルも身に付けなければなりません。そのため、知らないことを柔軟に受け入れて学べる人が向いています。

入社して2、3年たつと現場を任されることがあるので、自分で特殊効果による演出方法を考えて依頼主に提案し、実行する力も求められます。そういった力は意欲と結びついているので、人を喜ばせる、楽しませる、驚かせることが好きな人に向いている仕事だと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

特殊効果の仕事では、お客さまをいかに楽しませるか、感動してもらうかを自分の頭で考えることが必要となってきます。仕事に慣れてくれば現場を任されるようになるので、裏方エンターテイナーとして活躍できる醍醐味もありますよ。

実は、イベント関連の仕事はもっとブラックかなと想像していたのですが、きちんと休みも取れるホワイトな職場でした(笑)。勤務時間が不規則だったり、覚えることがたくさんあったりしますが、先輩や上司が優しくしっかりフォローしてくれるので安心です。


舞台の裏で活躍しながらも、大勢の人々に喜びや感動を与える表のきらびやかな演出を彩れる仕事があることを知ることができました。

体力が必要とされる面もあるようですが、イベントに参加することが好きで、場を盛り上げたり人を喜ばせたりすることに興味がある人は、特殊効果スタッフの仕事に就く道を視野に入れてはいかがでしょうか。


【profile】有限会社酸京クラウド 特殊効果スタッフ 戸塚洋美

有限会社酸京クラウド http://sankyocloud.co.jp/

取材協力:有限会社酸京クラウド

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「特殊効果スタッフ」
はこんな仕事です

映画やテレビ番組、ライブイベントなどで、花火・炎・スモークといった特殊効果を担当する仕事。ほかにもイベントやショーでは噴水、紙吹雪、シャボン玉などを視覚効果として導入したり、映画やテレビドラマなどでは、雨や雪などの自然現象を再現したりする。なお、特殊効果用煙火の使用には、火薬類取締法や消防法といった法律が関わってくる。また、火薬や高圧ガスは、取り扱いや保管に許認可が必要であるため、まずは特殊効果を専門とする会社に就職しなければ業務に携わることができない。

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